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「スナックさいばらおんなのけものみち ガチ激闘編」西原理恵子著:女性週刊誌の投稿欄に西原理恵子がアドバイストしてるような本。 [本ノンフィクションいろいろ]

スナックさいばら おんなのけものみち  ガチ激闘篇 (単行本)

スナックさいばら おんなのけものみち ガチ激闘篇 (単行本)

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2013/07/31
  • メディア: 単行本
6.8点

西原理恵子が「スナックのママ」的立場で、お客さんの話(読者の投稿)を聞き
アドバイスするというスタイルな「スナックさいばら おんなのけものみち」。

3冊出てて読んだのは「ガチ激闘編」。
他に「スナックさいばら おんなのけものみち 七転び八転び篇
スナックさいばら おんなのけものみち バックレ人生大炎上篇
が出ているよう。

第一章は「ベッドで聞いたちょっといい話」で、シモネタメインで、下世話すぎて苦手でした。

第二章は「女の戦場・お正月を笑い飛ばせ」で、旦那の実家で苦労する嫁の話、
第三章は「ああ、離婚。こうして地獄の沙汰から生還しました」。
世の中には大変な姑、旦那がいるのもわかるんだけど、あまりにもアドバイスが、
上から目線すぎて、ここまで全然共感できず。

しかし、その後「冷蔵庫の残り物上等!我が家のサイテー料理選手権」と
「あの日をずっと忘れない。家族から言われたとっておきの一言」の章は面白かった。

「現場からの声を、聞かせて下さい。なかなか言えない介護の本音」は、
かなり現実的なアドバイスが多い。

ただ、専業主婦をしてると介護保険でいろいろしてもらえず、憎い姑の介護させられるけど、
働いているなら大丈夫ってのは、ないなーと思った。
働いてて、仕事と介護の狭間で死にそうになってる人も多い。
時間にある程度余裕がある介護者が数人いて、手があるため、
一人一人の負担が小さくなってるケースも多いし。
手がかかる老人は、訪問ヘルパーとか、介護保険のいろいろを断固拒否、
施設入居ももちろん拒否!ってなったりするから、手がかかったりするものだし。
ただ、専業主婦していると、訪問ヘルパーなどを頼みにくいってのはあるかもしれない。
まぁ、基本は、介護者の割り切りと、被介護者の譲歩、当事者(とくに被介護者)の性格に、
よるところが大きい気がする。

最初は、下世話なネタ、毒舌ネタ、その後、ちょっと笑えるネタ、現実的なネタ、
そして、最後はいい話でまとめる・・・ってのは、構成的に西原理恵子らしいなーと思った。

最初の3つの章が、全然楽しめなかったので、評価低めだけど、後半は楽しめた。
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