「ウルビーノのヴィーナス」見てきた [その他]
ぽっかり時間ができたので、見たいと思っていた国立西洋博物館で開催中の「ウルビーノのヴィーナス展」に行ってきました。
目玉はティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」だったけど、他もヴィーナスに関する展示物がいっぱい。
「ウルビーノのヴィーナス」は、イタリアのウフィツィ美術館のもので、一度そこで見ているはずなんだけど、全く見た記憶が無い(^^;)。
ウフィツィ美術館には、ボッティチェリの有名な作品が2枚(「ヴィーナスの誕生」「春」)あって、それがあまりにすごかったので、他の印象が薄くなってしまった気がする。
で、今回じっくり見てきたけど、なかなかよかったです(^^)。
もう1つ、ティツィアーノの似たようなポーズのヴィーナスがあったけど、「ウルビーノのヴィーナス」の方が表情が蠱惑的で印象に残りました。
裸のヴィーナスをいっぱい見てきたけど、みんなムッチリしていた。昔はこんな感じの女性が魅力的だったんだろうなーと、改めて痩せが賞賛される現代とのギャップを感じた。
他に印象に残ったのは、展示してあった写本。
これが手書きなの?って思ってしまうぐらい、挿絵も文字もキレイ。
中世、本が非常に高価だったというのが納得できるものでした。
ちなみに、平日の午前中、かなり早く行ったんだけど思ったより混んでた。
そして、平均年齢が非常に高かった。年配の方が夫婦で来てるって人が目立った。悠悠自適な老後って感じ。ちょっといいな~。
行ってきたんですね~最近展覧会系は平日昼間もけっこう混んでます。おばさまグループが展示物とまったく無関係の話をしながら、移動せず・・・ってのが多くて、展覧会から足が遠のいていたこの頃です(^_^;)
やっぱり同じ構図でもウルビーノは魅力的ですねー。
定年すぎたら、イタリアはゆっくり行ってみたいです。フィレンツェオンリー1週間とか。
by ちょび (2008-04-17 13:18)
ちょびさんの感想に触発されて、奮起しました(笑)。
イタリアは、見る所が多いので、確かに1つに街に滞在してじっくり見るというのが正解な気がします。
ローマには3日ほど滞在しましたが、美術館などのやってる時間が短い、点在しているので、移動に時間がかかる、そして「見る所がありすぎる!」って事で、一生懸命見た割には、あれも見てない、これも見てない状態になっちゃいました。
老後じっくり・・・夢ですね~(^^)。
by choko (2008-04-17 15:57)