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「真夏のデザインフェスタ2018」に行ってきた♪ [美術展・博物館等]

2018年11月10日(土)~11日(日)に、「デザインフェスタ vol.48」が開催されます。

が、その開催前に、2018年8月4日~5日に開催された「真夏のデザインフェスタ2018」のことをアップしておこうかと、今更感があるけどアップ(^^;)。

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会場は「東京ビッグサイト」東4~6。
夏のデザフェスは、普通のデザインフェスタの半分くらいの規模らしい。
画像は、中央部分のイートイン?テーブルスペースなので、空いてる感じがあるけど、出展ブースはもっと混雑してました。

11時開場時間5分前くらいに到着。
各ホール入口毎に待機列があり、自分がお目当てのコーナーに近い場所に各自並ぶ感じ。
私は、「特にここっ!」って目的もなかったので、一番行列が短かったところに並びました。
結果、開場後すぐ入場。
でも、他もそんなに差は無かった気が。

↓あとは、撮ってきた写真を紹介。

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和風なミニチュア。
ミニチュア好きなので、思わずみてしまった。

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夏だったので、風鈴などの夏の風物詩がテーマのモノが多かった。
小さい風鈴可愛い♪

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「よくわからないなにか」。
これむちゃくちゃ可愛くて、でも買うなら、何体か買ってあげたいし・・と、結局買わなかったんだけど、あとで買えばよかったと後悔した一品。

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すごくリアルだったつくし。

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同じ方の作品の「多肉植物」。
ほんとに本物みたいだった。

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一反木綿や宇宙飛行士のフィギュア。
シンプルなのがいい。

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こちらも同じ方の作品。

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「紙でできた道路アクセサリー」。

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夏らしい涼し気なアクセサリーもいっぱいありました。

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月をモチーフにしたアクセサリー。

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開場のあちこちで、ライブペイントも。

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まだ描き始めなのもあれば、描いている最中のもの、そしてほぼ完成しているところも。

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「とらふぐ」をテーマにしたグッズ。
まるまるとしたシンプルな造形が可愛い♪

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こちらは「カエル」と「カワセミ」。
カエル好き♪

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セクシー大根??
いっぱいあって可愛い♪

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うずらの卵を使った小物。

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こちらも同じ方の作品。

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「王冠」の中に小さな世界♪

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こちらも同じ方。
小さいカエルが愛おしい。

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「クラゲ」モチーフ。
色使いがとてもキレイ。

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「宇宙ガラス」他、ガラス細工。
宇宙ガラス、好きなんです。
思わずまじまじと見てしまった。

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こちらは「グラッシィ マッシュルーム」の「宇宙ガラス」。

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これも前の画像と同じブース。
宇宙ガラス、ここで一個買いましたっ(〃∇〃)!!
欲しかったので嬉しい♪
親切にいろいろ説明して下さってありがとうございます。

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「カエル」モチーフのリング(右側)。
カエルが指に乗ってるみたいになって、すっごく可愛かった。

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左側は、ネコのリングで、こちらも可愛かった。

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ペーパークラフトの花のアクセサリー。
紙とは思えないくらいしっかりしてました。

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魚モチーフのアクセサリー。
シンプルに抽象化されたのもいいけど、こういうリアルなのも好き♪

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布を使ったアクセサリー。

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こちらも同じ方の作品。
すごく上品。

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ガラスでできたウミウシ。
色味がすっごく可愛い♪

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水草と金魚を閉じ込めたアクセ。

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動く動物。
これほんとにびっくりするくらい、いろんなポーズがとれます。
その上、すごくそれっぽいっ!
「モスクワ工芸」さんのサイトで観られます。

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「モスクワ工芸」さんの、ネコのチャーム。

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超絶リアルだった、フェルトのリスとハムスター。
今にも動き出しそう!!
そして可愛い!
作った方、リスやハムスターが絶対好きなはず!!と思えるくらい、愛情に溢れてました。

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同じ方の作品。

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「ゴム鉄砲」。
マトも売ってるんですが、このマト、倒れた時の音の響きとかすごく良くて感心。
もちろん、鉄砲自体も良かった。

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正統派?ミニチュアクラフト。

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最後まで、金魚鉢を買おうか悩んでしまいました。
でも金魚鉢を買うなら、縁台も欲しいし・・・と諦め。

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生き物をうまく生かした造形の食器。
ここすごく人気があるんじゃないかな??
前から知ってた気がする。
私も売り切れじゃなかったら買ってたかもしれない。
この方のツイッターはこちら

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可愛いのだけじゃなく、不気味モチーフのもいろいろ。
リアルなマスク!
目玉も不気味でいいっ!

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脳みそのリングなんかも。

とにかく、出展ブースが多く、写真で紹介したのは、ほんとにほんとにほんの少し。
見応えもあり、バリエーションも豊富!!
すっごく楽しかったです。
お値段もピンきりで、手軽に手にとれるものから、うわっこれは買えない!ってものまで。
また、出展者のみなさん、とても親切で、質問にも気軽に答えてくれました。
作品に対する思い入れが伝わってくるのも良かったです。

11月のデザフェスは、夏より規模が大きいので、もっと混雑するのかな?
夏のワンフェスは、開場直後は、それほど混んでなかったけど、あとになるにつれ、どんどん人が増えてきた・・って感じでした。
行けたら11月のデザフェスも行こうと思ってます♪

デザフェスの少し前に、ガレージキットメインの「ワンフェス」にも行ったんですが、半分が企業ブース、個人出展は一点物、少数物が多い、ワンフェスとは、明らかに雰囲気が違ってました。

「ワンフェス」は、写真はOKだけど、作品に触らない!!!ドントタッチ!!
「デザフェス」は、とにかく手にとって触ってみて下さい!とお勧めされることが多かった(もちろん、触っちゃダメなのもあります)。

飾り物・コレクターアイテムメインと、アクセサリー・食器など身の回りのものメインの違いかな?

最近「ワンフェス」でいきなり作品に触る人が増えて戸惑っているというのを聞きましたが、デザフェスの感じで、「ワンフェス」に行っちゃうとそうなるのかも(^^;)。
私は逆だったので、デザフェスで、「どんどん触ってみて下さい!」と言われて、最初焦りました。

ということで、11月10日・11日、デザインフェスタvol48が、開催されるので、気になった方は行ってみて下さい(^-^)ノ♪
みているだけでも楽しいし、ここでしか買えない一品を買うのも楽しい♪

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「ミネラルザワールド in 横浜」(夏)に行ってきた♪ [美術展・博物館等]

1年以上ぶりの更新(^^;)。

それも本や映画じゃなく、ミネラルショーの感想です。

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2018年7月7日に「ミネラルザワールド in 横浜」に行ってきました♪
会場は山下公園近くの「産業貿易センタービル1F」。

鉱石やルースなどを展示販売するショー。
入場料がかかることもありますが、「ミネラルザワールドin横浜」は無料。
2度めの訪問です。

写真撮ってきましたが、ルースは全然チェックしてこなかったので、鉱石のみの写真です。

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展示の仕方は出店者それぞれ。
ここは台座がついていて、飾ったりするのに良さそう。

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でも、このように、雑多に並んでいるところも。

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ここは黒い布を敷いているので、写真映えしました。

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もう一枚。

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名前忘れてしまったけど、画面中央、緑色の多肉植物みたいな鉱石が可愛い♪

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毛玉みたいなあられ石もむっちゃ可愛いっ!!
お店の方も「かわいい子でしょ」と子供を紹介するように話していました。

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ここは燐灰ウラン石など、ブラックライトで光る蛍光鉱物を多く展示していました。
ブラックライトも置いてあって、燐灰ウラン石が思った以上に蛍光色に蛍光するのに感動。

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同じ蛍光鉱物のフローライトなども。

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左端の束沸石に惹かれてパチリ。

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ルチル入り水晶。

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でかいルチル入り水晶、これでもかっ!!ってくらい、ルチルが入ってます。

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フローライトとかアポフィライトとかトルマリンとか。
画面中央にあるトルマリンは、ウォーターメロントルマリンっぽい。

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ピクチャーストーン!
本当の絵みたいで、これが自然にできたものとはw(゚o゚)w!!

