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「超怖い話 クラシック ベストセレクション」加藤一著:凡作が多いというか・・・ [本:ホラー&ミステリー]

超 怖い話クラシック ベストセレクション 殯(もがり) (竹書房文庫)

超 怖い話クラシック ベストセレクション 殯(もがり) (竹書房文庫)

  • 作者: 加藤 一 編著
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2009/10/02
  • メディア: 文庫

5点

勁文社から1991年~2000年まで刊行されていた「「超」怖い話」と、
竹書房が2000年にだした「怖い」、そして書き下ろしを集めたもの。
全部、加藤一の作品。

新作3話を加え91話の実録怪談集。
凡作が多いなーという印象。

著者が怖い場所を探索する怪談オフに参加した話や、霊が見える高校生の話など、
ちょっと面白いものもあったけど、それは少しだけ。

実録怪談の怖さを感じないし、じゃぁホラー短編としてどうかというと凡作だし・・・という作品が多かった。
また「視える人」「こっくりさん」など同じネタの作品を並べたせいか、
金太郎飴的な印象まで受けてしまった。
私が好きな、怖いというより「摩訶不思議」って話もあったけど、他の人のその手の話に比べると、
インパクトに欠け、面白く無いし。
古い話も多いからかな??

敢えて読まなくてもいい感じ。
怪談ものなら何でも読みたい!って人にはいいのかも。
文体が簡潔で読みやすい(そのせいでホラーの雰囲気がでないんだけど)ので、サクサクは読める。
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