「本当は怖ろしい漢字」小林朝夫著:漢字の由来いろいろ [その他]
7点
帯には
「七」は切腹で飛び散った腸の形
「了」は両腕を失った子供の形
「県」は逆さにした生首の形
「号」は生き埋めにされた人の形
と、おどろおどろしい漢字の由来が載っている。
前半1/3くらいが、タイトル「本当は怖ろしい漢字」に沿ったもの。
ただ、漢字の由来って諸説あるわけで、どれが正しいのかわからないものもたくさん。
タイトルに合わせようと、無理に、おどろおどろしい説のみ引用してるじゃないか?と思える部分もあった。
後半は、あまりおどろおどろしくない漢字の由来。
実は、こちらの方が、無理が感じられず、いろいろ書いてあって面白く読めた。
漢字の形の由来だけでなく、漢字にまつわるエピソード・雑学もたくさん。
前述したように、漢字の形の由来は、諸説あるので、まんま鵜呑みにしないで、
一つの説として読むのが正解かな?
漢字の成り立ちのエピソードを知ることで、その漢字を覚えやすくなったりもするかも。
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