ということで、いろいろ見てきたものの一部。
店主さん達は、鉱石に詳しいお客さんの訪問も多いせいか、こちらから聞かないと詳しくは教えて貰えないですが(知ってる方にべらべら説明したら失礼になるんでしょうね-お客さんと店主さんの会話もすごくマニアックな盛り上がり方してることが多かった(^^;))、わからないことは質問すると、とても丁寧に教えて貰えます(^^)。

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今まで、ジオード(晶洞)は持ってなかったので買ってしまいました。
モロッコ産カルセドニー。

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他にパイライト、フローライト(フランス産)、カバンサイト??

パイライトとフローライトは100円とか200円。
フローライトは、もう少し大きくてキレイな結晶になると格段に値段が上がる(^^;)。
店主さんが、フランスの鉱山まで行ってとってきたものとか。
100円とか200円のものにも、ちゃんと種類・産地入りカードも下さって感謝!

ということで、久々に行ったミネラルショー楽しかった(〃∇〃)♪
詳しければ、もっともっと楽しいと思うんだけど、鉱物の世界、奥が深すぎる。
種類だけでもワヤヤなのに、産地とか、そういうのの影響もあるし。

同行した友人は、小物を作る用に、ルースなども買っていました。
アクセサリーや小物などを作る人にも楽しい気がする。

また機会があれば行きたいです♪

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「メッセージ」ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督:じんわり感動できるSF映画 [映画:SF・アクション]

テッド・チャンの「あなたの人生の物語」が原作であるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による
メッセージ」を観てきました♪

テッド・チャン好きなんです♪
寡作な作家で、作品自体すごく少ないけど、どれも大好き(*^.^*)♪

「メッセージ」は、ファーストコンタクト物。
突然地球に飛来した巨大な球体形宇宙船。
同時期に世界各地に、12隻。
世界は不安に包まれ、各国はそれぞれコンタクトを開始する。
アメリカでは、言語学者ルイーズが、宇宙船に乗ってきた者達との対話を試みることに
なるが・・・。
宇宙船は、何のために地球に飛来したのか。
その謎がとけた時、人類が受けた影響とは・・。

展開がかなり地味な映画で、派手なSFものを期待するとがっかりする気が。
また、作中のちょっとした一言に大事な意味がこめられていたり、そういう部分を
踏まえつつ、ある程度想像力を働かせないと、「何だこりゃ」ってなりそうな映画でも
あるので、観る人を選びそう。

原作はかなり難解だけど、その中の幾つかのエッセンスを抽出し、原作に誠実に映画化した
映画で、良作♪
原作をあれこれ全部詰め込もうとして全部が中途半端になったり、エッセンスは使ってるけど、
別物になってる映画が多いなか、映画「虐殺器官」のように、原作を上手に端折りつつも、
しっかり原作に寄り添ってる。
テッド・チャンの作品がもつ、物語のスケールは壮大だけど、その中で、
個人の人生を見守る優しさが感じられるのもいい♪
観終わったあと、じんわりじんわりと感動に包み込まれ、自分の人生も振り返ってみよう・・
と思えるストーリーで、いい映画でした♪

ちょっと気になったのは映像。
悪くは無いけど、印象に残るような「ハッ!!」とする映像が少なかった気がする。
それはそれでいいんだけど、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、ブレードランナーの新作も
撮ってるのが。
リドリー・スコットの完璧主義的映像美へのこだわりが感じられるのが
「ブレードランナー」なので、「メッセージ」を観る限りはちょっと不安。
でも、「メッセージ」に映像美はそれほど必要が無いので、そういうさじ加減だったのかも・・
と思ったり。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品、他に観ていないので、取り敢えずブレードランナーの
新作に期待。






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以下ネタバレちょっとあり。


宇宙船が突然現れた事に対するる世界の反応と交差し対立する各国の思惑、
「言語」がもつ思考への影響、宇宙人と人間、世界各国の非ゼロサム的状況・・。
ストーリーの中心に見えるのは、宇宙人と言語学者によるファーストコンタクトの推移と、
軍や世界の国々それぞれの対応。
中国などは、宇宙人に宣戦布告しようとするし、ロシアは宇宙人から得た知識を独占するため、
研究者を殺害してしまう。
最初は協力しあっていた各国は、状況が変化するに従って、自国の利益を優先しだす・・
からの、大団円があるわけだけど、この辺は、かなりあっさり、ある意味ご都合主義的に
見える。
ただ、この作品、メインは、言語学者ルイーズの人生、悲劇的な結末が待っているとしても、
その人生を選ぶか・・、結果よりも、人生一瞬一瞬の煌めきを大切にすることの美しさ、
そして切なさを描いた映画なんだと思う。




六本木:「スヌーピーミュージアム」に行ってきた♪ [美術展・博物館等]

六本木駅から徒歩7分ほどのところにある「スヌーピーミュージアム」に行ってきました♪
今回の展示物の展示期間は2016年10月8日(土)〜2017年4月9日(日)。

入場は日・時予約制(空きがあれば当日券もあり)。
予約時間に間に合わなかった場合も当日なら入場可。
予定日に行けず、別の日に訪問する場合は、+200円で入場可。
入場料一般1800円(当日2000円)。

平日だったので、朝一番10時からのチケットが問題なく取れたので、その時間に訪問。

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正門を入ってすぐ、スヌーピーの像がお出迎え♪
贅沢を言えば、他のキャラクターもあるともっと嬉しかったかも。
ウッドストックやライナス好きです(*^.^*)♪

建物の壁にも、4コマ漫画が印刷されてて、可愛い♪

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入場して最初の部屋だけは、写真撮影可でした。
定番とも言える、犬小屋の上に寝ているスヌーピー♪

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壁にはチャーリー・ブラウン。

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ちょっとわかりにくいと思いますが、チャーリー・ブラウンの絵、
スヌーピーの4コマ漫画を凸凹に貼り付けて作られたものでした。

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作者、チャールズ・モンロー・シュルツの写真も。
一番手前上や、下の1番目、2番目の写真には、スヌーピーのモデルとなった、
スパーキーが写ってます。

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壁にはスヌーピー。

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4コマがプリントしてある壁も。

最初の部屋の次は、数分間のスヌーピーのアニメを観る部屋。
その後が展示室。

展示品のメインは、スヌーピーの4コマ原画。
サイズが思ったより大きいです。
1950年台~1990年台までの、スヌーピーの原画がたくさん展示されていました。
かなりキレイな原稿でしたが、たまにあるホワイトの修正や、消しきれなかった下書きが、
「原画!」って感じを醸し出してました。

他に、スヌーピーと他のキャラクターの貯金箱とか、フィギュアなども。

壁に映された影絵を使って犬が動く仕掛けがあったんですが、それが無茶苦茶可愛かった!!

