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「コウノドリ 2巻」鈴ノ木ユウ著:望まぬ妊娠、望まぬ堕胎・・・出産には嬉しい、そして悲しすぎるドラマがある! [本:コミック]

コウノドリ(2) (モーニングKC)

コウノドリ(2) (モーニングKC)

  • 作者: 鈴ノ木 ユウ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: コミック
7.5点

実は死と隣合わせの出産・妊娠。
多くの人は、それと知らずに無事妊娠、そして出産を終えるが、もし、そういう自体に直面したら!?

産婦人科医鴻鳥サクラを主人公に、妊娠・出産を巡る様々な人間ドラマを描いたコミックの2巻が出ました!

2巻は、
未成年の望まぬ妊娠・・・・その時家族は?
胎児が無脳症だった時・・・夫婦は何を思う??
などのエピソードが載ってます。

胎児が無脳症だと判明した時の、鴻鳥の「産科医は無力だ」という言葉、
そしてすれ違う夫婦の気持ち・・・この話、何度読んでも、ウルウルしちゃいます。
どうしても避けられない不幸というのはある・・・・胸を締め付けられるような悲しさが溢れている話。
でも、その不幸を受け止める夫婦の絆が、無脳症の子を思う親の気持ちが切なくなるほど温かい。

テーマは重い話が多いけど、登場人物は、どこかしら愛嬌があって、それがこのマンガを
どーんより重いだけのマンガにしていないのもいい♪

1巻の感想はこちら

妊娠出産を経験した人、子供が欲しいと思っている人(男女問わず)、
そして、これからまだ出産するだろう奥様を持つ旦那さんにも、読んで欲しいマンガ(^-^)ノ。
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「亜人」桜井画門著:死なない生物「亜人」。「亜人」であった主人公は人々から追われ・・・ [本:コミック]

亜人(1) (アフタヌーンKC)

亜人(1) (アフタヌーンKC)

  • 作者: 桜井 画門
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/03/07
  • メディア: コミック

7.3点

殺しても死なない生物「亜人」。
高校3年生の永井圭は交通事故に巻き込まれ、死ななかった事から、自分が「亜人」であることを知る。
そして、「亜人」である圭には、1億円の賞金がかけられ、人々から追われる事に・・・。

主人公が亜人であることがわかり、日本中が、マスコミが大騒ぎ。
功名心の為、賞金の為・・・欲望むき出しで、主人公を追う人々の狂気と醜い心情。
人間ではないとみなされた圭への、周囲の態度の変化・・・。

この辺がテンポよく描かれる前半から中盤までは、一気に読め面白かった。
後半は、別の亜人が出現し、新しい謎が提示され、展開も変わるんだけど、
あまり目新しさが無く、ちょっと興ざめ。
でも、次巻に続く流れなので、この後に期待!

って、1巻だけかと思ったら、2巻も出ていたので、その内読みます(^_^)。
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「いとしのムーコ」4巻(みずしな孝之著)発売!うしこうさんがいい味だしてます(笑) [本:コミック]

いとしのムーコ(4) (イブニングKC)

いとしのムーコ(4) (イブニングKC)

  • 作者: みずしな 孝之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: コミック


飼い主の小松さんが、大好き!
大好き過ぎる柴犬(?)のムーコ♪
そんなムーコと、ガラス職人の小松さん、その友人のうしこうさんなどが織りなす、
ムーコ視点の、ほのぼの犬マンガ、「いとしのムーコ」の4巻が発売V(≧∇≦)V!

1巻2巻3巻、それぞれの感想はリンク先で。

ムーコの愛らしさは他の巻と変わらないけど、日常も同じ感じ。
そんな中、どんどん存在感を増しているのが、うしこうさん。

ムーコには八つ当たりされ、せっかくおやつや玩具を買ってきても、悲しい結果。
バレンタインデーも・・・・と、涙にくれるうしこうさんが、ムーコと同じように愛しい?!
いや、「愛しい」っていうより、こうちょこちょこといじると面白いというか(笑)。

4巻も、まったり不思議なムーコの視点で語られる物語、読むとほのぼの優しい
気持ちになります(〃∇〃)♪
ただ、おっとり美女篠原さんと小松さんの距離が巻を進むごとに近づいて、
ムーコの気持ち自体は、イライラ落ち着かない??

そうそう、4巻の表紙のお鼻もピカピカです(*^.^*)♪
そして、この4巻の帯と、2013年11月12日発売の「イブニング」の応募券を合わせると応募できる、
全プレ「ムーコグラス」が、すっごく気になります。
もう全プレなんて、全然応募してないけど、これは応募したいかもっ(〃∇〃)欲し~!
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「GANTZ(ガンツ)」ついに完結!最終巻37巻も発売!最終話すごかったよ・・・・テレビ版エヴァを思い出した・・ [本:コミック]

GANTZ 37 (ヤングジャンプコミックス)

GANTZ 37 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 奥 浩哉
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/08/19
  • メディア: コミック


映画化もされた奥浩哉著の「GANTZ(ガンツ)」。
電車に轢かれそうになった人を助けようとして死んだ玄野と加藤。
その瞬間2人は、マンションの一室に。
黒い謎の物体「GANTZ」によって、同じように集められた一度は死んだ人々。
「GANTZ」に、謎の敵と闘うように命令されるのだが・・・。

要所要所に垣間見えるシュールで変にふざけた雰囲気と、
これまたシュールでふざけてる、でも凶暴で凶悪な敵(「ネギ星人」とか「田中星人」とか)と、
突然戦わなければいけなくなった人々の感じる恐怖や緊迫感、
そして目の前で起きる仲間の「死」という惨劇の組み合わせが、
ストーリーの粗筋だけでは決してわからない、独特の雰囲気を出しているのが魅力的なマンガ。
奥浩哉の、デビュー作「『変[HEN]』はタイトル通りなんとも言えない「変」さで衝撃を受けたけど、
メインがシリアスなSFでも、そのセンスは爆発!

エログロナンセンスあり、仏像も魑魅魍魎も敵!
そして、どんどんどんどん話は壮大になり・・・・ついに完結!
最終話は、雑誌連載終了時に酷評されてたのを知ってたけど、
37巻を読んで酷評されてたのもわかった。
いやー、「エヴァTV版最終回」を思い出したんですが、同じように感じた人はかなりいたよう。
壮大に広げられたストーリーが”みんなで「おめでとう~ヽ(^o^)丿」」”で終わってしまった
エヴァの笑撃再び!って感じ(^^;)。

と、最終話の感想を書いてますが、実は「GANTZ」、まだ全巻通してちゃんと読んでないという(^^;)。
ザッっとは読んでるんですが。

何故、まだちゃんと読んでないかというと、
”「GANTZ」単行本を105円で全部揃えるプロジェクト”
に一人奮闘してるから(爆)。

現在、24巻と32~37巻がまだ買えてない。
後半は、まだ105円にはならないだろうなーー。

全部揃ったらじっくり読もう♪と思ってるんだけど、
既に、買った巻をじっくり読んでる、旦那と息子には、超不評。

でも、せっかくここまで頑張ったんだから、ラストまで完走したいっ!!

話が変わるけど、感動漫画家アシスタントの闘病記「さよならタマちゃん」(リンク先感想)に
登場する奥浩哉先生は(名前は出てないけど)、とても常識的な良い人でちょっと驚いた。
「変」とか「GANTZ」から、もっと変わった人かと思ってた。

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「神さまの言うとおり弐」(藤村緋二著)3巻発売!今回は、命をかけた棒倒しっ! [本:コミック]

神さまの言うとおり弐(3) (少年マガジンコミックス)

神さまの言うとおり弐(3) (少年マガジンコミックス)

  • 作者: 藤村 緋二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/08/16
  • メディア: コミック


教室に突然現れたダルマが、生徒たちに仕掛けて来た「だるまさんがころんだ」。
動いた者は、血しぶきをあげて血肉の塊に。
コケシによる「うしろのしょうめんだーれ」、10人で縄跳び・・・命をかけたゲームが繰り返され、
日本全国の高校を舞台に、笑えるほどあっけなく人が死にまくる
「神さまの言うとおり」(一章)(感想こちら)。

「神さまの言うとおり弐」は第二章。
その日登校していなかった高校生たちが挑むデスゲーム。
1巻は登場人物は違えど、1章と似たような展開、2巻は、新たなるゲーム「鬼ごっこ」。
そして3巻が発売されました!

