「縄文人に学ぶ」上田篤著:久々に前書きだけで読む気が無くなった本(^_^;)。 [本:歴史]
読んでないので採点不能
建築学者による、日本の歴史に関する本。
日本の家は、何故靴を脱いであがるのか?神棚を部屋に祀るのか?
そこから「日本の家は、神様の住まい」と考えた著者。
その神様を「沖縄で発見した」という。
そして、沖縄は、13世紀頃まで、稲作が入ってなかったから「縄文時代」と同じだったという著者。
結局今の沖縄に伝わっている伝承は、日本の大和時代のものとつながっている・・・というのが、
本書の趣旨らしいんですが・・・・・あまりにもデータに乏しく、薄っぺらい知識と、
インスピレーションだけで、自分の説を展開しているのが、前書きから伺い知れ、
前書きだけで読む気力が萎え萎え。
その上、「なんか名前に見覚えがある・・・・」と調べてみたら、やっぱり、
過去にこの著者の歴史関係の本を一冊読んで(この時は、一応全部読んだ)、
あまりにもひとりよがりで、トンデモな話を、延々と語る内容に、辟易したことを思い出した。
ということで、久々に、前書きだけを読んで、読むのをやめた本でした(^^;)。
ある専門家が、自分の専門じゃないところに手を出して、「一人よがりのトンデモ」って、
割りとありますよね。
でも、「学者」って肩書があると、トンデモでも本って出ちゃうんだなーとも思う。
一番有名なのはベストセラーにもなった「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」武田邦彦著でしょうか?
これは、あまり詳しく無い私が読んでも、「?????」って内容満載だったのに、
これを鵜呑みにして、いろいろ騒いでた人が周囲にもいたりした。
武田邦彦氏は、その後も、原発問題とか、健康と栄養とか、テレビに出ていろいろトンデモ説を
披露してましたが、最近みませんね。
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