「渚にて」かなり原作に忠実。地味だけどじんわりくる映画です [映画:SF・アクション]
7.5点
ネビル・シュート原作「渚にて」を映画化した作品。
核戦争で静かに破滅する地球を描いた作品。
物語の舞台はオーストラリア。
北半球はすでに放射能によって死滅しており、放射能汚染が南半球にも徐々に迫りくる。
オーストラリアに住む人々が、最後の日までどう過ごすのか、最後をどう迎えるのかを描いた作品。
原作は、世界が静かに破滅していく様を描いた作品で、映画の方もかなり原作に忠実な内容になっている。
ストーリーに関しての感想は、原作の感想(上記リンク)で書いたので、興味のある方はそちらを。
原作に忠実な分、どうしても、緻密に書き込まれている原作の方が面白くなってしまうのだけど、
本より映画の方が敷居が低い。
静かに滅びていく切なく悲しい世界を垣間見たい方で、原作を読むまでは・・って方にお勧め!
映画でも、十分それが堪能できます♪
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