今回は、「三択ロース! 」から出された3つの試験、「いすとり」「すなとり」「あやとり」の3つの中から
1つ選んでチャレンジ。
主人公は、「すなとり」を選ぶのだが・・・。

ごちゃごちゃと登場人物が多すぎた感がある1巻、2巻に比べると、
主要登場人物のやりとりがじっくり見られる為、一人一人の個性が見えてきたのはいい感じ。
ただ、セリフでの説明が多く、「棒倒し」自体も地味なので、ちょっと展開がたるいですね(^^;)。

現在の雑誌連載を読むと、4巻は、妖怪などが登場し、ホラー要素のある展開になると思うので、
自分は4巻に期待(^^)。

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「とろける鉄工所」(野村宗弘著)10巻発売!溶接工トリビアマンガ、遂に最終巻!! [本:コミック]

とろける鉄工所(10) <完> (イブニングKC)

とろける鉄工所(10) <完> (イブニングKC)

  • 作者: 野村 宗弘
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: コミック


身の回りの多くのものに使用されている「溶接」。
でも「火花をバチバチさせて金属を溶接する」くらいの知識しかなかった。

そんな私に、溶接のあんなこと、こんなこと、たーっくさん教えてくれたのが「とろける鉄工所」!
1巻の感想はこちら

最初は、知らない事ばかりだった溶接工の仕事に関するトリビアが面白くて読んでいたけど、
個性的な登場人物の面々も気に入って、ずっと楽しく読んでました。

その「とろける鉄工所」もこの10巻で最終巻。

舞台は小さな鉄工所「のろ鉄工」。
真面目だけど周囲に気を遣いすぎる北さんと、マイペースな北さんの奥さん、
溶接の技術は素晴らしいけど顔の横幅が広すぎる小島さん、
その娘の美人なさと子ちゃん、見分けがつかないほど似ている双子の息子、
さと子ちゃんに思いを寄せるが、行動も、そして心も、あまりにもオタクすぎる、
のろ鉄工所一番下っ端よっちゃん、過去の失恋の傷でトラウマをよく発動させる高原さん、
47歳・独身・愛嬌のある丸顔・頭髪寂しい・貯金を貯めこんでるが気前がよい西田さん、
社員旅行が生きがい、そして我が道を突き進む社長・・・etc。
鉄工所・溶接トリビアを交えながらも語られる、彼らの日々の仕事風景や生活は、
ほのぼのしつつも、その影に社会の厳しさも垣間見え、それが良い味にもなってたマンガ。
とても、好きな世界でした(*^.^*)♪
完結して、もう描かれなくなっても、この世界で彼らは、しっかり自分の人生を
歩んでいくんだろうなーと思えるマンガです(よっちゃんの将来は心配だ)。

完結したこの機会に、読んでみてはどうでしょう(^-^)ノ。
鉄工場・溶接トリビアだけでも、おーーーーっ!!と思える内容満載!
この本を読むと、一度くらい溶接をやってみたい・・とちょっと思うけど、火傷したり、
鉄粉チクチク、切り傷だらけになったり、かなり大変そうなので、尻込み(^^;)。
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「テラフォーマーズ6巻」(橘賢一著)発売!地味な慶次は、地味だけど強い蝦蛄(シャコ)! [本:コミック]

テラフォーマーズ 6 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 6 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 橘 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/08/19
  • メディア: コミック


火星テラフォーミング計画で、火星に大量に送り込まれたゴキブリ達は、
500年の間に恐ろしいほどに進化!
超人的な怪力・機動力を持つ上、先の火星探査隊「バグズ1号」(全滅)
「バグズ2号」(極一部生還)の残した技術を使用し、恐るべき進化まで遂げていた。
火星から来たウィルスによって、不治の病が広がる地球から、ワクチン開発のための
サンプル集めのため、「大型宇宙艦アネックス1号」が送り込まれる。
しかし、火星に到着した途端、先制攻撃により乗組員達は6組に分かれる事になり、危機的状況に。
他生物の能力を埋め込み、人間離れした能力を持つ乗組員達だが、
ゴキブリ達にも、他生物の能力を埋め込んだモノがいて、苦闘は続く・・・!
1~4巻の感想はこちら、5巻の感想はこちら

6巻は、地味な存在の慶次の戦いからスタート。
慶次の手術ベースは「蝦蛄(シャコ)」。
電波まで見えていると言われるシャコは、あまりに目が良すぎて、シャコの見ている世界は、
人間には想像できないらしい。
だから慶次は「目が目が目が・・・すっごくいいっ!」
・・・・・・・・・・地味です(^^;)。
でも、他にもシャコは恐るべき能力をいろいろ持っていて、慶次が思った以上に強いのがカッコイイっ!
対するゴキブリ君は、「バグズ2号」の乗組員の手術ベース「クロカタゾウムシ」を取り入れたタイプ。
「モンハナシャコ(紋華青蝦蛄)」VS「黒骾象虫(クロカタゾウムシ)」!!
戦いのゴーング!!
クロカタゾウムシが手術ベースのジャイナって、瞬殺されてた記憶があるんだけど、
敵方にその能力が渡ると強い!
まず、この死闘で盛り上がります!

その後も、各キャラクターの戦闘シーンで盛り上がる合間に、少しずつ謎が解明されたり、
提示されたり、ストーリーも若干進展し、面白い(〃∇〃)!

「テラフォーマーズ」って、とにかく演出とか解説がカッコイイのがいいっ!
好きなんですっ!
絶望的な状況のカタルシスもいいし。
6巻が出てるのを発見して大喜び!
そして次巻も楽しみO(≧▽≦)O!
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「進撃の巨人」11巻(諫山創著)発売!!相変わらず謎が謎を呼ぶ展開!そして次巻予告がすごすぎ!! [本:コミック]

進撃の巨人(11) (講談社コミックス)

進撃の巨人(11) (講談社コミックス)

  • 作者: 諫山 創
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/08/09
  • メディア: コミック


人を喰らう事を目的に生きているような、おぞましい巨人達が出現し、
高い壁に囲まれた城塞都市で、かろうじて生き延びていた人類。
しかし、「奇行種」と呼ばれる特殊な巨人の出現で、壁は破られ、再び惨劇が・・・。
1巻の感想はこちら

10巻最後(感想こちら)で、仲間だとずっと信じ、一緒に戦い続けていた
ある2人の正体が判明!←かなり衝撃だった
11巻は巨人と化し、戦いを挑む主人公エレンと、その2人との激しい戦いがメイン。
そして、後半仄めかされる「世界の謎」、そして切ない真実・・・。

いやー、話が進展してて、面白いっ!!
そして、12巻が楽しみっ!!と思ったら、どひゃ~~~な「次巻予告」(^^;)。
「やられた~!!」って感じで、最後まで楽しませて貰いました(笑)。
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「鬱ごはん」(1巻)施川ユウキ著:食べ物系マンガだけど、これほど美味しくなさそうなのも珍しい(笑)。でも妙な味がある♪ [本:コミック]

鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)

鬱ごはん(1) (ヤングチャンピオン烈コミックス)

  • 作者: 施川ユウキ
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2013/04/19
  • メディア: コミック
7.5点

主人公鬱野たけしは、就職浪人。
黒猫の姿をした「妖精」(キツイツッコミや皮肉を言う)が見える。
就職もできない自分自身を皮肉な目線で眺めつつ、毎日鬱々と過ごす日々。
でも、お腹はすくので、食事をする。
その食事風景がメインの話。

とにかく、にちゃにちゃ、ぼそぼそ、ゲフッ・・・まずそうに食べる主人公。
食べ物マンガなのに、こんなにまずそうなのは前例が無い!