ゴーグルをしたパイロットスヌーピーが「第一次世界大戦の撃墜王」、
サングラスがトレードマークなのが大学生の「ジョー・クール」、
タイプライターを打っているのが小説家とか、他にも外科医とか、
単なる仮装じゃなく、それに合わせたキャラクターとストーリ展開、そして台詞回しが
あるのを知りました。

年代に沿って、徐々に絵柄が変わっていくのも興味深かった。
セリフも手描きで(さすがっ!と感心しちゃうくらい上手い)、後半は字体が変わってたし。

原画がたくさん見られて嬉しかったし、超癒され空間だったけど、スヌーピーの他の
登場人物、チャーリー・ブラウン、ルーシー、ライナス・・etcに関しての説明とかも
あったら嬉しかったかな?

かなりディープなスヌーピーファン向けの展示品という印象が。
まぁ、スヌーピー可愛いので、見ているだけでも、いいんですが(*^.^*)。

漫画のコマ中のスヌーピーを、そのまま壁にプリントしただけでも可愛いくらいに。

スヌーピーのグッズもいっぱい売ってました。
欲しいのはあったけど、高かったので断念。
ファイヤーキング(耐熱性ガラス)のマグカップ、その淡い透明感がすっごく良かった
んだけど4500円もしたし(^_^;)。
でも、ファンなら欲しいのがいろいろあるはず。

ということで、スヌーピーファンなら、一度足を運んでみて損は無いと思います(^-^)ノ♪

館内にあるカフェ「Cafe Blanket」(入場しないと入れません)に関しては別記事にて。

スヌーピーミュージアム
住所:東京都港区六本木5-6-20
営業時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
※会期中無休(12月31日、1月1日・2日をのぞく)

周囲の評判がとても良いので「シン・ゴジラ」を観てきた♪ストイックな映画だった! [映画・特撮・アニメ]

エヴァの庵野監督が、脚本、編集、総監督を務めているという「シン・ゴジラ」。
周囲の評判が良かったので観てきました♪

今回、前情報はほぼ無し、評判だけを頼りに行ったんですが、
予想以上に尖った、そしてストイックな映画でびっくりでした。

「家族愛・恋愛」系要素が無いとは聞いてたけど、メインは「ゴジラ」という災害に対する、
政治的対応。
人間側の描写は、政府の対応、政治家と官僚、そして自衛隊などがメイン。
会議、話し合い、そういう描写が延々と続く展開。
他の描写はほぼ無し。
被害に合う国民の描写ですら「被害に合う状況」視点のみで、心理描写はほぼ無し。

ストイックに政府の対応を細かに描写した「シン・ゴジラ」。
こういうのはなかなか好き。

でも、自分がコジラで好きなのは「破壊のカタルシスと絶望」。
中盤、ゴジラが変態して、東京の街を破壊するシーンは、感動しました。
自分が求めてるのはこれだぁぁぁヽ(^o^)丿!!
圧倒的力に対する、ぞっとするほどの無力感、虚無感、絶望感に満ちてた。
演出も、庵野らしく、すっごく良かった!

ただ、政府対応がメインなので、ゴジラが街を破壊しまくるシーンは、中盤くらいまで。
後半も、シナリオ的には「絶望的状況」が描かれるんですが、
ゴジラが暴れまわるシーンが少ないのが、残念。

この映画、賛否両論なようだけど、それは納得。
怪獣映画としては尖りすぎ。
でも、こういうのを求めてたっ!!って人がいるのもわかる。
私は、肯定派ではあるけど、絶賛とまではいかなかった。

エヴァっぽさも強かったですね。
エヴァは登場人物が若い、その上エヴァに乗るのは少年少女だけど、
これを全部おっさんにしたら・・・ってのが、「シン・ゴジラ」かもしれない。
そして、おっさんばかりの方がリアル。
でもヴィジュアル的にも、シナリオ的にも・・・まぁアニメには向かない(^_^;)。

曲は、「ゴジラのテーマ」他、歴代のゴジラのBGMが使われてて感動(≧∇≦)b!!
少し前CD買って聴いてたし♪←カセットテープでしか無かったので、新しいの買った。
エヴァの曲も使われてたけど、エヴァの曲は無くても良かったかも・・。

なんか、まとまりが無い感想になったのは、「それなりに面白い」「求めていたものもあった」
でも「棒読みのセリフ(敢えてだと思う)」、「アメリカ側の交渉役石原さとみの違和感」・・
etc、面白かったけど、「???」と思う部分も多くて、好きな部分、イマイチな部分が
点点と散らばったような印象が残ってるからかも。
ゴジラの暴れるシーンは破壊感があって良かったし、自衛隊の兵器がちゃんと紹介
されたりしたのもカッコ良かった、曲も良かったし・・
シナリオだってストイックで良かった・・・でも、台詞回しがちょっと陳腐かな?と
思える部分も多かったし、やっぱ石原さとみだけはダメだ・・と思ったとか・・(^_^;)。

ちなみに「伊福部最高!」「ゴジラかっこいいっ!」(最初はカッコ悪いけど)、
「兵器いいっ!」と思ってた私に対し、知人は「竹野内豊~」と叫んでました。
「この映画を観るために生きてきた」(だと思った)という知人もいたりして、
観る人によって、本当に評価が分かれる映画ってのが、きっと真実。

ほんとうに、まとまってない感想だな、これ(^_^;)。

サントリーオールフリー、「おそ松さん動画」を見た♪6話が好き(*^.^*)♪ [映画・特撮・アニメ]

サントリー「オールフリー」と「おそ松さん」のコラボキャンペーンで、
公開された「おそ松さん」の動画6本を観ました(*^.^*)♪

全然飲まない「オールフリー」を買いまくり、持て余しつつも(^_^;)、
久々の「おそ松さん」新作動画嬉しい~O(≧▽≦)O。

動画は各2分くらいかな?

次男推しなので、一番気に入ったのは筋肉松(カラ松・十四松)の第6話「夏の終わりに」。
具体的な内容は無い雰囲気動画って感じだけど、あまり気取ってない
カラ松がお兄ちゃんしてて、ほのぼのしてて好き(*^.^*)♪
筋肉松は癒やし~!!!と改めて思った。

次に好きなのは材木松(カラ松・トド松)の第2話「World is mine」。
こっちは、安定のイタすぎるカラ松と、それに突っ込むトド松の話。
背中にカラ松の顔が入ったデニムベストが可愛すぎるんですが・・・!
松MMDで、クソタンクトップや髑髏マーク付きの革ジャン衣装があるけど、
これも出て欲しいなぁ。

第5話年中松(チョロ松・一松)の「怪談」も良かった♪
相変わらず早口でしゃべりまくるチョロ松、いいねっ♪
チョロ松と一松の絡みって本編では少ないし。

どうしても「宣伝ぽさ」があるので、純粋なギャグでは無かったけど、満足♪
次にあるなら色松(カラ松・一松)、長兄松(おそ松・カラ松)の動画があるとより嬉し。

オールフリー、間違って多めに買っちゃって、ポイントが余ってるんだけど、
残りどうしよう?
壁紙をダウンロードするか・・・(次男のだけはダウンロードした(^_^;))。
でも、羽田圭佑も好きなので、小説をダウンロードして読むか悩む。

