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「とろける鉄工所」(野村宗弘著)10巻発売!溶接工トリビアマンガ、遂に最終巻!! [本:コミック]

とろける鉄工所(10) <完> (イブニングKC)

とろける鉄工所(10) <完> (イブニングKC)

  • 作者: 野村 宗弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: コミック


身の回りの多くのものに使用されている「溶接」。
でも「火花をバチバチさせて金属を溶接する」くらいの知識しかなかった。

そんな私に、溶接のあんなこと、こんなこと、たーっくさん教えてくれたのが「とろける鉄工所」!
1巻の感想はこちら

最初は、知らない事ばかりだった溶接工の仕事に関するトリビアが面白くて読んでいたけど、
個性的な登場人物の面々も気に入って、ずっと楽しく読んでました。

その「とろける鉄工所」もこの10巻で最終巻。

舞台は小さな鉄工所「のろ鉄工」。
真面目だけど周囲に気を遣いすぎる北さんと、マイペースな北さんの奥さん、
溶接の技術は素晴らしいけど顔の横幅が広すぎる小島さん、
その娘の美人なさと子ちゃん、見分けがつかないほど似ている双子の息子、
さと子ちゃんに思いを寄せるが、行動も、そして心も、あまりにもオタクすぎる、
のろ鉄工所一番下っ端よっちゃん、過去の失恋の傷でトラウマをよく発動させる高原さん、
47歳・独身・愛嬌のある丸顔・頭髪寂しい・貯金を貯めこんでるが気前がよい西田さん、
社員旅行が生きがい、そして我が道を突き進む社長・・・etc。
鉄工所・溶接トリビアを交えながらも語られる、彼らの日々の仕事風景や生活は、
ほのぼのしつつも、その影に社会の厳しさも垣間見え、それが良い味にもなってたマンガ。
とても、好きな世界でした(*^.^*)♪
完結して、もう描かれなくなっても、この世界で彼らは、しっかり自分の人生を
歩んでいくんだろうなーと思えるマンガです(よっちゃんの将来は心配だ)。

完結したこの機会に、読んでみてはどうでしょう(^-^)ノ。
鉄工場・溶接トリビアだけでも、おーーーーっ!!と思える内容満載!
この本を読むと、一度くらい溶接をやってみたい・・とちょっと思うけど、火傷したり、
鉄粉チクチク、切り傷だらけになったり、かなり大変そうなので、尻込み(^^;)。
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