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「海外ブラックロード」世界の危険な都市いろいろ [本ノンフィクションいろいろ]

海外ブラックロード -危険度倍増版-

海外ブラックロード -危険度倍増版-

  • 作者: 嵐 よういち
  • 出版社/メーカー: 彩図社
  • 発売日: 2003/02
  • メディア: 単行本
7.5点
 
少し前同じ著者の「海外ブラックマップ」を読んで面白かったので、こちらも読んで見た。
 
「海外ブラックマップ」の方は、わざわざ危険な都市を選んで取材の為に行くという主旨だったが、こちらは、著者が海外旅行をしている時に遭遇した危険な体験や、危険だと思った都市が取り上げられている。
 
「危険だ!!」と認識し、取材の為にわざわざ&嫌々行った「海外ブラックマップ」より、普通に旅行していて(行ってる都市は、危険度が高い都市も多く、普通じゃないんだけど)遭遇した体験を中心に書いてある本書「海外ブラックロード」の方が臨場感があり、体験談の数も行った都市も多め、自衛手段、旅の心得なども書いてあって、面白かった。
 
点数が、両方同じなのは、海外ブラックロードの方は、最後の方に海外風俗事情中心の部分があって、男の人ならともかく私には全く興味が無い分野だったから。
 
「海外ブラックマップ」「海外ブラックロード」、タイトルも似てるけど、内容が被る部分もある。どちらか読むなら、こちらの方が面白いと思う。
 
それにしても、世界には危険な都市が多いんだなぁと思う。
 
今回紹介されているなかで著者が治安が1番悪いとしている都市は、ケニアのナイロビでした。
 
イスラエルは人種差別度が非常に高いと、この作者は両方の本で書いているが(アジア人なだけで、空港でのチェックが非常に厳しい-男女関係無く徹底的にやられるとか-、日本人数人で歩いていると必ず暴言を吐かれるとか-第二次世界大戦中、日本がドイツの同盟国だったから?)、他の人の著書で、イスラエルに関してのそういう記述は無かった(この著者は基本的に1人で行動している)。イスラエルに関して、全く別の国に関して書かれていると思うぐらいに、印象が違う。
 
他の国の事を知りたい場合、いろいろな人の著作を読んで、いろいろな視点から見るのも大切だと、改めて思った。
 
ヨーロッパでも、若者による外国人襲撃事件などが起きてるし(著者もハンガリーで民族主義者らしい若者に襲われている)、日本の治安も昔に比べれば悪化している。どんどん世界は物騒になっているのかもしれない。安全を求めるなら、国内旅行で我慢すべきなのか??

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