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「魔人探偵脳噛ネウロ」「ワッハマン」「ジョジョの奇妙な冒険第三部・四部」温故知新?懐かしい漫画を読み返し [本:コミック]


魔人探偵脳噛ネウロ 1 (集英社文庫-コミック版)

魔人探偵脳噛ネウロ 1 (集英社文庫-コミック版)

  • 作者: 松井 優征
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/01/18
  • メディア: 文庫


ワッハマン 1 (モーニングKC)

ワッハマン 1 (モーニングKC)

  • 作者: あさり よしとお
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1991/12
  • メディア: コミック


ジョジョの奇妙な冒険 (12) (ジャンプ・コミックス)

ジョジョの奇妙な冒険 (12) (ジャンプ・コミックス)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1989/10
  • メディア: コミック


ジョジョの奇妙な冒険 (29) (ジャンプ・コミックス)

ジョジョの奇妙な冒険 (29) (ジャンプ・コミックス)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 1992/11
  • メディア: コミック


ずっとブログの更新をサボってますが、この間、新しいのも読みましたが、
昔読んだコミックをいろいろ読み返し。

本棚に眠ってたのを読んだのもあるし、ブックオフとかで(どうしても見つからないのは
新しいのを買った)揃えたりもした。

「魔人探偵脳噛ネウロ」は、現在ジャンプで大人気連載中の「暗殺教室」の作者「松井 優征」の作品。
松井優征って、寡作なのかな?
「ネウロ」と「暗殺教室」くらいしか知らない。
「ネウロ」は2005年~2009年までの連載で、「暗殺教室」は、2012年~。
この間は何も作品見てないし。

で、教師を暗殺するという突拍子もない設定、そして「暗殺」が主体であるのに、
作中に漂う、ほのぼのとした雰囲気とのギャップが面白い作品「暗殺教室」。
連載始まった時は、「久々にジャンプで面白いのがっ!」と思ったんですが、
「ネウロ」を読み返してみると、こっちのほうが、いろいろ味があっていいですね~♪
「暗殺教室」も面白いけど、「ネウロ」は、「暗殺教室」よりもっと癖があって、
ついつい何度も読み返しちゃう「変」さがあります。
これ、雑誌連載で読んでて、単行本は全然持ってなかったので、今回初めて揃えたんだけど、
どうしても19巻20巻が見つからず、Amazonで買いました(近くの書店にも無かった)。

「ワッハマン」は、あさりよしとおのギャグ漫画。
1万年前、不死の身体を与えられた黄金の骸骨である「ワッハマン」が、現代に蘇り、
1万年前から闘っている人類の敵である「お父様」と闘う話。
しかし、「ワッハマン」、記憶を失っていて、本人あまりやる気なし。
趣味の食べることに精を出す日々。
これ、前半は、あまり大きなストーリーの流れは無く、1話完結っぽい感じなんだけど、
だんだん、お父様とその刺客との闘いがメインに。
でも、実は私、前半の、ぼーっと美味しそうにサンマとか食べてるワッハマンが好きなんですよ。
最後は、ギャグではあるけどシリアスな展開に(途中、ロリエロ要素がかなり入ってるのは、
テコ入れ?)。
前半の1話完結の、だらだらとしたエピソードが続いたら良かったのになぁ・・・。
でも、「ワッハマン」、不条理でいい加減な設定とストーリー展開が好きです(*^.^*)♪
本棚から引っ張りだして、久々に読んだけど、面白かった。

「ジョジョ」は空条承太郎が主人公の第三部「スターダストクルセイダース」と、
東方仗助が主人公の第四部「ダイヤモンドは砕けない」を読み返し。
荒木飛呂彦のセリフ回しや画面の造りは独自だなぁ(一歩間違えればギャグとしか思えないコマも)、
と感心しつつ読みました。
ストーリーのディテールより、勢いと独自のセンスで話が展開してっているのを、改めて実感。

新しい漫画がどんどん出ていて、そっちを読むのだけでも大変だけど、昔の漫画を読み直すと
面白かったなぁ、これはって思えるのも多いですね。

昔の漫画を読み返すきっかけになったは、アプリのLINE漫画。
これ、無料で単行本が一冊分読めたりするので、ジョジョなんかはそれで読み返したくなりました。

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コメント 6

コステロ

おっ!久々の更新だ!

