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「モールス」マット・リーヴス監督:少年と謎の少女の心の触れ合いを描く、ホラー恋愛映画 [映画:SF・アクション]

モールス [Blu-ray]

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7点

2008年に公開されたスウェーデン映画「ぼくのエリ 200歳の少女」のリメイク作品。

学校で3人の少年に目をつけられ、イジメを受ける小柄で華奢な少年オーウェン。
両親は離婚調停真っ最中。
少年の隣の部屋に少女とその父親が越してくる。
雪の中でも裸足で、「友達にはなれない」と言い切るその少女。
孤独な2人は徐々に惹かれ合っていくが、その頃、近隣では謎の猟奇殺人事件が頻発するように。

元になった映画のタイトルからもわかるようにヴァンパイア物。
以前、この映画の予告を見た時、「きっとヴァンパイアものだろうなー」って感じを受けたし。
予告を見たのもタイトルもすっかり忘れていたんだけど、この映画、
アメリカとイギリスの合作映画のせいか、映像がヨーロッパ映画調というか、
雰囲気がよく印象的なシーンがいくつかあり、予告でそれを覚えていたせいで、
見始めてすぐ、「あっ予告を見た映画だ!きっとヴァンパイア物だ」ってわかった。

ということで、少女と少年が親交を深める雪が積もるアパートの中庭の映像など、
印象的な映像が多いです。

ヴァンパイアである少女が普通の少女の感性を持っていながらも、人の生き血を飲まなければ
生きていけない切なさなどが、彼女に惹かれる少年の目を通して、丁寧に描かれていたのは好印象。
ヴァンパイアの悲哀としてはよくあるテーマだけど、少年と少女のラブロマンスに絡めてあるのが、
ちょっと目新しい。

ただ、全然怖くない(^_^;)。
本気で怖くない。
ついでに、私は、恋愛映画は興味なし。

ということで、なかなかいい映画ではあったけど、自分的には見ても見なくてもよい映画でした。
ヴァンパイアもので切ない系が見たい人にお勧め♪
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