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「モンゴルンルン」モンゴル紹介の本なんだけど、小学生の教科書か!?レベルの落書きが満載(-_-;) [本ノンフィクションいろいろ]


モンゴルンルン

モンゴルンルン

  • 作者: 太田 千絵
  • 出版社/メーカー: イカロス出版
  • 発売日: 2008/09/27
  • メディア: 単行本

5点

モンゴルの文化、生活などを紹介している本。
カラーで、写真もたくさん掲載されていて、
真面目にモンゴルを紹介しようとする気持ちがあるのはわかる。

伝統的な遊牧民の生活をしている人もまだまだいるけど、
都市部に住む人々の生活が、近代化の波に飲み込まれ劇的に変わりつつある様子や、
その中でも残っているモンゴル独自の習慣なども紹介されている。

全編カラーで、写真も豊富。

本の根幹を成すものはとてもよいのだ。

しかし、途中で読むのが苦痛になってしまった。

それは、大量に掲載されている写真に書き込まれた、「落書き」や「噴出し」。

小学生の教科書に掲載されている、夏目漱石などの著名人の写真や、歴史のワンシーンの絵、
写真などに落書きした人は多いと思う。

大量に掲載された写真の多くに、噴出しと台詞、効果音などが書き込んであるのだ。

「モンゴルの広い大地と青い空の写真」。

その中央に

「ひろびろ~」


なんて書いてあるのだ・・・_| ̄|○綺麗な写真が台無し。

馬・羊などの写真にも、勝手に噴き出しが。

太った人が寝ている写真には、おなかの周りに波線が引いてあり「ぷよぷよ」と書き込んである。
市場に並ぶ解体された動物の写真には「ギョ!!」「ギョギョギョ!!」みたいな、擬音が。
着飾った人の写真には「キ・レ・イ?」と書き込んであるし・・・。

大量に掲載されている写真の大半がこんな感じ。

内容も小学生の落書きレベルで、ページを捲っても捲っても、延々とそれが続く。

カラーで掲載された写真を見て、想像力を働かせる余地もなく、
目に飛び込んでくるこれらの噴出しや書き込みの数々。
面白く無いギャグを無理矢理見せ付けられている気分になってしまう。

また、無意味な書き込みが多い為、写真の補足なんだか、適当に書いたことなのか、
わからなくなってしまっている。

本の内容事態は、真面目な為、それを払拭しようとしたのかもしれないけど、
写真に写っている人を小馬鹿にしたような書き込みなどもあり、不愉快なものもあった。

友達同士で旅行の写真を見せ合う時のおふざけならともかく、
市販本でこれをやっちゃいけないと思った。

この落書きのセンスを許せるか、許せないかで、評価が変わると思う。
私はダメだった。

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コメント 4

コステロ

アマゾンのカスタマーイメージで、実際のページを見てみましたが
確かにあそこまで書き込みが多いと、読んでいて鬱陶しいですね。

『ルンルン』な雰囲気を出そうとしてやりすぎた、ってところでしょうか。
by コステロ (2009-05-02 09:20) 

choko

コステロさん

アマゾンで内容見られましたか。

量が多すぎですよね~!
せっかくカラー写真満載なのにほんと勿体無いです(>_<)。
by choko (2009-05-02 13:27) 

bb

確かに。でも取材力はあると思います。
by bb (2017-04-11 22:19) 

choko

bbさん

はじめまして、コメントありがとうございます♪
放置してたので、レスが遅くなってすみません(^_^;)。

そうなんですよね、取材力はちゃんとあるし、
内容も真面目だった分、勿体無いなぁと。
好みだとは思うんですけど(^_^;)。


by choko (2017-06-10 17:59) 

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