「目玉焼きの黄身いつつぶす?」おおひなたごう著:食べ方に対するコダワリをうっとおしいまでに語ったコミック! [本:コミック]
「目玉焼き」にソースをかけるか、醤油をかけるか・・・・なんてアンケートがあったりしますが、
食べ方は、人それぞれ。
しかし、着ぐるみに入る仕事をしている主人公二郎は、自分と違う食べ方をしている人が信じられない。
目玉焼きの黄身を崩し、白身と付け合せにつけて食べるのが最高と思っている二郎は、
黄身を最期まで残す彼女に、暴言を。
反省はしたけど、その後、今度はとんかつとキャベツの食べ方で、またも暴言。
とんかつとキャベツを一緒に食べる派、油っぽくなった口の中をさっぱりさせる為に間にキャベツを
食べる派、とんかつだけ食べて最期にキャベツを「サラダ」として食べる派、キャベツはキャベツで、
おかずとして食べる派・・・・、まぁとんかつとキャベツだけでも、いろいろあるある。
その度に、のけぞるほど衝撃を受ける二郎。
人それぞれの食べ方があると頭ではわかっても、自分の食べ方にこだわったり、
食べ方の違う人間を頭から非難するかと思えば、人と違うことで激しく落ち込んだり、くよくよ悩んだり、
知らない自分を馬鹿にしてたな!と勝手に思い込み激高したり、・・・主人公、
すごくうっとおしいです(笑)。
自分が正しいという立ち位置で、他人の食べ方を批判する人って、うっとおしいのに、
他の面でも、いろいろうっとおしくて、その上絵柄は暑苦しく、うっとおしさ2倍(笑)。
1巻は、カレーの食べ方、みかんの食べ方(皮の剥き方)、ご飯に納豆はいつかけるか、
ちらし寿司のワサビ醤油のかけ方など。
2巻は、ショートケーキのイチゴを食べるタイミング、つけ麺を食べる意義、焼き鳥を串から外すか、
卵かけご飯の卵のかけかた、おにぎりの食べ方。
3巻は、パンと目玉焼きの食べ方、立ち食いそばのかき揚げの食べ方、スパゲッティをスプーン、
パンケーキの食べ方、焼き肉と白飯。
かなり些細な事へのコダワリが語られてたり、ええっ、そこまで凝って準備して食べる?なんて内容も。
「あっ、私もこれだっ!」と共感できる食べ方もあれば、なるほどー、こんな感じ方もあるんだーと
新しい発見があったり、いろいろ面白かった♪
お勧め(^-^)ノ。
そして、これ何故か「NHK」でアニメ化されてますw( ̄△ ̄;)w!!
食育なのか?
それとも、他人の価値観を認める??
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