「痩せる食べ方ダイエット-確実にウエストが細くなり、病気を遠ざける」間違っちゃいないんだろうけど・・・ [本:ダイエット・掃除・クッキング]
痩せる食べ方ダイエット―確実にウエストが細くなり、病気を遠ざける
- 作者: 美波 紀子
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
ダイエットに成功した著者が、メタボな自分の旦那をダイエット成功に導く本。
自分の減量の為じゃなく、この本と同じ状況、旦那のメタボ対策の為に読んでみた。
私が食事の見直しをして、日々の献立を変えただけで、自然に3キロほど痩せた旦那。
でも、その後が減らない。
もっと減ってもいいのに、不思議だなーと思ってたんだけど、この著者の旦那が男性の一日消費カロリーを、実際より多めに考えていたのと同じ様に、私も旦那の消費カロリーを多めに計算していた。
2500kcalぐらいだと思っていたら、年齢なども考慮して計算すると2200kcalぐらいに抑えないとダメだったらしい。
減らないわけだ。
この本に書いてある事は、基本的に間違っていない。
一日に食べた食事を振り返ってみると予想以上に食べてるとか、ダイエットに運動が必要だとか、カロリーを低く抑えるためにはどうすればよいのかとか・・・ダイエット基礎知識と、食事の工夫中心な内容の本である。
ただ、著者の主観による押し付けが気になったので点数低め。
朝、体重を量る時は、絶対パジャマを脱いで量らないとダメだとか、朝抜くと、昼に油っこいものを食べてしまうので、絶対朝は食べなければいけないとか、夜の摂取カロリーが一日の摂取カロリーの40%以上だと絶対ダイエットできないとか・・・ほかにもいろいろ。
効率の良いダイエット方法というのはあると思うけど、合っているダイエット方法は人それぞれ。
「これは絶対ダメ!」というのは、体に負担がかかりすぎるもの以外は無いと思う。
実際、私は朝抜いても昼そんなに食べないし(旦那は弁当なので、朝抜きでも食べる量が決まってる)、私がダイエットした時、夜の摂取カロリーは一日の摂取カロリーの40~60%(一日1600kcalの内800kcal前後夜食べてた)でした(^^;)効率が悪いのかもしれないけど、ちゃんと半年で12キロぐらい痩せた。
また、昨年出た本なのに、基本的な知識が古いのも気になった。
有酸素運動は20分以上しなければ脂肪が燃焼しない・・とか、最近は否定する説が出ているものも、それを検証せず、そのまま書いてある。
他にも、そういう過去の常識になりつつある主張がちらほら。
ダイエット本を出すなら、もうちょっと新しい説にも目を向けて欲しい。
という事で、そんなに得る物が無かった本。
見当違いの事が書いてある訳ではないので、ダイエットの基礎知識を得たい人なら読んでもいいかな。
でも、それだったらもっといい本が他にもありそうだ。
まぁ、ご主人に説明する口調で書いてあるので、わかりやすいと言えばわかりやすいんだけど。
そうそう、著者が偉そうに、旦那にあーだこーだとダイエットのウンチクをたれるのが、自分の姿と重なってすごく嫌だったというのも点数が低い理由。
人のふり見てわがふり直せ・・・・
旦那にごちゃごちゃ言うのやめました(^^;)。
それだけは、読んでよかったかも。
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