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「舞台裏の神々-指揮者と楽員の楽屋話」ルーベルト・シェトレ著:面白い話とわからない話が混在(^^;) [音楽]

舞台裏の神々―指揮者と楽員の楽屋話

舞台裏の神々―指揮者と楽員の楽屋話

  • 作者: Rupert Sch¨ottle
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 2004/11/01
  • メディア: 単行本
7点

元ウィーンフィルのチェリストによる、クラッシックの舞台裏話。
最初の章がオペラ「薔薇の騎士」に関する話で、「薔薇の騎士」を全然知らない私には、
かなりちんぷんかんぷん(^^;)。
クラッシックの上の上、表面をちょろっと知ってるだけの私には、難しかったか??と思ったんだけど、
ケチでエピソードには事欠かないベームや、カラヤン、カルロス・クライバー、クナッパーツブッシュなど、
有名な指揮者に関する楽屋話はかなり楽しんで読めた。

楽団員って、練習の時だけじゃなく、本番でもいたずらしたりするんだなーとか、
オーケストラの人間模様が伺い知れるのも面白かった。
また、本番での大失敗エピソードもいろいろ。

ただ、最初の「薔薇の騎士」の章のように、もっと詳しくクラシックを知らないとわからない部分もいろいろ。
また、欧米の常識を基準に書かれているので、エピソードの意味自体が「???」ってことも。
訳者のあとがきで、文章のリズムを崩さないように注釈をつけなかったって書いてあって、
一部、内容に関する補足・注釈がしてあるんだけど、それ以外にも、かなり補足が欲しい感じ。
訳自体が、一部「???」ってところもあったし(元々の文章が難解(?)らしい)。

半分楽しめ、半分よくわからん(゚_。)?・・・って感じでした。
全編楽しむなら、ある程度クラシックに詳しくないと厳しい。

クラシックがちゃんと好きな人向けです。
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