SSブログ

「かくかくしかじか」(東村アキコ著)2巻発売!著者の自叙伝。大学では超自堕落!でもそれが楽しいんだよね~! [本:コミックエッセイ]

かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)

かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)

  • 作者: 東村 アキコ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/05/24
  • メディア: コミック


代表作は「ひまわりっ ~健一レジェンド~」「主に泣いてます」「海月姫」など。

そんな作品をいろいろ書いてる作者の自叙伝の2巻。
「かくかくしかじか」1巻の感想と、上記3作の簡単な感想はこちら

2巻は、大学生の頃の著者の話。
金沢美大に受かった著者。
大学で、絵を頑張るとか、漫画を描くとかするかと思ったら、遊び呆ける自堕落な日々。
描かないというよりは、描けない。
スランプに陥っているけど、それからは目をそむけ、楽しい事に逃避。
自意識過剰で怖いもの知らずだった著者の成長の過程でもあるし、
大学生(今は就職が大変だから違うのかな?)って、こんなもんだよなーって共感する部分も。
私も、大学って、とにかく好き勝手してた。
楽しかった。
時間はいっぱいあったから、やりたいことがいろいろできた。
で、単位で青くなると(^^;)←著者と逆で、いくつかの超絶やばかった単位をミラクルでとれた私。

「カッコつけたい」という気持ちから、高校での絵の教室のことを誰にも言わなかったり、
そういう気持ちからしてしまった、人の気持ちを踏みにじるような行為を後になって後悔したり、
そういう無神経さも、若い頃ってありそう・・と思える。

とにかく、前、それも都合の良い程度の前(課題出せたらOKとかそんなレベルで、
遠い将来とかはあまり考えない)を見、ちょくちょく後悔したり、悩んだりしつつも、
面白そうな事があればそれに飛びつき日々楽しく過ごしている著者の姿に、
自分の学生生活を思い出して、懐かしくなってしまった。
私も、地方大学だったので、環境も似てるし(^^;)。
作中にも登場するけど、同じクラスに5浪とか6浪の人がいたりもして、やっぱり当時はびっくりした。

「大学受験!」というイベントがあった1巻に比べ、盛り上がりにかけるけど、
若さ故のパワーや愚かさ、悩み、気持ちの切り替えの速さ、いろいろな事が共感でき、
すごくノスタルジックな気持ちになれて、自分は楽しんで読めました(^^)。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。