食事を作業と捉え「いつか死ぬその日まで飯を食べ続けるのにうんざり」している主人公。
美味しそうなはずの豚の生姜焼きに対し、幻覚の黒猫は「うまいか?豚の死体」と問いかける。

潔癖症のきらいがある主人公、回転寿司では、機械が握っている事を確認し安心、
ホットケーキを自作した折りには、ポトンとマットに落ちてしまったホットケーキの種を見て、
そこにうようようようよと雑菌が繁殖することを想像し、必死で掃除する
(ホットケーキを焼く途中にできる穴を見て、「コモリガエル」を連想してるし(^^;))。

「美味しい」「旨い」などの表現はなく、油っぽいとか熱いとか、しょっぱいとか、餌のようだとか、
ネガティブな表現満載!
「うん、普通!」が最大の褒め言葉。

包丁を買いに行って、「鬱々とした若者が包丁一本だけ買う姿は不審者そのものだ」と怖気づき、
パン切り包丁(で人を襲う奴はいないとの考えの元)を購入したエピソードは、
どうも著者の体験らしい(^^;)。

で、この「鬱ごはん」好きです(〃∇〃)!
「旨い」「美味しい!」「食べるのって楽しい!幸せ」って視点じゃない食マンガって、
ああ、こんな捉え方があるんだっ!!って、すごく新鮮で面白い!

またこの鬱ごはんの主人公と似たような青春を送っていたらしい著者があとがきで描いているように、
「主人公鬱野たけしは、バイトでも酷い目にあってるわけでもなく、
貧困にあえいでいるわけでもなく、病気でもない、鬱々とした状態も含め
人生を楽しんでいる」っていう部分が、作品をどよーんとした重さに包まれるのを防いでいて、
鬱々していて、理屈っぽく、無駄に周囲に気を遣い、いろいろこだわり、運も悪く、
それらの結果、悲惨な目にあう主人公の生活を「切なすぎるし、辛いこともある(ありすぎる)けど、
味のあるもの」として描いているのがいいっ!

ただ、ただでさえ食欲が無くなりそうな、まずそ~な食事風景が多い上、
吐瀉物などの表現も多いので、食事の前に読むのはやめたほうがいい気が(^^;)。
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「ハカイジュウ」10巻本田真吾著:「しらさきくん・・・」パラノイア教師大・大・大活躍!! [本:コミック]

ハカイジュウ 10 (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ 10 (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者: 本田 真吾
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2013/07/08
  • メディア: コミック


人を喰らう謎の巨大クリーチャーが、立川に出現。
壊滅的な被害を受けた立川。
立川を舞台にした第一章。
5巻からは第二章、被害は、立川だけではなく日本全土に広がる。
それを予見していたと思われる日本政府は、様々な対策を講じる。

立川脱出の際、死亡したと思われていたヒロイン白崎真央。
怪我をしながらも生きのびていた白崎の前に、再びクリーチャーたちが。
クリーチャーの前に、様々な対策をたてていたはずの自衛隊も次々にやられ、白崎達は、
絶体絶命の状況に・・。
そこに現れた超人的能力を持つ兵士達。
彼らによって、クリーチャーの恐怖は去ったかに思われたが、その兵士たちが、人々を襲いだす。
以前の感想はこちらから。

クリーチャーが虫っぽくて、気持ち悪いのがいいです。

9巻ラストは、死んだと思われていた、白崎に狂気とも思われる執着を示す教師武重が登場。
そして10巻は、スーパーヒーローとなったパラノイア教師武重先生大活躍!!
とにかく、大活躍!!
10巻全部、武重先生の戦闘シーン一色!
悪く言えば、武重先生の活躍だけ見られる巻(笑)。

おぞましいクリーチャーの群れ、元々気持ち悪いのに、より気持ち悪さが増して
パワフルな気持ち悪さを持った武重先生(武重先生の方が生理的気持ち悪さは強い)の、
ダブル気持ち悪さが堪能できるから、この巻はこの巻でありな気がする(^^;)。
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「アオイホノオ 10巻」島本和彦著:「真・島本和彦誕生!」の瞬間か??ラストの一コマに感動した! [本:コミック]

アオイホノオ 10 (少年サンデーコミックススペシャル)

アオイホノオ 10 (少年サンデーコミックススペシャル)

  • 作者: 島本 和彦
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/06/12
  • メディア: コミック


大作家芸術大学に通う、主人公焔燃(ほのおもゆる)が、漫画家を目指し奮闘する、
大学生らしい世間知らずの自信と野心と青さが、読んでてむず痒くもあり、懐かしくもある話。
誇張はあれど、主人公焔燃=島本和彦、大作家芸術大学=大阪芸術大学のノンフィクションと思われ。
作中には、島本和彦と同じ学校だったらしい、エヴァの庵野秀明、オネアミスの翼の山賀 博之、
ガイナックス岡田斗司夫などが実名で登場している。
彼らの若き日の言動が見られるのも面白い!

で、10巻は、学校の課題として焔燃が3分間のアニメーションを作り上げる話。
他の学生の作品も一緒に、上映会が開かれるのだが、その結果は・・・・。
自己満足作品に対する周囲のツッコミもない、「単に見ただけ」という反応と、
自分の作品の自己満足さ加減に気がついた焔の絶望の深さっ!
ライバル視している、庵野秀明たちの作品の出来の良さと対極的なのも泣けます。
しかーーーーーし、この挫折こそ、私達がよく知っている島本和彦誕生のきっかけでもあったのだっ!!
ということで、ラストの1コマに感動!!

9巻は、松本零士、石ノ森章太郎など、大御所漫画家の焔分析がひじょうに面白かったんですが、
10巻は、ラストの一コマに全てが凝縮されてますっ!

島本和彦は、漫画家を主人公にした作品を幾つか書いてるけど、「アオイホノオ」が一番おもしろい!
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「コウノドリ 1巻」鈴ノ木ユウ著:産婦人科を舞台に生命の誕生の瞬間の様々なドラマを描くコミック! [本:コミック]

コウノドリ(1) (モーニングKC)

コウノドリ(1) (モーニングKC)

  • 作者: 鈴ノ木 ユウ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/06/21
  • メディア: コミック
7.8点

妊娠と出産、多くの母親は無事にその大役を終えるが、妊娠・出産は生と死が隣り合わせでもある。
しかし、そのことは忘れ去られ、出産時の事故で訴えられるケースも多く、
産婦人科医になる医者は、年々減っているとも言う。

「コウノドリ」は、現在モーニングで連載中の、産婦人科医鴻鳥サクラを主人公にしたマンガ。
何も無ければ産婦人科医はいらない。
でも、何かあった時は必要なのだ・・・そんな作中の言葉が、胸にドーンと来る作品。

母体と胎児、どちらの命を優先するのか、生まれてくる赤ん坊に障害がある可能性が高いとしたら・・・
正解の無い現実と向き合う産婦人科医鴻鳥の言葉は、重いけど、とても優しい。

1巻では「未受診妊婦」「切迫流産」「淋病」などにまつわる話が載っており、
これから子供を持つ可能性がある人には、とても参考になる内容なだけでなく、
生と死や命について、人生の歩み方まで考えさせられる、内容になっていてとてもおもしろい!

