「片付けられない女魂」面白い上、片付けのモチベーションが急上昇V(≧∇≦)V [本:ダイエット・掃除・クッキング]
9点
最近めぐり合った「これぞっ!」という2冊の内の、もう一冊。
「これぞっ!」と思った本が、一冊は寄生虫本で、もう一冊が汚部屋本というのは、
人としてちょっとまずい気もしますが、そう思ってしまったのでしょうがないです(^^;)。
この本は、10年以上まったく片付けをしていなかった著者が、
奮起して片付けを始め、その経過をブログに綴ったものの書籍化。
汚部屋・片付け系ブログはいくつか読んだけど、このブログが一番面白く、
さすが書籍化されただけのことはあるなーと思った。
本の元になったブログは書籍タイトルと同じ「片付けられない女魂」。
ブログと本の内容は同じだけど、ブログって大量の記事をまとめて読もうとすると
とても読みにくいので書籍で読むほうが楽。
ただ、掲載されている写真は、ブログだとカラーで見られるので、ブログの方がいい。
最近流行の「物を捨ててスッキリ」系の片付け本の場合、いろいろなアドバイスが載っていて
それはそれで参考になるんだけど、読んだ時点や、アドバイスに従って行動を開始した直後、
「それは自分には無理です・・_| ̄|○」
と思ってしまうことも多い。
あー、やっぱり私にはスッキリ暮らすのは無理だーーー
と、挫折感を味わうこともしばしば。
しかし、この本の場合、著者の試行錯誤や心の葛藤が綴られていて(それも笑える)、
部分部分で共感できればOK!!なのがいい。
「溜まりに溜まったホコリがメンボウでごっそり取れると快感」とか
「古新聞を出さないと、次が大変になるけど、誰も困らないからいいやーと放置してて、
気がつけば大量の古新聞に呆然・・」とか、
どうでもいいことではあるんだけど、わかるわかると共感できるのも嬉しい(^_^;)
(共感できる時点でまずいのかもしれないけど)。
古新聞と言えば、学生時代「新聞の切り抜き」にはまった私。
しかし、すぐ飽きて新聞は溜まる一方。
でも、そのうち切抜きを・・・と思い捨てられない。
学生時代は6畳一間の下宿住まい。
新聞を置く場所がなくなったので、近所の先輩宅(二部屋あった)に一年ぐらい置いて貰いました
(畳一畳占領してたはず)。
先輩が卒業する時、「邪魔だった」とか、かなり文句を言われつつ捨てた(爆)。
ま、それはおいておいて、共感できるし、
著者が自分の心と会話しつつ片付けてるのを読むと、
「うおおおおお、私も~片付けする~!!!」
と、異常なほどモチベーションがアップ!
寝る前に読んだりすると、かなり大変(^^;)。
片付けだけじゃなく、日々のエピソードも笑えるものが多く、
楽しんだ上、片付けも頑張れるというお得な一冊!!
ここしばらく、片付けのモチベーションが上がらず困っていた私には
天の助けのような本でした(*^▽^*)!!
ここ数年、納戸状態で気になってた部屋の片付け格段に進んで嬉しい~!
著者も書いているけど、「片付けなきゃ」って心のどこかで意識してるのが
ストレスなんだよね~。
私の場合、使っていない二部屋が納戸状態。
気にしなければそのまま放置しても困らない(物-主に本-が行方不明になるけど)のが、
片付けがなかなか進まない理由でもあった。
最初はこんな部屋だったのが、どう変わったかは、ブログか本を読んでください。
まだ片付けは続いてるみたいだけど(^^;)。
ちなみに我が家の納戸状態の部屋の片付けもまだ終わってません・・進んだだけ。
だらだらでも、ちまちまでも、やっていれば、きっとその内終わる・・・
というのを教えてくれる本でもあります。
頑張ろ~!!
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