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「なまけものダイエット・らくして痩せたい甘口編・とにかく痩せたい辛口編」伊藤理佐著:ダイエットエッセイ本。辛口編は40代以上の人は読んでもいいかも。 [本:コミックエッセイ]

なまけものダイエット 楽して痩せたい甘口篇

なまけものダイエット 楽して痩せたい甘口篇

  • 作者: 伊藤 理佐
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/01/30
  • メディア: 単行本
7点
なまけものダイエット とにかく痩せたい辛口篇

なまけものダイエット とにかく痩せたい辛口篇

  • 作者: 伊藤 理佐
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2015/01/30
  • メディア: 単行本
7.5点

2014年末から2015年2月までの間に、「年またぎ伊藤理佐ファエ」とか言って、
伊藤理佐の本が6冊出ました。
その中で、単行本を文庫本化した「女のはしょり道」以外は買ってしまった私。
伊藤理佐に貢いでる気分だ(^_^;)。

その中から、今回は甘口編・辛口編の2冊が出ている「なまけものダイエット」の紹介。

「楽して痩せたい甘口編」は、著者が34歳前後に描かれたもの。
「とにかく痩せたい辛口編」は、42歳前後に描かれたもので、微妙に著者の価値観とかも変わってます。

40代のダイエットは、「早くして要介護になるか、元気な老後を過ごすか」の健康管理の側面が
大きいことが読むとなんとなくわかる。
伊藤理佐の母親の「40代の内になんとかしなさい。50代では遅い」ってのは、
ある意味当たってる気が(^_^;)。
伊藤理佐のお母さんは50代でいろいろ気がついて始めたけど、現在腰が悪いらしく、
40代で気がついていればこんなに悪くならなかったと後悔しているらしい。
確かに、腰や膝などの痛みは、不可逆の場合もあり、早めの対応は大切かも。
伊藤理佐は、母親の言葉に
「無理なダイエット=要介護」ではなく、「今のまま=要介護」という将来を予想し
ショックを受けてます。

まず「甘口ダイエット」ではいきなり40万という大枚はたいて「エンダモロジー(寝るだけ)」ダイエット。
体を機械にマッサージして貰って痩せるというものらしい。
一回35分2万5千円、しかし30回コースだと税込み41万円ほどになるということで、
30回コースお申込み(^_^;)!!
効果は・・・・って、その後10年後もダイエットしてるわけなので・・・ですね。
ただ、白タイツ着たりとか、エステスタッフとのやりとりとか笑えるネタもあり、
また体重は減らなかったけど別の効果が・・ってのはあったらしいです。

その他も「ハリウッド48時間ミラクルダイエット」という飲むだけダイエット
(48時間で痩せるけど、48時間で元に戻るという(^_^;))、
耳に針を刺すだけの耳つぼダイエット、「黒豆の酢漬けダイエット」、
「ヨーグルト酵素ダイエット」「血液型に合わせて痩せるという食べ物を食べるダイエット」
「スポーツジムでダイエット(「通わなくていい理由」を探して行かなくなった)」「岩盤浴ダイエット」
などを試してます。

「わかっちゃいるけどやめられない」と即効性のあるいろいろなダイエットを試しては
(以前も思ったけど「宝くじ」に当たるのを夢見てるのと同じですよね。私も宝くじは
「もしかして!」と買ってしまう(爆))失敗、効果なし、挫折・・・・etcの30代を過ごした伊藤理佐。
ちなみに何もしなくて痩せたことがあるようで、それは「離婚」した時らしいです(^^;)。
いろいろ試しているけど、詳しくダイエット方法が書いて有るわけではなく、
「楽してダイエットは無理なんだと分かる本」って感じ(^^;)。

で、ダイエット行脚してる伊藤理佐が40代になってからは??
というのが「辛口編」。

最初は「クロワッサンに載ってた運動を続けるダイエット」。
ベビーシッターのNさんが毎日一緒にやっていたせいで半強制的でもあり、
1か月後、体重は増えたけど、体はスッキリ締まったという効果が。
筋肉が増えたので体重が微増したらしいです。

その後、クロワッサンの取材で(これも結果が雑誌に載るので半強制的ではある)、
先生の指導による運動で、3ヶ月後、どうにかマイナス1キロ、ウェスト5cmほど減という結果。
他に食事の時最初に野菜を食べる「ベジ・ファースト」。

「辛口編」は、ダイエットチャレンジはあまり載ってなくて、どちらかというと、
「痩せるということの意味・自分探し」的な内容のエッセイ本な要素が強い。
そして、40代は、無理なダイエット(糖質抜きとか)や、だらだらしてると、
要介護になっちゃうよの、分かれ道でもあるって事(でも、それを認識したからって、
何をしてるわけでもないという・・・(^_^;))を認識したって内容。
「痩せてキレイになる」とか30代の頃の目標とは、違う道を辿り始めるのが40代の
ダイエットって事でしょうか。

全体的に、書き散らかした感が強く、あまりダイエットの内容には詳しく触れていない為、
ダイエット指南本にはなりません。
伊藤理佐ファンじゃなければ、特に読まなくてもいい気がするけど、40代以降なら、
辛口編は、まぁ読んでもいいんじゃないかな?
ダイエットに何を求めるのか?ダイエットする理由、そこから自分の生き方ってのを、
見つめなおすきっかけになるかも・・・「かも」だけど。

ただ、生活の不摂生、20代・30代はあまり差はでないけど、40代になるとそれを徐々に実感、
そして影響がかなり出だす50・60代、70代にもなると、外出すら大変になる人もいれば、
まだまだ元気!という人もいるという、びっくりするくらいの差になるので怖いです。
お姑さん60歳後半には膝を痛め畳に座れなくなり、70歳丁度で骨粗しょう症による圧迫骨折で、
背骨を幾つか潰し・・・と、いろいろ大変。
家事などでとってもマメに動く人でよく歩いてもいたけど、置き換えダイエットや食事を減らして
痩せたあと、リバウンドを何度かした上、運動習慣が無かったのも一つの原因じゃないかと
思ってます(筋肉が減り体脂肪が増えるパターンを30代~40代に繰り返してた)。

なので、40代は「ダイエットの意義」を見直す大切な時期でもあると思うので。
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