「アジアの屋台でごちそうさま」浜井幸子:ベトナム・ラオス・ミャンマーの美味しい物いろいろ [本ノンフィクションいろいろ]
アジアの屋台でごちそうさま―おいしいごはん旅 ベトナム・ラオス・ミャンマー篇
- 作者: 浜井 幸子
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 1998/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
7点
まだ感想をアップしていないけど、「 シルクロードおもしろ商人スクラップ 」がすっごく面白かったので、同じ著者の本を読んでみた。
長年の継続した取材により、中国、ウィグル自治区の人々の生活や伝統が、中国政府によって徐々に破壊されていく様をほのぼのとした取材の中から、鋭く描き出した「シルクロード面白商人スクラップ」に比べると、普通の食の旅行記になってはいるけど、それでも、その土地に住む人の生活を知りたいという著者の意識が反映されていて、面白い内容になっている。
ベトナム・ラオス・ミャンマーの旅行記だけど、本の半分近くを割いているベトナムの話が一番読み応えがある。
ミャンマーはちょっと物足りないかな?
書かれたのが10年前なので、ベトナムもラオスもミャンマーも物価や、街並、状況が変わってしまっているだろうし、この本で紹介されている美味しいお店の情報は役に立たないだろうけど、その土地で庶民に食べられている食べ物は、そんなに変わらないはず。
カラーで各国のいろいろな料理が詳しく紹介されているのも嬉しい。
ラオスは、あまり興味が無い国だったけど、「美味しい物を食べるために行ってみたい!」と思ってしまった。
とにかく、ラオスの食事は美味しいらしい。
ベトナム料理も、なかなか魅力的。
逆に、ミャンマーの料理は日本人にはあまり合わないらしい。
ネットで調べても、そんな事が書いてあった(^^;)。
とにかく、美味しい一冊!!
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