「切迫流産」の話は、あまりにも早く生まれてしまった為に、障害を持つ可能性が高い赤ちゃんと、
その両親の話で、小さくても一生懸命に生きる赤ん坊の力と、
現実と向き合う両親の姿に、すごく感動してしまった。

主人公鴻鳥が、ちょっととぼけた所もある、とても柔軟で包み込むように優しいキャラなおかげで、
命を扱う話など重い話が多いのに、ふんわりとした雰囲気があるのもいい。

最近、高校生や大学生向けに、妊娠についての講義をしているという話をテレビで読んだ。
「高齢出産が増えているが、その危険性、ダウン症児などの危険性のアップ、
また妊娠の確率の低下、流産はしやすくなり、体外受精も高齢になればなるほど確率が落ち、
40歳台だと成功率1割、45歳だともっと落ちる」など、
「妊娠を医療の進歩でどうにかできる、何歳になっても妊娠は可能であるという誤解をとく」
というような内容だった。
確かに、30歳すぎると、妊娠しにくくなる人も多いし(30歳以上の場合、
1人目や2人目がなかなかできず、諦める-私は2人目は諦めた-不妊治療してる・したって友人も多い)
子供を産む・産まないは、人それぞれだけど、子供が何人か欲しいなら、早めの方がいいだろうなーと
思ったりする(30後半にもなると、子育ては体力的にも大変だし)。

「コウノドリ」は、不妊治療については、まだやってないけど(その内やるのかな?)、
妊娠・出産は身近なことだけど、生と死が隣り合わせであることを、
夫の協力が大切な事を、改めて知るという意味でも、貴重な本。
お勧めです(^-^)ノ♪
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「神聖モテモテ王国」、ビブリオバトルで布教なんじゃよ~! [本:コミック]

神聖モテモテ王国[新装版]1 (少年サンデーコミックススペシャル)

神聖モテモテ王国[新装版]1 (少年サンデーコミックススペシャル)

  • 作者: ながい けん
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/05/11
  • メディア: コミック


第三世界の長井 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

第三世界の長井 1 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

  • 作者: ながい けん
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/01/11
  • メディア: コミック


「ナオン(女)と自分たちだけの理想の国家(蜜あふるる約束の地)」を作るために、
ファー様が奮闘する「神聖モテモテ王国」。
不条理な設定、間に挟まれるアニパロ、謎の挿入歌、感性あふるる文章(意味不明でもある)・・・・
その独特のセンスは、一部のファンをがっしり捉えて離さない、素晴らしいマンガ!!

2003年のコミックなので「既に過去のもの!!」、ってわけでもなく、
2009年には新装版が発行\(^0^)/!!
表紙のファー様の銅像が素晴らしい!
家にも飾りたいっ!
最終巻6巻には、未収録作品も入り(一話だけ抜けてるが)、嬉しい限り。
でも、往年のファンが買っただけな可能性もなきにしもあらず。
著者ながいけんの新作「第三世界の長井」は、ながいけん上級者向けということで、
「神聖モテモテ王国」をクリアしていないと、厳しい内容。
(「第三世界の長井」と「神聖モテモテ王国」の感想こちら)。

OB会で、本の紹介バトル(知的書評合戦というらしい)「ビブリオバトル」をやるというので、
1人でも新たに興味をもってくれる人が増えればと、「第三世界の長井」と、
その踏み絵である「神聖モテモテ王国」をもって参加して参りましたよ。

多くの聴衆を前に(本当は10人)、プレゼン開始!
でも、「神聖モテモテ王国」は、週刊少年誌の中ではジャンプ・マガジンに大きく水を開けられて
いるとはいえ、週刊少年サンデーで連載されていた作品。
聴衆の半分くらいは読んでるはずと予想してたんだけど、ちゃんと知っていたのは、
1人か2人・・・・・・・・・・・くらいっぽい( ̄ロ ̄;|||)。
おーーー、日本はどーなってるんだー!!
ここで同好の士を見つけ「モテモテ」の素晴らしさをウキウキと語り合おうと
思っていた野望は、初っ端から脆くも崩れ去り・・・・。

しかーし、ここでめげては、オトコいや、オンナがすたる!
この蜜あふるる世界を約束された「神聖モテモテ王国」の素晴らしさを、
それを知らない可哀想な民達に伝えなければ!・・・と新たな使命に燃え(メラメラ)、
奮起してプレゼンじゃ~!!

一応、紹介のメインは「第三世界の長井」←今年出たし。
でも、「第三世界の長井」(ながいけん上級編)を楽しむなら、まず「神聖モテモテ王国」を
クリアしないとダメなので、「神聖モテモテ王国」を読んでいない人は、
「モテモテから読むように」と、amazonでも買えます、古本屋でも遭遇できます!
アニパロも入ってます(きっと聴衆の心をくすぐったはず( ̄ー ̄)ニヤリ)と、
「モテモテ」プッシュ!!

結果、多くの人に「神聖モテモテ王国」は関心を持って頂けたようで。
きっと、何人かの人には、素晴らしい世界への扉を開いてあげられたんじゃないかと。

申し訳なかったのは、みなが割りと真面目な本を紹介していた中、唯一コミックを紹介し(かなり有利
だったはず)、その上、目的が「布教」だったにも関わらず、ビブリオバトルで勝利してしまったこと。
幹事自腹の図書券まで頂いてしまい、恐縮の限り!
みんな、すまん。
でも、モテモテに興味をもってくれた人が多くて、満足\(^0^)/!

ただ、唯一のナオンの気は引けなかったのは残念・・・・・・。

・・・・・・はっ、これって、もしかして大失敗Σ( ̄ロ ̄lll)!!!
布教できたのがオトコばかりでは、建国までの道が遠くなるばかりでは???

死亡・・・_| ̄|○。

いや、千里の道も一歩から・・・・前進してるに違いないっ!←復活!!

ということで、ビブリオバトルでも、勝利できるほど(コミックだったからの勝利ってのも
あるかもしれないし、私の溢れ出で余りまくって枯渇したパトスのおかげかもしれないけど)、
魅力あふるる「神聖モテモテ王国」!
興味を持った方は読みましょう(^-^)ノ。

「ビブリオバトル」参加者の一人が、買って読んでくれて、はまりかけているという、
嬉しい報告ヽ(^o^)丿!!
その人は、私には票を入れてくれなかったのに(笑)、この効果!!
買ってくれてありがと~O(≧▽≦)O!!

ちなみに、今回のビブリオバトル、エッセイ、ノンフィクション、ファンタジー、文芸、サイエンス・・と、
紹介本が多岐に渡ってて面白かったです。
村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」も紹介されてたけど、
「これは大人のライトノベルなんだ!」という視点での紹介。
「なるほど~!」と思ったけど、やっぱり、この本、amazonのレビューで1万以上の高評価を得た、 素晴らしいレビューを読むのが一番面白いと思う←本編よりも(^^;)。
また、コンビニ500円の怪しい本(「怪異と残酷・世界の血塗られた真実」とか)を、
電子書籍で読むという紹介もあった。
99円とかで買えるらしい・・・・コンビニで500円でたまに買ってた私は、ショック。
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「マガツクニ風土記 1巻」あまやゆうき著・吉田史郎画:「ハカイジュウ」「インセクツ」要素に「日本神話」をプラス!注目の新作! [本:コミック]

マガツクニ風土記 1 (ビッグコミックス)

マガツクニ風土記 1 (ビッグコミックス)

  • 作者: あまや ゆうき
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/06/28
  • メディア: コミック


スピリッツで現在連載中の「マガツクニ風土記-ヒトノトチニアラズ」の1巻が発売されました。
最近連載が始まったマンガの中では、面白くなるんじゃ!?と期待してた作品。