「シリアルキラー展」@ヴァニラ画廊に行った♪ [美術展・博物館等]

siriarukillertenposter.jpg

2016年6月9日~7月10日まで、東京銀座8丁目にある「ヴァニラ画廊」で開催中の、
シリアルキラー展」に行ってきました♪

シリアルキラー(連続殺人犯)が描いた絵や手紙、持ち物などが展示された展覧会。
HN氏という方個人のコレクションらしいです。

入館料はパンフレット込みの値段なのでちょっと高めの1900円。

ポスターに載っている、ジョン・ウェイン・ゲイシーのピエロの絵の他、
テッド・バンディ、ヘンリー・リー・ルーカス、チャールズ・マンソン、エド・ゲイン、ジェフリー・ダーマー、
ケネス・ビアンキ&アンジェロ・ブオーノ(丘の上の絞殺魔)、
デビッド・バーコウィッツ(サムの息子)、アイリーン・ウォーノス(映画「モンスター」のモデル)、
etc、様々なシリアルキラーの絵、手紙、所持品などが展示されていました。

名前は知らなくても、「あっ、この映画のモデルなんだ」と、解説を読むとわかったり、
几帳面なんだなぁと、絵や手紙を見て感じたり、逆に「普通の時もちょっとおかしい?」と思えたり、
本や記事では読んだことはあるけれど、物語の中の登場人物のように、
すごく遠い存在であったシリアル・キラーが、実在することを実感できる展示会で、
かなり面白かった(*^.^*)♪

ゲイシーの描いた絵は、かなり数が多く、見応えがありました。
ジェフリー・ダーマーは、自分の手を描いたものが展示してありました。
いろいろな映画に影響を与えたエド・ゲインの聖書とか、集団自殺で有名な人民寺院の代表
ジム・ジョーンズの名刺とか、興味深いものもいろいろ。

平日行ったんですが、それほど広くない展示室はかなり混んでました。
そして女性が8~9割。
意外にも、女性の方がシリアルキラー好き??
いや、私も好きなんですけど(^_^;)。

「ディアスポリス」はともかく、「鋼の錬金術師」実写映画化はやめてくれぇぇぇΣ( ̄ロ ̄lll)! [映画・特撮・アニメ]

2016年5月24日、松野家の六つ子たちのお誕生日でウキウキとニコ動とか観ていた私の目に
とんでもないニュースが・・・・。

「鋼の錬金術師」実写映画化!

最初、ガセかと思いましたよ。
そう思った人は多かったらしく、検索候補「鋼の錬金術師 実写化」といれると、
検索候補に「鋼の錬金術師 実写化 ガセ」とか「鋼の錬金術師 実写化 デマ」とか上位に来るくらい。

でも、ガセでもデマでもなく、ほんとうだったぁぁぁぁ・・・・・_| ̄|○ il||li。

えっ、なんで?
これだけは、さすがに無いと思ってたのに・・・・。

今週からモーニングで、新章の連載を開始した「ディアスポリス 異邦警察」も、
既にドラマ化され、実写映画化も。
こっちはいい。
舞台が現代日本だから。

最近、漫画の実写化として、そしてゾンビものとして、珍しくヒットしたという「アイアムヒーロー」も、
第一章は日本が舞台(これはその内観ようと思ってる)。
漫画実写化としてはまぁまぁだった「寄生獣」もそう。

でも、ハガレンはダメだろ。
世界観が違い過ぎる。
「テラフォーマーズ」とか、「進撃の巨人」とか「黒執事」みたいになる未来が見える・・・。
「テラフォーマーズ」や「進撃の巨人」の原作は好きだけど、思い入れはそこまで無い。

でもでも「鋼の錬金術師」は、世界観も登場人物もみんな好きだぁ。
思い入れが強いぶん、やめて欲しい気持ち大!

ハガレン、アニメの方は良く出来てたので(映画は2作目はイマイチだったけど、1作目はよかった)
いいけど、実写化は・・・・・・ああああ、頭抱えたくなるぅぅぅ(-_-メ)!!!
そういえば、ハガレンの実写映画化が発表される数日前、何故かニコ動で、アニメ「ハガレン」の
名場面のまとめ動画が上位にあがってた。
で、そのまとめ動画、いくつか観たけど、アニメならではの面白さがあって良かった♪

漫画の実写化、映画のできが悪くても、原作コミック側には、あまり影響が無いんだろうなぁ。
できがよければ、もちろん原作も売れる、でもできがイマイチでも話題になって、
実写化されないよりはされたほうが売上があがったりしてそう。
だから次々と実写化されちゃうのか??

「ディアスポリス」のように、ドラマ化映画化がきっかけで(違うのかもしれないけど)、
新章が始まったりすれば、それはそれで嬉しいけど、ハガレンはそれもなさそうなので、
やっぱり実写化はやめて欲しい~。
もしかしたら、実写映画化記念で、ちょっとしたエピソード漫画が描かれたりするのかな?
それだけを期待しよう・・・。

「HK/変態仮面」監督福田雄一:あの原作を映画化!原作への愛が溢れてる!2作目も見なくちゃ! [映画・特撮・アニメ]

HK/変態仮面 [DVD]

HK/変態仮面 [DVD]

  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD
7.8点

パンティーを被ったヒーロー「変態仮面」。
昔、ジャンプで連載してた作品。
今考えると、よくこんな内容の連載してたなぁ・・・とか思ったりするけど、
「ジャングルの王者ターちゃん」とか、もっともっと昔だと「ハレンチ学園」なんかも連載してたんですよね
(「けっこう仮面」もジャンプだけど、これは月刊だったか?)。
テレビの内容もそうだけど、どんどん規制は厳しくなってる印象。
そんな中、「変態仮面」が実写で映画化されたと聞いた時は、すっごくびっくりした。
そして、その映画がとっても好評と聞いて、更にびっくりした。
劇場マナーCMに登場した「変態仮面」(リンク先で観られます)は、
ちゃんと「変態仮面」で感動もした。

映画館に観に行こうかと思ったんだけど、さすがに「変態仮面」・・・・「HK」でも通じるよと
言われても躊躇しちゃって観ないままでした。

しかし、映画2作目「HK/変態仮面 アブノーマルクライシス」が2016年5月14日公開だったので、
今更ながら一作目「HK/変態仮面」を観ました。

いや、笑った笑った、そして呆れて(褒め言葉)、上級変態には戦慄し、また笑った。
漫画の実写化の中では、トップクラスのできっ!

正義感溢れる、しかしドMの刑事と、Sの女王との間に生まれた色丞狂介(しきじょうきょうすけ)。
父譲りの正義感を持つ狂介は、紅優高校拳法部に所属していて、体格もいいのに弱い!
しかし、女物のパンティーを被ると、とてつもないエクスタシーを感じ、潜在能力を100%覚醒、
超人「変態仮面」に変身できることに気がつく・・・。

とにかく「女性物のパンティー」を被ったヒーローって設定がすごいです(^_^;)。
その上、体の方も、隠れているのはほんの一部・・・。
攻撃は、おいなりさんでのアタックだったり、スピンだったり・・・。
原作もかなりぶっ飛んでたんですが、再現度の高さ&主人公役の鈴木亮平の肉体美のすごさっ!!
と、まず主人公がいいっ。
鈴木亮平、体を作ってまでの体当りの演技、素晴らしぃっ!
よく、この役、受けましたね・・・。
もう尊敬しますっ!
ファンですっ!

