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「へんないきもの」 早川いくを [本ノンフィクションいろいろ]

「へんないきもの」 著:早川いくを (basilico) 6.5点

こんな生き物本当にいるの!?という生き物を集めた本。

ぱらっとページをめくった時に、「150度の高熱にも絶対零度にも、真空にも、乾燥にも、6000気圧もの高圧や放射能にも耐える」というクマムシ のページを見て、「どんな過酷な状態でも平気な生物がいるなんて凄すぎる~!」と感動して衝動買い。

他にも「ミミックオクトパス」というカニ、ヒトデ、海蛇、etc・・と30種類近くに擬態できるタコや、3時間食べないと死んでしまうネズミの話など、面白い生き物がたくさん紹介されていた。

昨年8月発売で、2ヶ月後の10月には6版になっていたので、かなり売れ売れだったらしい。

惜しいのは、生き物紹介は、見開き2ページで、片方に文章、片方にイラストの構成なのだけど、文字がかなり大きく(だからあっという間に読める)説明が少ない事と(強調したい単語が、太文字になっているので、何となくネットで文章を読んでいる気持ちにもなる)、イラストがカラーではないので(これはしょうがないけど)、実物とはかなり印象が違ってしまう場合がある事。

こんな生き物が存在するのか~と目録みたいな感じで読むには楽しいと思う。興味を持ったら別の本とか、ネットで調べると面白い。

上記のクマムシも、この本を読んで「最強無敵の生き物なのか!?」とか思ってしまったが、調べて見ると無敵状態なのは、クマムシを乾燥させ休眠状態になった時のみらしい。

ちょっと点数が低いのは、上記2点以上に、文章が自分とは合わなかったので。「眼鏡を外した横山やすしより見えない」とか「ポール牧のゆびパッチンより・・」など、ウームと思ってしまう例えとか、文章が割とあったのだ。

変に狙った文章を書かなくても、生物の説明だけで充分に面白いと思うんだけどな。残念。

 


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