文明が滅びてしまった日本とも思えるマガツクニ。
人々は、小さな農村で、農業に明け暮れる日々を過ごす。
神咲という村(氏子連)の16歳の少年カズキも、そういう日々を過ごすはずだった。
しかし、彼は御神託により「神防人(ミサキモリ)」として選ばれ、「神都」へ行くことに。
3つの戒めを受け、「神防人」についても「神都」についても、人々の間で言われる噂しか知らないまま、
初めて村の外にでたカズキ。
たどり着いた先で、「神防人」の驚くべき役目を知る。
封印された「千引の門」の先から湧き出る「禍ツ物(マガツモノ)」。
それらを倒し、自分たちの世界を守ることこそが「神防人」の使命だった・・・。

「禍ツ物」が、クリーチャー系で、巨大クリーチャーや昆虫が人間社会を恐怖に陥れる
「ハカイジュウ」や「インセクツ」(リンク先感想)を思い出す。
そこに「日本神話」の要素が加味され、タイトル通り、禍々しい雰囲気がそこかしこに感じられ、
かなり読んでいて、楽しい(〃∇〃)♪
1巻は、まだ、その世界観が明らかにされただけで、序盤の序盤。
雑誌連載を読む限り、2巻冒頭から、盛り上がると思うので、気になる人は、
2巻まで出てから読んでもいいかも。

ただ、世界観構築の弱さというか、設定の甘さなども感じるので、この先、面白くなるか、
がっかりするか、ちょっと不安も残る。
でも、期待っ!!
気持ち悪い「禍ツ物」がたくさん出てきそうなのもいい♪
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「神さまの言うとおり弐」2巻発売!今回は鬼ごっこ!どうも絵柄が・・・ [本:コミック]

神さまの言うとおり弐(2) (神さまの言うとおり弐 (2))

神さまの言うとおり弐(2) (神さまの言うとおり弐 (2))

  • 作者: 藤村 緋二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/06/17
  • メディア: コミック


高校に突然現れたダルマ、コケシ、招き猫・・・・それらによって行われる命をかけたゲーム。
人があまりにも簡単に死にまくり、血しぶきが飛び散り・・・それが一種のカタルシスを感じさせて
くれた「神様の言うとおり」の新シリーズ「神様の言うとおり弐」の2巻が発売されました。

第一章は、突き抜けてて面白かった(感想こちら)。

第二章は、連載雑誌が週刊マガジンに移ったこともあってか、主人公を別にして、
仕切り直し、第一章と同じように、命をかけたゲームがリスタート。

一章と同じシステムだったダルマの話(1巻感想はこちら)は別として、
その後は、新たなるゲームが展開。
2巻は、鬼ごっこ。

で、リスタートだったからいまいちのめり込めないのかと思ってたんだけど、
別のゲームがはじまっても、いまいち。

2章になって、絵柄が変わり、すっごく濃い感じの絵になったんだけど、
どうもそれが苦手らしい・・・と気がついた。
登場人物に魅力を感じないし、敵キャラも、以前は変な可愛さ、間抜けさの中に怖さがあったんだけど、
今は憎々しくて気持ち悪いだけ。
気持ち悪いのは嫌いじゃないけど、そういうのじゃなく、絵柄が生理的に苦手らしい・・・。

うーん、このまま二章は、のめり込めないまま進むのかなー。
第一章のラストの続きが気になるだけに、悲しい。

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「ビッグ作家 究極の短篇集 楳図かずお」ビッグコミックに掲載された楳図かずおの短篇集 [本:コミック]

楳図かずお ビッグ作家 究極の短篇集 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

楳図かずお ビッグ作家 究極の短篇集 (ビッグ コミックス〔スペシャル〕)

  • 作者: 楳図 かずお
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/05/30
  • メディア: コミック


ビッグコミックに掲載された1960年代~1970年代の楳図かずおの短篇集をまとめたもの。
買ってみたら、数年前出された「楳図パーフェクトコレクション3」の「蟲たちの家」(リンク先感想)と、
半分くらい内容がダブっていてがっかり・・・。

掲載作品は(★印は「蟲たちの家」とダブリで、9作中4作)、
「★ロウソク」「★目」「ダリの男」「残酷の一夜」「★夏の終わり」「★首」「耳」「指」
「ドアのむこう」「お菊ろの」(「お菊ろの」は4Pの不条理ギャグなので掲載数に含めず)。

「蟲たちの家」と同じく、男女間の愛憎劇を描いたものが多く、好みじゃないし、
全体的に印象が似ていたし、かなりがっかり(>_<)。

割りと好きなのは、生まれた子供の未来を見せてくれる「残酷の一夜」くらいかな。

「蟲たちの家」を持っているなら、買うと残念感強し。
コレクター向け。
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「テラフォーマーズ5巻」(橘賢一著)発売!電気ウナギのアドルフさんが・・・ [本:コミック]

テラフォーマーズ 5 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 5 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 橘 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/05/17
  • メディア: コミック


テラフォーミング計画の為、火星に送り込まれた大量のゴキブリ。
しかしたった500年の間に、ゴキブリは進化しまくり!
ゴリラみたいな筋肉マッチョに(その気持ち悪い姿の詳細はこちらで)。
超人的な怪力・機動力を持つ上、先の火星探査隊「バグズ1号」(全滅)「バグズ2号」(極一部生還)の
残した技術を使用し、恐るべき進化まで遂げていた。

対する人間は、体に他の生物の能力を埋め込む手術(仮面ライダーの改造手術みたいなもの)を
受けた隊員たちが、3度目の火星探査隊として火星の地を目指す。
しかし、ゴキブリ達の先制攻撃を受け、調査隊は、6つの部隊に分かれ、散り散りとなり
火星の地に降り立つ事に。

電気ウナギの能力を持つアドルフに率いられるドイツ隊は、大量の、それも統率のとれた
ゴキブリ達の猛襲を受け、追い詰められていく。
両親を「バグズ手術」の失敗で亡くし、その後、組織にて実験台としての人生を歩んでいた
アドルフは、その後も自分を襲った悲しい過去に囚われつつも、自分の部下達を救うため死力を
尽くすが・・・・。

ということで、5巻は、4巻の終わり(1~4巻の感想こちら)アドルフさん達ドイツ隊の死闘から始まります!
圧倒的な数、そして、パワー・・・・・そんなゴキブリ達を相手に必死で戦うアドルフさんの姿が痛ましい。

この話、人間ドラマのエピソードがよくあるネタ、似たようなタイプが多いのが難点なんですが、
組み込まれた生き物によってそれぞれ違う能力を発揮する登場人物のタイプが面白く、
演出がとてもカッコイイのや、絶望的状況から来るカタルシス、進化ゴキブリの気持ち悪さなど、
特撮・アニメ的面白さが満載で、読んでて楽しい(〃∇〃)♪

巻の終わりは、日本隊の戦闘が展開されており、続きが楽しみっ!
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「暗殺教室」(松井優征著)4巻発売♪ [本:コミック]

暗殺教室 4 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 4 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 松井 優征
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/05/02
  • メディア: コミック


月を破壊するほどのパワーを持ち、マッハで空を飛び、1年後に地球を破壊すると宣言した、
謎の触手を持つ生き物「殺せんせー」と、殺せんせーを暗殺すべく、日々訓練に励む、
殺せんせーが担任を務める3-E組の生徒達との、本気で殺し合いつつ心温まるお話♪
1巻の感想はこちら
他の巻も感想あるけど、面倒なのでリンク省略。

4巻は、暗殺指令を受け、殺せんせーと同じく、3-E組の英語教師をしているビッチ先生の師範が登場。
最近迷走気味のビッチ先生、師範から、力不足だと暗殺から手をひくように言われるのだが・・・。
そして、新たに送り込まれた暗殺者としてやってきた転校生は、殺せんせーの弟だった??
少しだけど、殺せんせーの秘密が見える。
そして、野球部VS3-E組の試合も。

4巻は、3巻で登場した暗殺者「自律固定砲台」さんのように、すっごくこのネタが好き(*^.^*)♪
ってのは、なかったけど、今回も楽しめました♪

きっと殺せんせーや3-E組の面々が気に入ってるんだろうな♪
キャラが好きなマンガは、読んでて楽しい(*^.^*)♪
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「坂本ですが?1巻」佐野菜見著:イジメですら、華麗にかわすそのスタイリッシュさ・・なんと言っていいのか・・・ [本:コミック]

