「フッテージ」スコット・デリクソン監督:家族4人が惨殺された家で見つけた8mmフィルム。そのフィルムが運んできた恐怖とは? [映画:ホラー・サスペンス]
7.3点
ビデオレンタルをすると、返却する度に、次のを借りるというループができることがある。
で、現在ループ中。
きっかけは日本4大バカ映画の1つと言われる「デビルマン(実写)」(リンク先感想)のレンタル。
立て続けにホラー・サスペンス系のDVDを見ているけど、徐々に内容が面白くなってて嬉しい♪
まぁ、最初が、これ以上は下がなさそうな「デビルマン(実写)」だったってのもありますが。
「デビルマン実写」<<<越えられない壁<<<「サイレントヒルリベレーション」<<<<<「フッテージ」
って感じで、この「フッテージ」は面白かった(〃∇〃)♪
ちなみに、「フッテージ」の次に観たホラーサスペンスは、もっと面白かった!!
※追記:もっと面白いと思った「ノー・ワン・リブズ」の感想はこちら。
「フッテージ」の粗筋。
犯罪ドキュメンタリー作家である主人公エリソンは、次の執筆の為、
家族5人の内、4人が庭の木に吊り下げられ惨殺、子供が1人行方不明になった
事件の舞台となった家に、妻と2人の子供と一緒に、越してくる。
その家の屋根裏部屋で見つけた、何本かの8mmフィルム。
最初に見たフィルムには、この家で起きた殺人事件、家族が木に吊るされて
殺されるシーンが写っていた。
そして、「プールパーティー」「バーベキュー」などのタイトルがついた残りのフィルムにも、
それぞれ仲睦まじい家族が、惨殺される姿が・・・。
数本のスナッフフィルムと、この家で起きた惨劇について、調べる内に、
共通点があることに気がつくが・・。
まず家族団欒風景の隠し撮り→惨殺シーンとなる、「スナッフフィルム」が、
おどろおどろしくて、すごくいい。
前半、次々に惨殺事件が8mmフィルムで映しだされる部分、
それを観る主人公エリソンの感じる、緊張感、危機感の高まり、
そして家族との不和、子供達の不可解な行動・・・と、いろいろな要素が絡まり、
観ている自分の緊張感も高まる。
後半若干盛り上がりに欠けるんですが、徐々に全容が明らかになる謎解きの過程や、
地味にジワジワと怖さが積み重なる展開がいい感じ♪
8mmフィルムとオカルト要素を、巧くまとめた作品で、楽しめました(〃∇〃)♪
オカルト・ホラー好きな人にお勧め(^-^)ノ♪
いくら「次の執筆のため」だからっつっても、
そんないわくつきの家にわざわざ引っ越さなくったっていいでしょうに(笑
取材とかその程度で済ませればいいのに、って。
by コステロ (2014-01-28 13:35)
コステロさん
一応、この家に引っ越した理由もあるんですよ。
過去の本で、警察の捜査ミスを指摘してて、睨まれてる。
なかなか外部から取材しにくい。
その上、最初の本はベストセラーだったけど、
その後の本は、成功を焦ってできが悪い、無理なこじつけもあり、
本が売れず破産寸前という状態で、前の家を売らなきゃ
生活できない状態だという。
で、惨劇があって安く買い手も無かったこの家に越したと。
ベストセラーをまた出すぞーっ!!ってヤツですね(笑)。
by choko (2014-01-28 18:21)
あぁナルホド。
「チャンとした作品」には
「チャンとした理由づけ」も用意されてるんですね(笑
by コステロ (2014-01-29 09:49)
コステロさん
そそそそ、一応押さえるポイントは押さえてあるので、
良作なんです(^^)♪
主人公の崖っぷちな気持ちが、後戻りできない方向に
事態を進展させる辺りは、よくできてます♪
by choko (2014-01-29 19:43)