「戦闘機」白石光著:戦闘機の歴史、構造、機能、武器、パイロット・・・いろいろ分かる本! [本ノンフィクションいろいろ]
7.5点
「ゼロ戦」「F-15」「トムキャット」「Mig」「メッサーシュミット」「Su・・・」、戦闘機にはいろいろ
あるけど、その分類とか、性能とかは、ごっちゃで全然わからない私。
でも、この本は、そういう人に、とってもわかりやすく「戦闘機」というものを教えてくれます♪
第一章のタイトルが「戦闘機とは?」だし(笑)。
その後の章は、以下のようになってます。
「戦闘機の種類」-翼の数による「単葉」「複葉」などの分類。
プロペラで飛ぶ「レシプロ」と「ジェット」の発動機形式による分類。
「単発」「双発」などの発動機数による分類・・・etc。
戦記ものなどを読んだ時、いまいち漠然としてた「単発」「双発」辺りのことがわかってよかった♪
また、「陸上戦闘機」「艦上戦闘機」に、求められる性能・機能の違いが、あるというのも知った
(考えれば、なるほどーと思ったりするんだけど、そこまで考えられるほど「戦闘機」について、
詳しくなかった)。
この章は「なるほどなるほど」と思いつつ読んだ。
「戦闘機発展史」
第一次世界大戦で、最初「偵察機」として使われた飛行機。
敵機と遭遇しても、お互いに挨拶して、そのまま別れたりしてたらしい。
しかし、その内に、石などを投げ合うようになり(まだのどか)、その後銃を持ち込むようになり、
そして、専用の銃器が備え付けられるようになり・・・・。
最初はのどかだったんだなーとしみじみしてしまった。
その後は、第二次世界大戦、ベトナム戦争、冷戦時代と、新技術の開発と、
戦闘機に求められるものの変化などの関係などが、わかりやすくまとめられた章。
「機能・機構」主翼形状の変化、尾翼・補助翼の変化、降着制動装置の変化、
むき出しだった操縦席がどう変わったか、エンジン、操縦機構、燃料、燃料タンク・・・
とにかく戦闘機の性能とその変化について、詳しく書いてある本。
この本の中でもっともボリュームがある。
「コックピット内の食事と衛生」なんてことにまで触れられてて面白かったけど、
飛行機の設計などに関する部分は、斜め読みしてしまった(^^;)。
「兵装」戦闘機の武器というと、マシンガンとミサイルのイメージ。
最初は、自分で持ち込んだ銃を打ってたと上にも書いたけど、
最初は銃の設置ですらいろいろ苦労したのがわかる。
そして、ミサイルに関しては、搭載するミサイルの種類や、誘導ミサイルなどについても、
いろいろ解説してあって、「戦闘機の武器」についてのイメージをつかみやすい章。
「パイロットと空戦」戦闘機の性能のアップによって、パイロットに求められる資質も変わってくる。
最初は単独で戦っていたのが(無線などが発達していなかった為)、
その内編隊を組むようになったことなど、戦闘機の性能アップによる、戦い方の変化がわかる章。
「開発と運用」どういう点を重視して開発されたのか(時代や、その時の技術で向かう方向は違う)、
開発された戦闘機の運用方法、その他ステルス機などまで。
読み始めた時、「自分には詳しすぎるかも??」と思ったんだけど、一部そういう部分も
あったけど、全体的にわかりやすくまとめてあって、面白く読めたし、
漠然としていた「戦闘機」について、多少はイメージができるようになった♪
「戦闘機」入門書としても、中級編としても、いい本だと思います(^-^)ノ♪
「ゼロ戦」「F-15」「トムキャット」「Mig」「メッサーシュミット」「Su・・・」、戦闘機にはいろいろ
あるけど、その分類とか、性能とかは、ごっちゃで全然わからない私。
でも、この本は、そういう人に、とってもわかりやすく「戦闘機」というものを教えてくれます♪
第一章のタイトルが「戦闘機とは?」だし(笑)。
その後の章は、以下のようになってます。
「戦闘機の種類」-翼の数による「単葉」「複葉」などの分類。
プロペラで飛ぶ「レシプロ」と「ジェット」の発動機形式による分類。
「単発」「双発」などの発動機数による分類・・・etc。
戦記ものなどを読んだ時、いまいち漠然としてた「単発」「双発」辺りのことがわかってよかった♪
また、「陸上戦闘機」「艦上戦闘機」に、求められる性能・機能の違いが、あるというのも知った
(考えれば、なるほどーと思ったりするんだけど、そこまで考えられるほど「戦闘機」について、
詳しくなかった)。
この章は「なるほどなるほど」と思いつつ読んだ。
「戦闘機発展史」
第一次世界大戦で、最初「偵察機」として使われた飛行機。
敵機と遭遇しても、お互いに挨拶して、そのまま別れたりしてたらしい。
しかし、その内に、石などを投げ合うようになり(まだのどか)、その後銃を持ち込むようになり、
そして、専用の銃器が備え付けられるようになり・・・・。
最初はのどかだったんだなーとしみじみしてしまった。
その後は、第二次世界大戦、ベトナム戦争、冷戦時代と、新技術の開発と、
戦闘機に求められるものの変化などの関係などが、わかりやすくまとめられた章。
「機能・機構」主翼形状の変化、尾翼・補助翼の変化、降着制動装置の変化、
むき出しだった操縦席がどう変わったか、エンジン、操縦機構、燃料、燃料タンク・・・
とにかく戦闘機の性能とその変化について、詳しく書いてある本。
この本の中でもっともボリュームがある。
「コックピット内の食事と衛生」なんてことにまで触れられてて面白かったけど、
飛行機の設計などに関する部分は、斜め読みしてしまった(^^;)。
「兵装」戦闘機の武器というと、マシンガンとミサイルのイメージ。
最初は、自分で持ち込んだ銃を打ってたと上にも書いたけど、
最初は銃の設置ですらいろいろ苦労したのがわかる。
そして、ミサイルに関しては、搭載するミサイルの種類や、誘導ミサイルなどについても、
いろいろ解説してあって、「戦闘機の武器」についてのイメージをつかみやすい章。
「パイロットと空戦」戦闘機の性能のアップによって、パイロットに求められる資質も変わってくる。
最初は単独で戦っていたのが(無線などが発達していなかった為)、
その内編隊を組むようになったことなど、戦闘機の性能アップによる、戦い方の変化がわかる章。
「開発と運用」どういう点を重視して開発されたのか(時代や、その時の技術で向かう方向は違う)、
開発された戦闘機の運用方法、その他ステルス機などまで。
読み始めた時、「自分には詳しすぎるかも??」と思ったんだけど、一部そういう部分も
あったけど、全体的にわかりやすくまとめてあって、面白く読めたし、
漠然としていた「戦闘機」について、多少はイメージができるようになった♪
「戦闘機」入門書としても、中級編としても、いい本だと思います(^-^)ノ♪
なぜ急に戦闘機?(笑
『風立ちぬ』でも観たんですか?
by コステロ (2014-01-05 12:22)
コステロさん
「風立ちぬ」は観てないんですけど、ちょこちょこ読んでる
第二次世界大戦の戦記ものは、
戦闘機が出てきたりするので、ちょっと気になってたんですよ。
本当は、「戦車」を読もうと思ってたんですけど、気まぐれでこっちが先になりました。
その内「戦車」も読みます(笑)。
by choko (2014-01-05 19:25)