「ちゃぶニチュード!―日本全国マズイ店列伝」読んでちゃぶ台ひっくり返したくなったよ(-_-メ）！

ちゃぶニチュード!―日本全国マズイ店列伝 (幻冬舎文庫)

• 作者: 野瀬 泰申
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2008/04
• メディア: 文庫

3点

タイトル通り、著者が遭遇したマズイ店を列挙した本。

でも、つまらない。つまらない。つまらない！！

まず、お店の名前どころか、場所すらわからないように書いてある。
西原理恵子の「恨ミシュラン (上) 」のように店名をあげろとは言わないけど、イニシャル、
せめて最寄り駅ぐらいはわかるようにして欲しかった。

「マズイ店」に対してちゃぶ台をひっくり返したいくらい怒ってるんでしょ？
それなのに、場所すら曖昧にする態度に、小心なオヤジの愚痴をだらだら聞かされてる気分。
また、怒っている内容が店員のちょっとそっけない態度だったり、店の雰囲気だったりもするから、
余計に「オヤジの愚痴」感が強まっている。
自分の好みに合わない些細なことで愚痴愚痴愚痴というか・・・。

こんなすごい料理が出てきた！という「マズイ店の衝撃！」というのに欠けるものが多いし、
マズイ店を「ズバッ！」っと切るような爽快感、それがどこにもない。

場所すらわからないので（とにかくお店を推測されないよう、されないようにしている）、
全く参考にもならない（中には「ちょっといいお店」もあったりするんだけど、
それも場所がわからないので行けない）。

文章もイマイチで、受け狙いで書いてある部分も笑えない。

あーーー、買って損した。
読みながら、買った私自身がちゃぶ台をひっくり返したい気分になったよ(-_-メ）。

コメント 4

アマゾンのレビューにも酷評が載ってますし
なんだかチョロッと見てみたい気もしますね。

この本自体が『マズイ本』として、
興味を惹かれる対象になってます（笑
by コステロ (2009-10-20 10:27) 

コステロさん

いや、これは「マズイ」のを楽しめる本でもないのが痛いです(--;)。
「イタイ本」系、「とんでも本」系として楽しめる要素があれば、
まだ救われるのですが、それすらもない・・・(>_<)。
単に「つまらないだけ」ってのが悲しいです。

by choko (2009-10-20 15:21) 

はじめまして。

恨ミシュランを読みたくなりました。
by rudies (2009-10-21 11:32) 

rudiesさん

コメント＆nice！ありがとうございます(^_^)。
恨ミシュランは、ちょっと古い本ですが、
有名店を情け容赦なくバッサバッサと切り捨てていて爽快です。

機会があったら読んでみてください(^_^)。
by choko (2009-10-21 16:10)