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「団地ともお」3巻 [本:コミック]

「団地ともお」 3巻 著:小田扉 (小学館)

団地に住む小学生の主人公、ともおの生活を描いた作品。

先月3巻が出ました♪

最近小学館の流行は帯に他の作家も読んでいるとか書く事なのか、今回は「秋月りす氏にも愛されている」とのキャッチコピーが。2巻も別の漫画家の名前があった記憶が。

主人公達はゲーム機を持っていたりするので、年代が古い設定ではないと思うのだけど、昭和40年代~50年代を感じさせる部分があり(普遍的な「小学生」というものを描いているからか?)、読むと小学生の頃を思い出していつもしみじみしてしまう。

子どもってつまらない事でも物凄く悩んだり、しょうがない事に夢中になったり、変な部分大人だったり、そういう「子供」の持つ可愛らしさ、愚かさが、物凄くよく描かれている。

3巻に収録されているどの話も好きなのだが、特に好きなのは、ともおの母親が「おばさん化」を自覚しつつも変わろうとする話。

ともおの母親は、既におばさんとしての認識をしっかり持っていると思っていたら(どこからどうみても、典型的な「おばさん」だし)、違ったのにはびっくり。

給食のデザートを届けるという話も、しみじみしていて良かった。

きなこパンがデザートなのか、そうじゃないのか、学級会で真剣に話し合うなんてのも小学生らしくていい感じ(笑)。

でも今でも欠席した時、給食を届けるとかってあるんだろうか?


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