「宝石・鉱物手帳-神秘の石の世界をのぞいてみよう (大人の遠足BOOK)」青木正博監修:うーん、中途半端 [その他]
宝石・鉱物手帳-神秘の石の世界をのぞいてみよう (大人の遠足BOOK)
- 作者: 地質情報整備活用機構
- 出版社/メーカー: ジェイティビィパブリッシング
- 発売日: 2008/12/26
- メディア: 単行本
色別に鉱物・宝石を分け、基本1ページに一つの鉱物を、写真付きで紹介した本。
説明文が短い割に、専門的な事が書いてあったり、その割には鉱物・宝石のデータに、
組成式表記の部分がなかったり(説明文でたまに紹介されている)。
そうかと思うと、初心者向けなトリビアが中心の文もあったり、内容にムラがある感じで、
(2人の執筆者がいるようで、それぞれのカラー?)全体的に中途半端、消化不良な感。
鉱物・宝石ハンドブックとしてなら、もっと他にいい本があると思う。
『宝石のデータ』に、『組成式表記』は必須なんかぁぁぁ!
・・・と思った今回の投稿でありました(笑
by コステロ (2012-10-31 10:28)
コステロさん
そうなんですよ、「宝石」はともかく、「鉱物」は必要なのです(笑)。
例えばなんですが、見た目がそっくりなカレーが数種類並んでいるとします。
名前も、「ファンシー」とか「ナポレオン」とか、中身が想像できない名前だとすると、
それを食べずにどんなカレーか判断にするには、材料がわかればいいですよね。
「ファンシーカレー」は豚と玉ねぎとにんじんと固形カレールー、
「ナポレオンカレー」にはホタテと海老とナスとタイカレーペーストでできてる、みたいな。
カレーの材料の「豚」とか「にんじん」とかが、鉱物で言う
「アルミニウム」とか「マンガン」とかになるんですよ。
見た目だと似てるし何だかわからない、だから組成式が欲しいと。
実際、私もいろいろ読むまで、鉱物とか、見かけや、
ちょっとした事で判別できるもんだとばっかり思ってました(^^;)。
でも、実際は、専門家でもX線とか使わないと判別できないものも多くてびっくりです。
by choko (2012-10-31 23:09)
なるほど!非常に判りやすいたとえで納得しました!
・・・が。
確かに納得はしましたが、鉱物を組成する物質が
人参とか豚肉とかに例えるほど身近なモノとは思えないので、
それを「鉱物組成レシピ」として理解できてしまうちょこさんは、
既に立派な“鉱物マニア”なのではないか、と(笑
by コステロ (2012-11-01 13:07)
コステロさん
>既に立派な“鉱物マニア”なのではないか
いやいや、全然そんなことはないっ!ですよと言い切ります(笑)。
カレーショップガイドを見るだけで、全然訪問せず、
カレーレシピ集を買っても自宅で作らない、そういう人を、
カレーマニアとは言わないのと同じで(しつこくまたカレー(笑))。
ちなみに、例えがカレーだったのは、カレーを食べた直後にコメントを書いたからです。
パンを食べた後だったら、「小麦80%」で「ライ麦20%」とかの例えを出した気が(笑)。
by choko (2012-11-02 01:49)