そして、個性爆発の悪役たち。
監督がテレビドラマ「アオイホノオ」(リンク先感想)で、そこにでていた俳優さんが多いんですが、
「変態仮面」のぶっとんだ設定と、俳優のアクの強すぎる個性と、
ベッタベッタに濃い演出の相性は満点。
特に偽変態仮面を演じた安田顕の演技は、上級変態過ぎて悶絶っ!!
あと、個人的にムロツヨシの三つ編みがツボでした。
部下が戦ってる最中、三つ編み編んでんなよっ(笑)!!
これが、微妙に可愛いさを醸し出してるのもまた(笑)。

その上、アクションシーン、攻撃方法とかとんでもないのに(股間でアタックとかするし)、
かっこいいんですよっ!
動いてるシーンもいいんですが、静と動の対比も素晴らしく、立ちポーズや、
ほんのちょっとした動きに「変態性」がでていて素敵っ!!

低予算なのがわかるけど、ちゃんと効果が発揮されてる特殊効果もいいっ!
最近の、CGや特殊効果を使ったけど、チープさだけが全開!って感じじゃなく、
チープなことをちゃんと考えて使われてるというか。

ちょっと展開がたるいかなぁってところもあるんだけど、すっごく楽しかったっ!
「どうしようもないことに全力投球」って、素晴らしいねヽ(^o^)丿!

下ネタ満載な映画なので、観る人を選ぶとは思うけど、
「変態仮面」が実写映画化!
ってことに、驚きと感動を覚えた方は、ぜひ一度観て下さい(^-^)ノ♪

2作目、劇場で観ようかなぁ・・・。

実写版「テラフォーマーズ」、公開前なのに、実写版「デビルマン」と背比べって・・・(^_^;) [映画:SF・アクション]

2016年4月29日公開予定の映画、実写版「テラフォーマーズ」

コミックの実写映画化で、SF系は、いい思い出が全然無いので、あまり興味を持って無かったん
だけど、まさか公開前から、あの既に伝説となっている映画、
実写版「デビルマン」(リンク先感想)と比べられるレベルとは・・・(^^;)。

「テラフォーマーズ」が映画サイト「超映画批評」で100点満点中5点の評価
と、かなり悲惨な評価な上、検索すると、出るわ出るわ、試写会を見た人からの酷評。

ただ、映画批評での実写版「デビルマン」の評価は2点だったらしいので、その倍以上の点数は
とってる。
さすがに、「デビルマン」超えは無理だったようだけど、少し前酷評された「進撃の巨人」よりは
酷い、コミック実写化、歴代ワースト2位くらいにはなりそうな勢いっ!

確かに、公式サイトで予告みた時点で、ヤバイもん(^_^;)。

でもね、ここまで言われると、逆に観たい思う自分がいたりする。

実写版「デビルマン」は、観るとデーモン化すると言われていたけど、
「テラフォーマーズ」は、観るとG化するんだろうか??(^_^;)

「エビデンス-全滅」監督:オラトゥンデ・オスンサンミ:残された映像から殺人鬼を割り出せ!ファウンド・フッテージものの秀作! [映画:ホラー・サスペンス]

エビデンス -全滅- [DVD]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: DVD
7.3点

人気の無い砂漠を走る一本の道路。
そこにしかけられた有刺鉄線により、ラスベガスに向かう観光バスが横転。
乗客たちは、救助を求め、荒れ果てたガソリンスタンドにたどり着くが・・また1人、また1人と、
溶接用マスクを被った殺人鬼の持つ溶接トーチで焼き殺されていく・・・。
生き残ったのは、意識不明の者1名と、女性1人のみ。
警察は乗客たちが撮っていた、ハンディカメラや携帯の動画などの証拠(エビデンス)から、
犯人を割り出そうと、解析を始める・・・・。

「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」など、行方不明などになった撮影者が残した映像を元にストーリーが
進む、ファウンド・フッテージ物。

最初は事件への流れが、そして焼けたせいで所々不鮮明になった映像が解析されたり、
今までの映像を元に新しい映像が発見される度、進行する事件自体のストーリーと、
平行して進む捜査状況が、かなり面白い!

砂漠の中にある荒れ果てたガソリンスタンドが舞台というのも、閉塞感、そして孤立感を高め
緊迫感を煽る。
バスの乗客も、家出した少年、息子に誕生日プレゼントを渡せなかったダンサーの女性、
大金を持った挙動不審の女性、一方は女優、一方は映画監督を目指す女友達と、その恋人・・・
と、それぞれドラマを持っていて、ストーリーを盛り上げます。
その上、何故か調査中の映像が、ネット上に流れ、世間も、そして捜査本部も騒然となるなど、
いくつかの山場があるストーリー展開もいい。

人が、他の人の見ている前で焼き殺されたり・・と、殺害シーンに衝撃的な映像が多めなのが、
ホラー好きには嬉しい。

「ファウンド・フッテージ物」のホラー・サスペンスとしては、構成もよく、見所も満載で、
かなりできが良い作品♪
ラスト、ちょっと突っ込みどころがあって、自分の中では、ストンと落ちてくれなかったのが
ちょっと減点だけど、それでもお勧めな作品です(^-^)ノ♪

監督、「フォース・カインド」(かなりの駄作だった・・・リンク先感想)と同じで、ちょっと驚いた。

アニメ「坂本ですが?」・・・・かっこよすぎて、痛くないぞ(^_^;)。 [映画・特撮・アニメ]

いじめすらスタイリッシュにかわす、主人公の行動が痛すぎて耽美でシュールな
ギャグマンガ「坂本ですが?」がアニメ化

コミックの感想はこちら→1巻2巻

観る気はあまり無かったんだけど、坂本役の声優が緑川光と知り、それはピッタリかも!と、
観てみました。

観た感想・・・・・マンガの気恥ずかしい耽美さに比べ、アニメ版は、坂本くんが美形過ぎる上、
緑川光の声もピッタリで、普通に痛恥ずかしいシーンが痛くない状態になってる(^_^;)。

いや、もちろん内容は変なんですよ。
嵐の中、強風に飛ばされた雀を助ける為、傘で飛ぶとか・・・・。
火を消すための反復横跳びとか・・・・、スズメバチとコンパスで戦うとか・・・。
でも、なんか痛さが弱くて、それも有りとか思えちゃうというか、原作で感じたムズムズ感が無いと
いうか・・・。
あっ、最近カラ松の痛さが全然平気になってるので(クソップもクソカラコンも平気よっ!)、
もしかしたら自分の感覚が麻痺してるのかもしれない・・(;^_^A。

そして、そして、突っ込み不在の恐怖!
登場人物が誰もこの状況に突っ込まないっ!!

1人、アニメを観て突っ込みやってるのも寂しいので、登場人物の誰でもいいから突っ込んでくれ~!!
とか思ってしまった。

これぞ、ニコ動向き!!(ニコ動で「坂本ですが?」のまとめ動画-既に消されたけど(^^;)-とか観ると、
突っ込み満載で安心した(笑))と思ってたら、配信が無くて大ショック!

しかし、先日、ニコ動での配信が決まりましたヽ(^o^)丿!!
原作付きアニメって、あまり観ないんだけど、アニメオリジナルシーンもあるようなので、
もしかしたら、今期はこれを観るか?