坂本ですが? 1 (ビームコミックス)

坂本ですが? 1 (ビームコミックス)

  • 作者: 佐野菜見
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2013/01/15
  • メディア: コミック
7.3点

主人公の高校生坂本。
クールというか、スタイリッシュ過ぎるというか、何て言っていいのか・・・・。
クラスメイトからの悪質な嫌がらせも、華麗にかわすその美々しい姿。
頭から水をかけられても、それを耽美なシャワーシーンに、「パシリ」は、おもてなしに・・・。
坂本の姿は、ミッチー(及川光博)の、王子vsベイベーなんかから感じた気恥ずかしさがある。

これ、ものすごーーーーーーーーーーーーーーーく、好き嫌い分かれると思います。
ダメな人は、生理的にダメな気がするし。

私も、最初、本屋に置いてある試し読みを読んだ時は「これはダメだっ!!!」って
思ったんだけど、何か続きが気になって、買ってみたら、あまりにバカバカしいのが、
逆に面白かった。

amazonの評価も、どの☆にも均等な状態で評価がついているのが納得なほど、人を選ぶし、
読む人によって、評価がものすごく変わると思える本。

こちらのまとめサイト辺りを読んで、気になる方はどうぞ(^-^)ノ。

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「A-BOUT!18巻」(市川マサ著)発売O(≧▽≦)O!ずっと喧嘩してます(^_^;)! [本:コミック]

A-BOUT!(18) (講談社コミックス)

A-BOUT!(18) (講談社コミックス)

  • 作者: 市川 マサ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/17
  • メディア: コミック


不良喧嘩学園マンガ「A-BOUT!」(リンク先以前の感想)の18巻が発売V(≧∇≦)V!!

今回、3年生の派閥トップ吉岡VS主人公朝桐、同じく派閥トップ2人童門VS樋口、
吉岡派卑怯者中後VS柾木&砂原と、ずーっと喧嘩のシーンばかり。
喧嘩シーンもたまに笑えるシーンがあるけど、シリアスメインになるので、もっと笑いを~!とも
思ったけど、盛り上がってるからいいか。

最初、打ち切りだなんだと話が出たりもしたけど、既に18巻!
今時「不良喧嘩学園マンガ」なんて流行らないけど(週刊ジャンプ連載中の「べるぜバブ 」も
学園喧嘩マンガだけど、主人公は悪魔の赤ん坊背負ってるし、可愛い女の子いっぱい出てるし。
「A-BOUT!」はニックネーム「ハナノアナ」のクローンのような妹ぐらいしか、
女の子出てない・・・(^_^;))、大勢じゃないにしろ「A-BOUT!」の魅力を、わかる人は
わかるんだ~!と思ったり。

主人公朝桐は、バカで、呆れるほど自信過剰で、卑怯者で(「誰よりも俺は卑怯な自信がある!」と
言い切ってた(笑))、自己中心的で、本能のまま生きてて、でもどこか憎めない・・・、
例えると、おバカで獰猛で言うこときかなくて、問題ばかり起こすけど憎めない柴犬・・って感じ??

砂原=シェパード、天知=セントバーナード・・とかいろいろ犬に置き換えられそうだな。
ハナノアナはブルテリアだろうか??

まぁ、今回も、楽しんで読めました(〃∇〃)!!
そういえば、2013年4月20日発売の「マガジンSPECIAL NO.5」に、
「A-BOUT!」が出張してました。
オニギリのラノベの話です。
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「神さまの言うとおり弐」1巻(藤村 緋二著)発売!新ストーリーだけど、新鮮味が・・・ [本:コミック]

神さまの言うとおり弐(1) (講談社コミックス)

神さまの言うとおり弐(1) (講談社コミックス)

  • 作者: 藤村 緋二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/17
  • メディア: コミック


人があまりにも簡単に死にまくり、血しぶき飛び散りまくり、そんな状況に陥れている敵が、
ダルマだったり、招き猫だったり、あまりにもふざけていて、それが一種魅力にもなっていた
神様の言うとおり」(5巻で一章終了)。

掲載先が、別冊少年マガジンから、週刊少年マガジンに移動し、
「神様の言うとおり弐」として、再スタート。

登場人物一新、新しい主人公も登場し、また「ダルマ編」からスタート。
同じパターンの繰り返しで始まった為、新鮮味が無く、また、前の作品ほど、
新キャラに思い入れできない為か、前ほど読んでいても、テンションが上がらない。

斬新さが大きな売りだったのに、「神様の言うとおり弐」を新たにスタートさせる
必要があったんだろうか??
もう終盤、種明かしも見えてきていた、前のストーリーの続きを描いて、
7~8巻前後で終了した方が良かったんじゃないか・・・と思ってしまう。
人気が出たから無理に続けてる感がヒシヒシ。

この気持ちが払拭されるような展開を期待!!
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「進撃の巨人」(諫山創著)10巻発売!謎が謎を呼ぶ展開が楽しいっ!スタートしたアニメも面白い♪ [本:コミック]

進撃の巨人(10) (講談社コミックス)

進撃の巨人(10) (講談社コミックス)

  • 作者: 諫山 創
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/04/09
  • メディア: コミック


2013年4月からアニメの放送も始まった「進撃の巨人」の10巻が発売!
アニメの「進撃の巨人」1話目見損ねた・・・と思ったら、調べたらニコ動で見られる!!
さっそく、見たっ!!
絵が見やすくて、登場人物の区別がつきやすいし(笑)、巨人のグロさも、
原作のヘタウマのグロさとは違う気持ち悪さで、かなりいいっ!
1話目のラストは、1話目とは思えない陰惨さだった。
2話目が楽しみ♪

で、10巻は、アニメ1話目ラストと同じで、陰惨な展開からスタート。
初っ端から、どんどん登場人物が巨人たちに喰われていく、重い展開。
塔に追い詰められ、巨人達に取り囲まれた、絶望的な状況をすくったのは・・・・\(◎o◎)/!

と、かなり盛り上がる展開になり、そして、その後にも、また新たなる謎解きと、
それに付随する謎が提示され、次巻へ・・・という内容で、盛り上がってます(*^.^*)!
かなりいろんなことがわかる巻でもあり、その分、謎も出る巻なので、
詳しくは書きませんが、今まで読んでる人は、「おおっ!!」って思える内容なはず。

相変わらず登場人物(特に主役がわかりにくいという・・・)がわかりにくい部分がありますが、
今回も楽しかったし、次巻も楽しみな展開になってます(〃∇〃)!

アニメも、頑張ってみないと!
ちゃんと、録画して見ようかな←最近、やっとデジタル対応のHDDレコーダーをゲットした!
アナログHDDだった頃は、録画設定が大変だったけど、これで楽になるはず♪

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「ベルセルク 37巻」(三浦建太郎著)発売!ペースが遅すぎるなー。 [本:コミック]

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

ベルセルク 37 (ジェッツコミックス)

  • 作者: 三浦 建太郎
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/03/29
  • メディア: コミック


忘れた頃に発売される「ベルセルク」の新刊(^^;)。
気がついたら37巻が出てた。

今回、海神の章が完結し、ガッツの若き日の短編を挟み、新章が開始。
ストーリーも進んだし、新章も始まったしなんだけど、あまりに間が開きすぎて・・・って感じが
(最近記憶力が怪しいので、今までのストーリーを忘れがち・・・そして、間が開きすぎて、
前の巻が行方不明・・・(爆))。

最初の頃の、怒涛の勢いが懐かしいなー。

のんびり、このペースに付き合うしかないのでしょうが・・・。
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「いとしのムーコ3巻」(みずしな孝之著)、「山賊ダイアリー3巻」岡本健太郎著発売O(≧▽≦)O! [本:コミック]

いとしのムーコ(3) (イブニングKC)

いとしのムーコ(3) (イブニングKC)

  • 作者: みずしな 孝之
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/03/22
  • メディア: コミック

山賊ダイアリー(3) (イブニングKC)

山賊ダイアリー(3) (イブニングKC)

  • 作者: 岡本 健太郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/03/22
  • メディア: コミック


イブニングで連載中の好きなコミックの新刊2冊同時発売で、すっごく嬉しいO(≧▽≦)O!

