「サザエさんを探して2」と「サザエさん」 [本ノンフィクションいろいろ]
サザエさんの漫画の内容から昭和を紐解く「サザエさんを探して」の2冊目がでた。
確かにサザエさんの中には昭和の生活がつまっている。昭和20年代ぐらいは、被服費の大半を「布」が占めていたそうだ。サザエさんも頻繁に布をかって洋服を作っている。
恐妻家という言葉が出来たのも戦後らしい。昭和史という観点からサザエさんを見つめなおしてみるとなかなか面白い。
また「パパ・ママ」ブームの時は、サザエさんも波平を「パパ」と呼んでいたらしい。意外!!
図書館に行ったらサザエさんの単行本がかなりあったので、借りてみた。
1巻などは、戦後!!!!という雰囲気が溢れまくっていてびっくり。
闇市、物不足(引越しの為の「ムシロ」や「ナワ」を手に入れるのですら大変)、停電、断水、農家に食べ物と着物を交換してもらいに行く・・など、私が知っていたサザエさんワールドとは違う世界が広がっていた。
また「サザエさんを探して」を読んだ後だと、当時の生活にも目が行ってより興味深く読めた。
洗濯はたらいだし、着物が「板張り」されていたり、物を冷やす為に氷を買ったり。
もう一度サザエさんを読み直してみて、昭和の生活を振返って見るのも楽しいと思う。
いぜんけっこう読みました。アイスクリームでチフスの菌が?とか台所の流しが手押しポンプとか米穀通帳とか、戦後!って部分が一番面白かったです。(米穀通帳は母がまだ持ってます・・・)
かかりつけ医の待合室によりぬきサザエさんがあって、ムスコが読んでます。けっこう面白いようですねぇ。毎週TVもみてるし。
by ちょび (2007-03-15 10:53)
そうそう「戦後!」って部分が面白いですよね~(^_^)。
ネタになってる事件、わかるのもありますが、「???こんな事件があったの?」というのもあったりします。
米穀手帳をもっっているとは凄いです。私は存在すら知りませんでした。
サザエさんのアニメって、高視聴率をずっとキープしてますよね。
やっぱり大ファンではなくても、なんとなく見てしまう・・って人が多いんでしょうか?
by choko (2007-03-18 04:10)