まぁ、今はニコ動で週に1話ずつ72時間無料配信されてる「カーレンジャー」が非常に
楽しみなんですが。
「カーレンジャー」戦隊物の中では、異色だけど(不思議シリーズ)、私が戦隊物では
唯一全話、それも放送時にちゃんと見た作品で、懐かしいし、いま見ても好きだ(*^.^*)♪

「ダークウォッチ 戦慄の館」監督ヴィクター・サルヴァ:見せ場は多いんだけど、 [映画:ホラー・サスペンス]

ダークウォッチ 戦慄の館 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
  • メディア: DVD
6点

触れることでその人の悲惨な死に様が見える能力を持つニックは、23歳の誕生日、精神病院に
入院する母親に会う。
しかし、久しぶりに会った母は、ニックが会った事の無い父親の話をしている最中にパニックになり、
その上、その夜怪死してしまう。
母親の遺書には、ニックが子どもの頃から何度も夢に見、絵にも描いた家の写真と、
地図が入っていた。
父親の手がかりを得る為、身重で臨月の妻と、親友ライアンと共に、その地図の場所に向かう。
ようやく辿り着いた古びた洋館には、管理人を名乗るセスという不気味な男が住んでおり、
館にまつわる、不吉ないわれを話しだす・・。

特殊な能力、壁の中の悪魔、不吉な過去を持つ館、不気味な管理人、集団斧男の襲撃、
B級オカルトマンガでありそうな「うぉっ?」と思える展開とオチ・・・・・かなり盛りだくさんで、
見せ場もあちこちに。

悲惨な死が見えてしまう主人公の能力は、否が応にも緊迫感を高めるし、
集団斧男はビジュアル的にもいいっ!

しかーし、この映画で一番印象に残ったのは、「主人公、動かね~!!!!」「役立たず!」でした(^^;)。
ホラー映画って、シナリオを順当に進めるのに、「なんでこんな行動するの?」ってのが
いたりするじゃないですか。
それを主人公がやっちゃってる印象・・・・・。
でも、そうしないと、シナリオが進まない・・・・。

内容盛りだくさんなので、それなりに楽しめたし、B級オカルトコミック的なストーリーが
好きならいいかも。
私は、最後の方の種明かし要素は、割りと好きでした♪

「HUNTER×HUNTER」連載再開!1年8ヶ月ぶりだってw(゚o゚)w! [本:コミック]

もう再開は無いんじゃないかと思っていた「HUNTERXHUNTER」が、2016年4月18日発売の ジャンプで連載再開らしいヽ(lll゚Д゚)ノ本気でビックリしたよ!!!!

律儀に毎週、『今週の「HUNTERXHUNTER」は休載します』と目次ページには書いてあったけど、
あまりの長期間に、再開は無いんだと思ってました。

1年8ヶ月の休載か(^^;)。

連載再開を喜ぶより、「今度は何週間見られるんだろ??」って気持ちの方が大きい(^^;)。
何週分書き溜めての連載再開なんだろ?

ストーリー的には、かなり好きな話になりそうなので、頑張って続けて欲しいっ!!

でも期待しちゃダメだ・・・・期待しちゃダメだ・・・・と、自分に言い聞かせてる(^^;)。

おそ松さん:25話(最終回)「おそまつさんでした」・・・どんな展開が来てもと思っていたけど・・・ [映画・特撮・アニメ]

アニメ「おそ松さん」、最終回、25話「おそまつさん」でしたを見終わりました~!

以下ちょっとネタバレ注意↓








24話Bパート「手紙」(リンク先感想)がドシリアス、その上25話への「続きもの」。

この1週間辛かった。
24話は単独で見ないで、25話と一緒に見れば良かった・・・と思ったけど、
これは1週間空けて正解でした。

24話ショックで、ニコ動などでも、シリアス系の動画がかなりアップされてて、それみてじんわりしたり
してたけど、25話、ほんとに何が来るか怖かった。

シリアスで終わるか・・・それは無さそうと思ってたけど、あの公式ならやりかねない。
夢オチでもいいから明るく終わって欲しいっ!!
それでも許す人多いはず・・・・。

とか思ってたら、最終話、まさかの不条理&下ネタ回でした(^_^;)。
みな1人暮らしして、モザイクかかるような事するなっ。
特に、チョロ松、お前は会社で何やってんだヽ(lll゚Д゚)ノっ!という・・・全員シコ松スタートな、
予想の斜め上を行き過ぎる展開。

「24話の感動はどこへ??」ってことで、ここ1週間は24話の感動を噛みしめる期間だったんですね~。
全員シコ松のあとだってのに、六つ子が円陣組むシーンとか「これぞ六つ子」っと感動しちゃったし。
その後、不条理・下ネタオンパレード、ラストの止め絵も素晴らしく、
本当に「おそまつ」過ぎる最終回(褒め言葉)。
24話のシリアス展開があったからこそ、より際立つ不条理さと下ネタ。
単発で、25話をやるより、何倍も盛り上がったと思う。
ううむ、公式の手のひらで踊らされてる感、大っ!

でも、それがすっごく楽しかった(〃∇〃)♪
ここまでハマったアニメは、無かったんじゃないかってくらいだったし(あっ他に2つくらいあるな、昔だけど)、
ネットでの盛り上がりに共感できたのも楽しかった。

ネットで盛り上がった最終回というと、「エヴァンゲリオン」の最終回の阿鼻叫喚地獄が
一番印象に残ってるんだけど(当時はインターネットではなく、パソコン通信メインで、自分はNiftyだった)
「残り2話でまとめられるはずがない」と冷めた目で見てたので、盛り上がりには乗れなかった。
当時、あの悲惨な最終話2話を見て怒り狂ったり、嘆いたりした人は、あとになっていい
思い出になったんじゃないのかな??

ということで、「おそ松さん」、はまれてすっごく楽しかったし、幸せだった(〃∇〃)♪
最近、マイブームみたいなのが無かったので、余計に。
パン作り→エスニック料理→鉱物標本→パズドラ・・・インフレで興味が離れつつあったけど、
次のマイブームが来ない状態でダラダラ続けてた・・か~ら~のっ、大爆発ヽ(^o^)丿!!
はまってるものがあると、日々楽しい♪
今回、珍しくキャラ萌えもあったので、より(笑)。
現在、カラ松がダントツトップ!
他の六つ子も好きだけど(*^.^*)♪
24話の扱いが良かった分、予想通り25話の扱いはかなり悪かったけど(^^;)。

公式サイトは29日(火)朝10時くらいまで停止中なので、その後何か発表があるのかな?
エンディングでも「またね」って何度も言ってたから、2期は期待してもいいんだろうか??
その辺は、まだドキドキだ。

「マンホール」監督ジェシー・T・クック:下水に閉じ込められた男の運命は・・・かなり汚い、そして異色な上級者向けホラー? [映画:ホラー・サスペンス]

マンホール [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アメイジングD.C.
  • メディア: DVD
6点

「もう、二度ともどれない・・・・」がキャッチコピー。

カナダの田舎町で、住人たちが嘔吐や下痢などに襲われ次々と倒れていく。
水質汚染が原因らしいが、その発生源が突き止められず、町には避難命令が。
配管工のジャックは、高額の報酬と引き換えに、発生源を突き止める為、身重の妻の反対を押し切り、
1人古い下水溝の調査に向かう。
しかし、運悪く下水溝に転落したジャックは、閉じ込められてしまう。
そこは、汚物と臭気漂う悪夢のような場所だった・・・。