「いとしのムーコ」は、ピカピカのお鼻を誇りにし、飼い主であるコマツさんが大好き!
そして、コマツさんがいつか犬になることを夢見ている柴犬ムーコが主人公。
1巻の感想はこちら、2巻の感想はこちら

とにかく、ムーコの可愛さと、無邪気さ、脳天気さにメロメロ(*^.^*)。
ムーコが全身で幸せを表現してるのを見ると、一緒に幸せな気分になります♪

それにしても表紙のムーコ、コマツさんのセーター(トレーナー?)を「ピー」しちゃってて、
怒られないんだろうか(^^;)??

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「山賊ダイアリー」は、猟師をする著者の、コミックエッセイ。
狩猟のノウハウ、規則、銃刀法、獣の捌き方、食べ方まで、狩猟トリビア満載!
1巻の感想はこちら

狩猟や獣の罠に関することは知らないことがたくさんあるので、目からウロコな事柄が満載っ!
感想書いてないけど2巻、そして今回3巻も、1巻同様、すごく楽しめました♪
今回は、釣りネタも少しあり、ブルーギルやすっぽん釣りや、料理の話しも。

死に至る感染症の原因として、殺人ダニとして巷を騒がせているマダニ。
本来山に入らないと、いないものだけど、最近はイノシシが人里まで降りてくるようになり、
それについて、人里にもマダニが降りてくる可能性が。
イノシシの増加は、狩猟をする人がかなり減っているというのも、一つの原因なのかも。
昔からある職業、いろいろな意義があるんじゃないかなーとも、読んでて思ったりもします。

カラスが牛を食べるので(生きている牛の背後からついばんじゃうんだそうだΣ( ̄ロ ̄lll))、
カラスを駆逐依頼される話も。

どんどん数が減っているという猟師さん達には、これからも頑張って欲しいです!

とにかく、淡々とした語り口で描かれる、狩猟トリビアは面白いっ!
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「暗殺教室 3巻」松井優征著:転校生キャラがいいっ! [本:コミック]

暗殺教室 3 (ジャンプコミックス)

暗殺教室 3 (ジャンプコミックス)

  • 作者: 松井 優征
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/03/04
  • メディア: コミック
7.8点

落ちこぼれ集団3-E組の生徒達が、月の7割を破壊し、1年後世界を破壊すると
予告している謎の生物である担任を暗殺しようと、日々努力する、心温まり、
笑いもある学園ドラマ「暗殺教室」の3巻が出ましたっ!

暗殺教室の感想は、1巻2巻(リンク先感想)

今回は、修学旅行編と、転校生の話が中心。
「旅先で買ったお土産を地元でも発見してしまった時の対処法」まで載ってる、
完璧な修学旅行マニュアルは、是非欲しいっ!!

そして、驚くべき転校生の話は、かなり笑わせて貰いました♪
どんな転校生が来たかは、読んでのお楽しみ(*^.^*)。

3巻も好きなエピソード満載で楽しめました♪
ただ、ちょっとだけあった、学園内差別ネタは、あまり好きじゃない。
無くてもいいのに・・・。
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「ABOUT!」(17巻)市川マサ著:相変わらず盛り上がってます!特に「ギャフン」が! [本:コミック]

A-BOUT!(17) (講談社コミックス)

A-BOUT!(17) (講談社コミックス)

  • 作者: 市川 マサ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/02/15
  • メディア: コミック


週刊少年マガジンで連載中の、不良喧嘩マンガ「A-BOUT」(リンク先1~9巻感想)。
不良漫画も、喧嘩漫画も全然興味無いけど、これは好きっ(*´∀`*)!!

連載も順調に続き、ついに17巻!!

今回の目玉は「ギャフン」!
「おれのピアノ」。
笑わせて貰いました♪

「ギャフン」って完璧な死語で、久々に見たなーと、由来を調べたら、
江戸時代くらいまで遡れるらしいヽ(lll゚Д゚)ノ!!
「シェー」とか、「マイッチング」とかと同じで、マンガの言葉が由来かと思ってた~!!

それにしても、気がつくと「死語」になってる言葉が多すぎて困る。
開き直って使ってるけど(^^;)。
でも、「デパート」が死語だと思う人がいるのにはびっくりした。
「百貨店」というらしいけど、こちらのほうが自分の中では「死語」に近い。
「デパ地下」はいいのかな??
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「テラフォーマーズ」橘賢一著:インフレ仮面ライダー!グロくてスプラッタでかっこ良くていいっO(≧▽≦)O!! [本:コミック]

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 橘 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/04/19
  • メディア: コミック

テラフォーマーズ 4 (ヤングジャンプコミックス)

テラフォーマーズ 4 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 橘 賢一
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/02/19
  • メディア: コミック


マンガ大賞2013年」にノミネートされていたので読んだコミック。

いやー、これ無茶苦茶好みでしたっ(*^.^*)!!

西暦2599年、火星はテラフォーミング(地球化)計画の為、苔と「ある生き物」が放たれ、
テラフォーミング計画は順調に進んでいるかに思われた。
しかし、調査の為に火星に向かった「バグズ1号」は消息不明に。
そして、「バグズ2号」に乗り、火星の調査に向かった若者達15名は、
恐るべき進化を遂げた「ある生き物」と遭遇する。

で、「ある生き物」ってのが、ゴキブリ
大量のゴキブリが蠢く、苔の生えた火星・・・ってのも、想像すると、ゾゾゾ・・って感じですが、
それだけじゃなく、500年の間に、ゴキブリは超進化!
それも人型にっヽ(lll゚Д゚)ノ!
人間より巨大化し、筋力や瞬発力、素早さはゴキブリの頃のまま、大きさに合わせて発達し、
知能もある程度備え、道具まで使いこなすという。
ゴキブリっぽくないけど、どこかゴキブリの気持ち悪さを持ってる、
進化したゴキブリ「テラフォーマーズ」。
ムキムキの筋肉とか、でかい目とか、とにかく気持ち悪い
その辺は、こちらのサイトが画像もあり、すごくわかりやすいので、見てください。

地球側でも、第一回目の失敗からある程度、その事を予測し、若者達にある手術を施してます。
人型ゴキブリ「テラフォーマーズ」に対抗するため、人に昆虫のDNAを施し、
昆虫の能力を使えるようにする「バグズ手術」。
作中では「スパイダーマンを送り込む」とかなってましたが、
私のイメージ的には「仮面ライダー」(最近のじゃなく、仮面ライダー1号・2号)。
だって、ちゃんと変身ならぬ「変態」するし。

それも、仮面ライダーは「バッタ」だったけど、この作品では、バッタである「サバクトビバッタ」
とかだけじゃなく、15人の乗組員、一人ひとり、違う昆虫のDNAが組み込まれてるという。
いろんな昆虫の仮面ライダー勢揃い!!って感じ。

対する的「テラフォーマーズ」は、みなおんなじ姿でわらわらやってくる。
鳴き声は「じょうじ」とか「じょうじょう」。
それはまるでショッカーの雑魚隊員のようだけど、能力は「怪人級」な上、
ゴキブリだけに、数がものすごい!
その上ゴキブリらしく、生命力も強く、気がつくとすぐ側に音もなく・・・・。

