「宇宙戦争」 [映画:SF・アクション]
レンタルで「宇宙戦争」を借りてきた。
話の大筋は原作を読んでいて知っていたので、冒頭の部分では「あっ!」と思った。
前半、パニック映画としては、とても良くできている。
不気味な前兆現象、襲い来る宇宙人、破壊される街並み、逃げ惑う人々・・そういうのが、迫力満点で映像化されている。
SF映画はお金かけてると違うなぁ・・とか思ってしまった(^^;)。
後半近くまで侵略者の恐怖と、それに対して有効な手を持たない人類の無力さを上手く描き出し、緊迫感溢れる展開になっていて感心。とにかく、怖くてドキドキする。
しかし、ラスト近くになって、アメリカ映画というべきか、「人間もやられてばかりじゃない!」というフューチャーを入れてしまった為、今まで凶悪に強かった侵略者の「何でこんなことでやられちゃうの?」的な変な弱さが露呈。
また、大団円に持ち込もうとして、ご都合主義的な展開が続くのにもガッカリ。
何となく、前半パニックシーンがすばらしいが、主人公を巡るストーリーはご都合主義で突っ込みどころ満載だった「デイ・アフター・トゥモロー 」を思い出してしまった。
というように後半ちょっと残念な展開になるが(あまりの展開に、もしかしてこのシーンは登場人物が見ている夢か??と思って見てしまった(^^;))、それでも、侵略者の恐怖を上手く映像にした作品であり、パニック映画などが好きな人なら楽しめると思う。
それにしても、大阪人はどうやってあのロボットを倒したんだろう??気になる~!!
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