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「カンボジア、いま-クメール・ルージュと内戦の大地」 [本ノンフィクション:ジェノサイド]

カンボジア、いま―クメール・ルージュと内戦の大地

カンボジア、いま―クメール・ルージュと内戦の大地

  • 作者: 高沢 皓司
  • 出版社/メーカー: 新泉社
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: 単行本

6.5点

ポルポト派・クメール・ルージュにより、国民の大量虐殺が行われたカンボジア。

現在のカンボジアはどうなってるのかなーと思ったので、図書館で借りて読んだんだけど、出版が1993年、自分が読みたかったのは「いま」なので、古すぎたみたい(^^;)。

内容も、半分が写真、また仕方がないんだけど、ポルポト派支配下のカンボジアの様子の説明も多く、ポルポト支配から脱した直後のカンボジアの様子を知るとしても、少し物足りないものに。

ポルポト派が駆逐され、それでもタイ国境付近に潜伏し、抵抗を続けていた時期、選挙にもポルポト派がでようとしていた時期、ポルポト派支配からの開放直後のカンボジアの情勢をざっと知りたい人向け。

大量虐殺を行ったポルポト派が、選挙に候補者を出そうとしたり、またポルポト派を指示する人が残っていたりというのを、当時不思議に思っていたんだけど、その辺りの理由が書いてあるのは、参考になった。


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