乗組員達の中には、あっけなく首とかもがれちゃうのも出て、スプラッタもあり。

ストーリー的には、突っ込みどころもいろいろあるんだけど、
インフレ仮面ライダー、グロ、スプラッタあり、としてみると、かっこいいし、超楽しい(*´∀`*)!!
とくに、各乗組員の能力というか、組み込まれた昆虫などを紹介するコマや、能力の紹介シーンが、
ビシっと決まってて、しびれるほどにかっこいいっO(≧▽≦)O!
手術ベース「アシダカグモ」(節足動物型)!なんて注釈入りで変態するシーンとか、
蜘蛛大嫌い、アシダカグモなんて死ぬほど嫌いなのに、
「うおー、かっこいい~!」とか思ってしまった。

これまた変態した瞬間、活躍する間も無く、瞬殺されてるメンバーも多々いたりしますが(^^;)。

現在、4巻まで発売され、ゴキブリが急激に進化した謎が、少しずつ明らかになってるところ。
ヒーロー物が好きな人、すっごく面白いので、読んでみて~(^-^)ノ。

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「俺物語!!」アルコ著(原作河原和音):正統派のしみじみいいラブコメ♪少年漫画かと思ったよ(^_^;)。 [本:コミック]

俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)

俺物語!! 1 (マーガレットコミックス)

  • 作者: アルコ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/03/23
  • メディア: コミック

俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)

俺物語!! 2 (マーガレットコミックス)

  • 作者: アルコ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2012/08/24
  • メディア: コミック

俺物語!! 3 (マーガレットコミックス)

俺物語!! 3 (マーガレットコミックス)

  • 作者: アルコ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2013/02/25
  • メディア: コミック
7点

書店員を中心にした有志が選んだ「マンガ大賞」の2013年ノミネート作品

暗殺教室」「いとしのムーコ」「山賊ダイアリー」(どれもリンク先感想)と、
今年はいつもの年より「大好きっ!!」って作品がノミネートされてるのが嬉しい♪

で、この「俺物語!!」は、マンガ大賞にノミネートされたことで知ったコミック。

本の表紙を飾る、高校1年、身長2m、体重120kg(推定)の剛田猛男が主人公。
性格は超いいが、見た目は・・・・。
好きになった女の子は、どの娘も、猛男のイケメンでクールな親友に告白してしまうという、
女の子には全く縁の無い人生。
でも、その性格の良さから、男子からはモテモテという高校生男児。
その猛男が、電車の中で痴漢にあっていた女子高校生を救ったことから、もてない人生は急展開。

話は、王道のラブコメ。
とてもわかりやすい!
ただ、主人公の絵柄から、少年マンガかと思ってたら、少女マンガだったのにびっくり!
少女マンガって、もてないとか不細工とかの設定でも、ある程度見た目がいいから(^^;)。

で、読んでみると、
昔なつかしの少女マンガに、少年漫画の絵を合体させたのが新鮮。
主人公のキャラクターがとても魅力的で、話のテンポもよく、
間に挟まれるギャグもほのぼの安定してクスリと笑え、正統派で安心して読める作品になってました♪

こういうほのぼの正統派のラブコメを読むのって何年ぶり、いや、何十年ぶりだろ??
荒んだ心に、爽やかな風が吹き込んだよう?(笑)
たまにはピュアな心に戻って、こういう王道で心温まる少女漫画を読むのもいいものだと思いました(^^)。

まぁ、もう一冊、マンガ大賞ノミネート作品だったので読んだ「テラフォーマーズ」の方が、
スプラッタでグロで救いがなく殺伐として、でもかっこいい話で、好みではあったんですが(^^;)。
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「今日も朝からたまご焼き-お弁当生活はじめました。」森下えみこ著:お弁当を作り始めたOLさんなら共感できるかな? [本:コミック]

今日も朝からたまご焼き お弁当生活はじめました

今日も朝からたまご焼き お弁当生活はじめました

  • 作者: 森下えみこ
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2013/02/08
  • メディア: 単行本
6点

ここ数年、お弁当を作る一人暮らしのOLやサラリーマンが増えているという。
この本の主人公もそんな1人。
28歳独身OLのみのりは、お弁当を作ってくる同僚の周囲(特に男性)の受けの良さなどから、
自分もお弁当を作ってみようと決心する。
しかし、お弁当箱を買っただけで満足しちゃったり、お弁当の見栄えを気にして持って行けなかったり、
なかなか難しい。
それでも、試行錯誤しつつ、お弁当ライフをそれなりに充実させていく過程を書いた
コミックエッセイ風のコミック。

前日作ったものを詰める事への抵抗(平気な人もいるけど-私も-、主人公はイヤ)、
お弁当の彩りを良くする為の食材探し、保温保冷機能のあるフードコンテナの使用感、
お弁当箱の形による違いなど、お弁当を作り出したばかりの人なら共感できるかも。

「どこまで手抜きできるか?」なんてのもあるけど、さらっと触れているだけなので、
実際役に立つというまでの内容ではない。

お弁当箱持参で行った合コンで、お弁当女子は受けが良かったなんて、
最初の目的がある程度達成されたような内容も。

ただ、私のように、「節約の為に、見栄えなんて気にせず、とにかく作る!」って
状況になってしまっていると(旦那と息子の弁当作るようになって20年近いから-最初の頃は、
自分のも作ってた-、妥協がすごい。でも、作り出した当初からあまり気にしてなかった気もする・・・)、
あまり役に立たないというか(^^;)。

「これからお弁当を作ってみようかな?」とか、「お弁当を作りだしたばかりで試行錯誤中!」
って人なら共感できるような、お弁当入門者向けの内容でした。
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「夏目友人帳」緑川 ゆき著:じんわり優しい雰囲気がいいけど、奥行きが無い・・・。 [本:コミック]

夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))

夏目友人帳 (1) (花とゆめCOMICS (2842))

  • 作者: 緑川 ゆき
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日:
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2005/10/05
  • メディア: コミック
7点

アニメ化もされ、話題になった作品。
コンビニで1巻を立ち読みして面白かったので、大人買い。
現在15巻まで出てます。

子供の頃、両親を亡くし、普通の人には見えない妖怪が見えてしまう能力の為、
その挙動不審な行動から孤立していた夏目。
親戚をたらい回しになっていた夏目を、受け入れてくれた遠縁の親戚。
高校生の夏目はやっと落ち着いた生活を手に入れたが、ある日、同じような能力を持っていた
祖母レイコの「友人帳」を見つける。
レイコと勝負して、負けた妖怪達の名前が綴られている友人帳は、
その友人帳に名前が載っている妖怪達を、意のままに操る事ができるという。
夏目は、妖怪達に名前を返そうと思い立つ。
その「友人帳」を狙ってきた強力な力を持つ妖「斑」(まだら)が、
招き猫の姿をした不細工な猫、ニャンコ先生として夏目のボディガードに付くことに。

じんわり、ほんわり、温かい雰囲気の作品で、妖怪物としての怖さは若干あるものの、
どちらかというと異形のモノとの、ハートウォーミングな交流話が中心。
1巻を読んで、こういう雰囲気の妖怪物もいいなーと思って、まとめ買いしたんだけど、
うーん・・・・・・って感じ。

ハートウォーミングなのはいい。
でも、読み切り短編集のような感じで、大きなストーリーの流れが感じられず、寄せ集め感が。
ストーリーも進展したかのように見えて、また同じような事の繰り返し。
重い話しも多少あるけど、逆に、重いテーマな分、軽くて優しい、あまりドロドロした部分を
掘り下げない作風のせいで、薄っぺらい感じがしてしまうのが一番難点?
細部を詰めてない分、短編で読むにはいいけど、長くなってくると、「????」と思ってしまう。

と、話の雰囲気は好きだし、好きな話もある、好きなキャラクターもいる、
でもトータルだと、薄すぎて物足りないって感じでした。
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