オープニングが、吐き気を催すほど汚いです(^_^;)。
生理的嫌悪感がブワワーっと吹き出すくらい。
ただ、そこが「汚さMAX」なのが惜しいっ!
全編それを貫けたら、何かの殿堂に入れたかもしれない。
舞台が下水溝なので、基本そこそこ汚いんですが、オープニングの衝撃には負けるのが残念。

で、ストーリー自体は、かなり単調。
下水溝の調査を依頼しにくる男が何なのかもはっきりしないし、何故主人公1人で
頑張らなきゃいけないのかも謎←設定が雑なんだと思う。
その上、場面は基本同じ場所、一人芝居メインなので起伏に欠ける←これは上手くやれば
面白くなるけど、そこまでの緊迫感とか閉じ込められたことへの恐怖を出せてなかった。
謎解き要素も基本無いし。
ただ、下水溝を制御する施設に住み着いてる怪しい兄弟が非常に魅力的!
なんだかよくわかんない、漫画にでも出てきそうな2人で、詳しい背景など全然っわからないんだけど、
キャラクター付けとかが、とにかく変でいいっ!
このなんだかわからない2人が出たせいで、先がどうなるか、よくわからなくなったのもいい。

でも、でも、そういう「変なテイスト」を楽しめないと、駄作だと感じる可能性大(^^;)!
ということで「上級者向けホラー」って感じでしょうか。
「ムカデ人間」辺りは、わかりやすい奇抜さ、突き抜け方だったけど、これはもっと微細だし。

かなり人を選ぶホラー映画でした。
オープニングの汚さが全編を貫いてれば傑作に・・・・ならないか・・←でもそうだったら、
最後まで見るの、本気で厳しいかも(^_^;)。

おそ松さん:24話「手紙」・・見るんじゃなかった・・・来週まとめて見れば良かった・・ [映画・特撮・アニメ]

おそ松さん、最終回一話前の24話「手紙」。

ネタバレありなので、見てない人は注意↓。






あまりにシリアスな展開、それもダウナー系シリアスに、「えっ、どこで落とすの?」
「絶対に来週の最終回に続けないで欲しいっ」との願いも虚しく、「つづく」Σ( ̄ロ ̄lll)!!

来週の放送まで辛すぎる~。
夜中の2時30分過ぎなのに、すごいツイート数でツイッターの方も、すごい事になってますが、
私も、こうやって感想になってない気持ちを書いちゃうくらい今回辛いっ!

既に松ロス。

「おそ松さん」って、学生時代の楽しかった時のことを思い出すようなモラトリアム感、
一瞬の夢のような時期が、アニメの中で再現されてる感があって好きだったのに・・・。
それと、どんなに喧嘩しても「やっぱり兄弟」って安心感、それも好きだった。

月刊MdN 2016年 4月号(特集:おそ松さん)

月刊MdN 2016年 4月号(特集:おそ松さん)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: エムディエヌコーポレーション
  • 発売日: 2016/03/05
  • メディア: 雑誌


だから月刊MdN4月号の表紙は、切なくて苦手。
みんなが自立して自分の道を歩み出す・・・そんな感じを受ける表紙(十四松がトド松を背負ってるの
だけが救い・・・)。
いつかそうしなきゃいけないんだろうけど(そうしないと「実松さん」だ(-_-;))、
そんなの見たくないっていうか。

この表紙を暗示するようなことをされてしまった24話「手紙」。
これだけは嫌って思ってたファンも多いんじゃないかと・・・。
来週の放送まで辛い。
本当に、24話、25話、まとめて見れば良かった。
24話で、最終回の前振りしてくるとは、やられたーって感じです。
覚悟が全然できてなかった。

2期があるのか、それとも終わるのか・・・。
「銀魂」は続いたけど、「おそ松さん」はどうかな??

カラ松が、すっごく次男っぽくて、頑張ってて、すごく良かった回だけど、辛すぎて、
最終回が来るまで、もう一度見る気になれない。

六つ子はいつまでも、みんな一緒がいいんだよ~(T_T)!!

六つ子がわちゃわちゃしてて楽しい23話「灯油」を見なおして、気持ちを立て直そうかしら・・・。
↑そして観に行ったら、同じ人がいっぱいいた( ̄△ ̄;) !!

最終回、シリアスで終わったら悲しいけど、でも、そうやってキレイに終わるのもありなのかも・・
でも、やっぱりギャグで明るく終わって欲しいっ!続きを期待させて欲しいっ!
と、2つの気持ちがせめぎあってる・・・。

24話のカラ松の扱いが良かったので、ギャグ展開になったら、反動も怖いなぁ(^_^;)。
最終回までの一週間、落ち着かなくて本当に辛いです。

※追記:結局、このまま最終回を迎えてシリアス終了だったら、耐えられそうもないので、
覚悟するのと、心を鍛えるために、観直した・・・次男が長男を殴るシーンとか、月を見るシーンとか、
一松と今川焼きとか、おじぎをする一松とか、トッティの痣とか・・・・・・・あちこちに
切なすぎるシーンが・・・・(T_T)。
六つ子たちの成長が辛いなんて・・・。

おそ松さん:21話「麻雀」「神松」。「麻雀」が思いっきり「麻雀」してて笑った!わからない人切り捨て(笑) [映画・特撮・アニメ]

おそ松さん、21話はAパート「麻雀」、Bパート「神松」。

「麻雀」の方は六つ子達が「麻雀」をする話なんだけど、序盤、麻雀がわからない人は、
完全切り捨てという潔さっ!
(↓かなりネタバレがあるので、見てない方は注意)
ストーリー詳細が知りたい方はこちらが詳しい。

起家チョロ松、東一局。
おそ松が早いリーチ。

するとチョロ松が
「早いな…手役は何だ?タンピン系と読むのが妥当。そして多分好形だろうね」
「リーチ宣言牌の北は場に二枚切れの安牌。両面両面の一向聴だった可能性が高い」
「つまりツモ切りの四萬筋ならまだ通りやすいか…」
おそ松の捨て牌(南・七筒・九筒・一萬・四萬、北←ドラは八筒・・・だと思った)から、
筋で七萬を捨てます。

その後チョロ松の下家のトド松は、
「七萬?一発目に?おかしいよ。親番だけど打ったのがチョロ松兄さんだからなぁ」
「向聴?聴牌?でも聴牌なら東発親番を理由に即リーで追いかけてもいい」
「いや六萬のワンチャンスって可能性もあるね。でも生牌。
ペンチーワンやシャンポンも否定できないのに」
「ま、とにかくこの押す理由はないね」
七筒の現物切り・・・・

って感じで、麻雀を知らない人には、全くわからないだろう展開が(^^;)。

結局おそ松の手は、聴牌即リーの辺三筒待ち。
「おそ松の麻雀ポリシー。それは全ツッパ」とカラ松の解説が入り、
おりないので、振り込む事も多く
「守備力が皆無!トビ率100%」
「オーラス知らずのおそ松」
知ってる人なら笑える、でも知らない人には「???」な展開が中盤まで続きます。

いやー、久々に麻雀ネタで笑えて自分的には嬉しかった。
「ぎゅわんぶらあ自己中心派」とか思い出して、しみじみしちゃいました。
ああ、自分もおそ松までではないけど、無駄なつっぱりをして「タコ」とよく罵られたし
(でも、タコは調子がいい時は強いんだよ)、最近麻雀すると集中力が続かず、
考えるの面倒で危険牌捨てたり、聴牌すると即リーしちゃうようになるので
またタコに戻ってる(^_^;)←まわせない。

「安手で一度あがると調子もあがり、手がつけられない状態になる」
「でも、フリテン率もあがる」という十四松タイプは後輩にいたし←将棋のルールすら覚えられない
十四松が、何故麻雀はちゃんとできるんだろう・・・(^_^;)。
「神がついた」と自分たちは言ってたけど、もう手がつけられないほど上がられたあげくに、
やっと終わったか・・と思ったら、ピンフのノミ手で嵌張待ちとかして上がり、
こちらの大きな手を流されたり・・。
その上、神がついてる時は、態度がとてつもなくでかくなるので、ムカつく。
一度「お前とは二度と麻雀しない」と言ったことがある・・・その後20年以上麻雀仲間
なんですけどね(^_^;)。

一松の「卓返し」はされたことがないけど、旦那は寮の先輩にやる人がいたらしい(^_^;)。

「哭きの竜」「アカギ」などもちょっと使われてて、麻雀する人は、かなり楽しめた内容。
麻雀を知らない人をすっぱり切り捨てられないと、この面白さは出せなかったと思うので、
それをやってしまう「おそ松さん」すごい!