・・・と思ったら、ずいぶんとまた古いものを引っ張り出してきましたね(笑

『暗殺教室』はウチの子供も好きです。
単行本もありますが、仏語版なんで私は読めません(笑

『ジョジョ』は、5部の最初のころまで揃えてました。
私は実は2部が一番好きなんですが、3部から登場したスタンドの概念は斬新でしたよね。

大昔の漫画における超能力の表現って、大概、電撃とかカミナリっぽいものとして描かれていましたよね、『超人ロック』とか、その辺の時代の作品。それを覆したのが大友克洋で、破壊される対象のみを描くことによって、力そのものは不可視的なものにした。
ところが今度は逆に、超能力を再び可視的なものにしただけでなく、姿カタチまで与えちゃったのが荒木の「スタンド」で、こりゃもう本当にビックリでしたよ。

そんなワケで3部までは文句なしに面白いと思ってたんですケド、4部の途中くらいから、各スタンドの能力に、ネタ切れ感が出てきてる気がして、5部になったらもう「何でもアリ」になっちゃってて、こりゃもう駄目だな、と(笑
by コステロ (2015-07-20 10:09) 

choko

コステロさん

久々の更新、すぐに気がついてくれたのが、一番の感動(笑)!!

おお、お子さんはフランス語版で「暗殺教室」を読んでるんですかw(゚o゚)w!

ウィとかムッシューとかメルシーとか、登場人物が
しゃべってるんですね~←自分の知ってるフランス語を羅列してみた(爆)。

ジョジョ、第四部はかなりこじんまりとしちゃってますが、
私は割りと好きなんですよ。
諸星大二郎の「栞と紙魚子の怪奇事件簿」みたいな感じがして。
岸辺露伴も好きだし←このキャラが大きいかも(^_^;)。

ただ、第五部は、やっぱりついてけなかったです。
飛ばし読みしてるだけなので、ちゃんと読んでもいないんですけど(^_^;)。

言われてみると、超人ロック→大友克洋と、超能力の演出が
変わって、その後「スタンド」って考えると面白いですね。
大友克洋はかなり衝撃的だったんですが、
スタンドに関しては、実は感動しなかった私(^^;)。
自分の中だと、「うしろの百太郎」とかのイメージと被ってたのかも(笑)。
by choko (2015-07-20 21:15) 

コステロ

毎日チェックしてますからね、更新があればスグに気づきますよ。

『暗殺教室』、仏語版でもタイトルは英語で、『アサシネィション・クラスルーム』、「殺せんせー」は「ムッシュ・コロ」になってます(笑
ウチの娘は他に『青の祓魔師』『黒子のバスケ』とか、仏語版で読んでますね。

『青の~』の方は途中まで日本語版であるので、私もパラパラっと読んでみたんですが、どーも好きになれませんでした。
最近の漫画の主人公って、なんかみんな似たり寄ったりな感じがします。
『進撃の巨人』のエレンなんかもそうですが、妙にえらそーと言うか、言動が粗野だったりして。すぐに叫んだりするし。


『ジョジョ』に関しては第一部も好きなんですが、アレはなんせ最初の設定がすごかった。

私がよく知らないだけかもしれませんが、当時、外国を舞台にした漫画って、『ベルばら』とか『三国志』とかの歴史モノを除けば、必ずと言っていいほど場所はアメリカ(しかも大概N.Y.)だったと思うんですよ。『パイナップル・アーミー』も、後半は欧州がメインステージになりましたが、最初はアメリカでしたし。
ですから私にとって「英国が舞台」と言うもの斬新だったんですが、それ以上にビックリしたのが「育ちの悪いビンボー人が悪役で、貴族の子弟が善人の主人公」ってところですね。

ビンボー人の登場人物って、どんなの物語りでも大概は善人で、一時的に犯罪や悪に手を染めても、それはあくまもでやむを得なかったりあとで改心したり、あるいは、根はいいヤツだったりするモンですが、ディオは〝ゲロ以下の臭いがプンプンする根っからの悪”っていう、これは随分と思い切ったことをしたなぁ、と思いましたね。


by コステロ (2015-07-22 08:43) 

choko

コステロさん

「ムッシュ・コロ」って・・・(笑)。
「殺」とは無関係、なんか犬みたいですね(笑)。

>最近の漫画の主人公って、なんかみんな似たり
>寄ったりな感じがします
そうですかね??
大ヒット作だとそういう傾向があるのかな?
「ワールドトリガー」なんかはどうですか?
気弱なメガネ君が主人公ですが(笑)。
少女漫画ですが「俺物語」の性格だけはナイスガイな主人公とか。

「ジョジョ」の舞台がイギリスなので斬新ってのも実は意外でした。
少女マンガの場合、フランスとかイギリスとかヨーロッパが舞台の話って、割りと昔からあったので、その辺の違いかな?
ビンボー人が悪役ってのも割りと少女漫画ではあった気が。
ただ、「デュオ」の卑劣過ぎる悪役っぷりは、すごかったですね。
「なんだかわからないけど、性格が悪い」っていう薄っぺらい悪役と
違って、ほんとに根っからの悪でしたよね。

ジョジョというとやっぱり私は、擬音が衝撃でしたね。
ジャンプで次の連載を読む度に、うおおお、また今回も
すごい擬音が!!!と思ってた覚えが(笑)。

今読んでも、いろんな意味でジョジョのシリーズは斬新な部分多いですね~♪
by choko (2015-07-23 08:06) 

コステロ

>少女マンガの場合、フランスとかイギリスとか
>ヨーロッパが舞台の話って、割りと昔からあったので、
>その辺の違いかな?

あぁ、やっぱり少女漫画の場合は別なんですねぇ。
そー言えば『キャンディ・キャンディ』なんかも欧州が舞台でしたっけ?
あとは『パタリロ!』とかも(笑

ちなみに『北斗の拳』って一見無国籍ですケド、
実は日本が舞台なんですよね。


ジョジョの擬音に関しては、
荒木は『ビーティー』の頃から、擬音やセリフ回しが独特だったので、
「新作でもこんなことやってたらまた読者からソッポ向かれるぞ
(「ビーティー」も「バオー」もわりと短命だったので)」と、
連載がはじまった当時、妙に心配になったものです(笑

と言いますか、今でこそ何の抵抗も感じないでしょうが
『ジョジョの奇妙な冒険』と言うタイトル自体、
荒木センスが炸裂してますからね(笑



by コステロ (2015-07-23 09:10) 

choko

コステロさん

「キャンディキャンディ」は、アメリカ→イギリスって感じだったはず。
バグパイプとかキルトとかは、キャンディ・キャンディで
知りました(笑)。
萩尾望都の「トーマの心臓」とか、当時代表的だった少女マンガの
舞台は欧州多かったですね~。
で、「パタリロ」だしますか(笑)。
あれは「マリネラ王国」ですよ~!
今調べたら、バミューダトライアングルの真ん中にあるそうです(笑)。

いや、「ビューティー」とか「バオー」に比べて、グレードアップしたから
あの擬音は受けたんじゃないでしょうか??
台詞回しの独自さは、元々のセンスですよね。
あと絵柄が、高橋葉介→原哲夫になってきたのも、
受けた理由かな??
セリフまわしとかかなり個性的というか変なのを、
構図や絵のパワーでゴリ押ししてる気がします。
その辺のバランスも、荒木飛呂彦はすごいなぁと、読み返して
思いました(*^.^*)♪

by choko (2015-07-24 10:05) 

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