「麻雀」の後半は、わからなくても、まぁ笑えるだろう・・って内容にはなってましたが(^_^;)。
「裸単騎」で、「裸になる」とか←最後は脱衣麻雀ネタ?

六つ子の中で一番強いのはカラ松だと思うんだけど、これは予想通り
「役満縛り」を自分でしてて全くあがれない「不和了のファンタジスタ」でした。
メンチンくらいで妥協して上がってもいいのに(^_^;)。
ツモられた時の「サクセースッ」ってセリフには笑った。

六つ子の善の心が集まってできた7人目の兄弟の話「神松」もとてもおもしろかったけど、
久々に「麻雀ネタ」で笑わせて貰って嬉しかったので、感想をアップ♪

あと3話で終わってしまうなんて、寂しいなぁ。
3期来るといいのに。

それと、久々に麻雀したい。
学生時代と違い、最近は1年に一回くらいしかできないから。

「ババドック 暗闇の魔物」 ジェニファー・ケント監督:いい雰囲気の怖さがある映画。バックストーリーもいいっ! [映画:ホラー・サスペンス]

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  • 出版社/メーカー: トランスフォーマー
  • メディア: DVD
7.3点

かなり巷で評価の高かったオーストラリアホラー「ババドッグ」を観ました♪

夫を事故で失ったシングルマザーのアメリアは、エキセントリックで突飛な行動をとる息子
サミュエルと暮らしていた。
家計を支える為、介護施設で必死で働く中、言いつけを聞かず、学校で問題を起こす
サミュエルに振り回され疲れ果てていたアメリア。
ある夜、サミュエルが見たことも無い一冊の絵本を読んで欲しいとお願いしてくる。
その本のタイトルは「ババドッグ」。
「ババドッグ」という不気味な怪物が登場し、「本当の姿を知ったものは、死を欲してやまなくなる」
そんな不吉なことが書いてある絵本・・・。
それを読んでから、その存在に怯え、騒ぎ、手製の武器を作り、学校にまで持参しようとする
サミュエル。
最初は相手にしなかったアメリアだが、アメリアも徐々にその存在を感じるようになる・・・。

メインのストーリーは、「絵本+怪物+家の中に忍び寄る恐ろしい存在」という定番な内容。
メインのストーリー自体、「ババドッグ」の絵本の雰囲気や、演出がうまく、
独自の世界を作り出していてなかなか面白い。
後半どんどん緊迫感もまし、盛り上がり方もなかなか♪
ただ、これだけだと、定番的で、まぁ「佳作」という感じ。

でも、この作品は、他にもいいところが多くて、それが巷の高評価につながってるんじゃなかと。

まず、サミュエル役の子役の子が上手いっ!
ヒステリックで、思うようにいかないとキーキーと騒ぐ、言うことも全然聞かない、
きっとこんな子だったらノイローゼになっちゃうかも・・・と思える一方で、母親を真摯に
心配しているという気持ちも伝わってくる。
またそのギョロリとした目にも助けられているんだろうけど、恐怖に慄く演技が非常にいいっ!

母親アメリアの、サミュエルへのイライラと、愛情、両方の感情に挟まれ苦悩し、
そこに「ババドッグ」による恐怖と狂気が加味され、どんどん追いつめられていく様が
サミュエルのいい演技とリンクして、よりストーリーを盛り上げてくれてる。

それとバックストーリーである、シングルマザーの孤独と苦労。
アメリアは、困難な状況でも人を頼ろうとしないし、他人から今の状況を憐れまれたくないという
プライドから、困難な状況に陥るほど、周囲との関係を断ち切ってしまう。
そして、「ババドッグ」の存在が、自分の生活を破壊しはじめ、本当に困った時、
頼る人がいない状態に・・・。

ホラー要素が無く、シングルマザーであるアメリアが子どもの問題で追い込まれてくという
ストーリーだけでも、今社会が抱えている影の部分が見えてくる感じがある。

オチがちょっと納得いかなかったのが減点ポイントだけど、
いろんな要素が上手く絡まって楽しめ、後半も盛り上がるし、面白い一作でした♪

「アナベル 死霊館の人形」ジョン・R・レオネッティ監督:「死霊館」が面白かったので期待したんだけど・・・ [映画:ホラー・サスペンス]

アナベル 死霊館の人形 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: DVD
6点

映画「死霊館」(リンク先感想)の中で語られた「アナベル」という呪いの人形のエピソード。
これが非常に怖かった。
そして、「死霊館」の監督ジェームズ・ワンが制作ということで、とっても期待していた
本作「アナベル 死霊館の人形」。

1967年、第一子の誕生を待ち望む妊婦であるミアは夫ジョン・フォームから、
ずっと探していた高価なアンティークの人形を誕生日にプレゼントされる。
しかしその日の夜、隣家で殺人事件が起き、その犯人達が、フォーム夫妻の家にも侵入する。
犯人は、悪魔系カルトに心酔した隣家に住む老夫婦の娘アナベルとその恋人。
アナベルの恋人は警察に射殺されたが、アナベルは自殺してしまう。
プレゼントされたばかりのアンティークの人形を抱えた状態で・・・。

その後、フォーム家では奇怪な事件が続き、ついには妊娠中のミアに危機が。
奇怪な事件の影にアンティーク人形の影を感じた夫婦は、人形を捨てるのだが・・・。

まず、映画「死霊館」で語られた「人形アナベル」にまつわる話とは全く違う話になってます。
それがかなりガッカリ。

「アナベル」の造形は、呪われる前でも怖くて、「何故これが欲しかったのか??」と百回くらい
問い質したくなる感じ。
それがどんどん不気味になってくる辺りは、なかなかいいです♪

また、前半は妊婦、後半は幼子を抱えているミアという立場は、「弱き者」としての存在感がヒシヒシで
否が応でも緊迫感が高まります。
じわじわと迫ってくるような恐怖の演出も上手い!

でも、評価が低いのは、ストーリーに不自然さを感じてしまったから。
特に、一度捨てた人形が戻ってきたあと、生まれたばかりの幼い子どもを抱えているにも
関わらず、その人形を手元に置くことを決心するミアの行動が全然理解できない(^_^;)。
他にもちょっとご都合主義??って感じの展開や、先が見えてしまう長いエピソードの語りなど、
ストーリー展開にちょくちょく難あり、期待が大きかっただけに、低評価になりました。

素材は良かったと思うので、かなりもったいない。

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