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「わたし、公僕でがんばってました」古林 海月著:地方公務員の仕事を描いたコミックエッセイ・・マンガに魅力がない [本:コミックエッセイ]

わたし、公僕でがんばってました。

わたし、公僕でがんばってました。

  • 作者: 古林 海月
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2011/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
4点

10年ほど前、H県で県職員として働いていた著者が、その時の事を描いたコミックエッセイ。
「公務員は、楽だ楽だと言われているけど、そんなことないんだよ」って事がテーマ。

確かに、公務員が全員暇じゃないというのはわかったし(前から知ってるけど)、
著者が仕事を辞めるきっかけになったケースワーカーの仕事はすっごく大変そうだと思った。

しかし、仕事をしない人・できない人がそのまま放置されてる現状など、公務員の抱える問題に関して、
批判する事もなく(単に事実として述べてあるのみ)、社会的な視点から考察せず、
著者の苦労話の羅列と、公務員トリビア本になってしまっているのが残念。

まぁ、「苦労話と公務員トリビア」が面白ければ、それはそれでいいんだけど、
絵も展開も地味で、ギャグ部分もつまらなく・・と、「まんがの技量不足やセンス」が一番問題。

公務員の仕事に興味がある・・・って人、公務員になりたい人向けかなぁ。
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コステロ

私の義兄が役所勤めなんですが、
「やらないヤツ」ってのはやっぱりいるのだそーで、
しかもやらないヤツってのはとことんやらないらしいです(笑

・・・が、どちらかと言うと私も
「やらんでいいならやらずに済ます」タチなので、
あまりエラソーなことは言えませんが(笑
by コステロ (2012-06-29 10:45) 

choko

コステロさん

>「やらんでいいならやらずに済ます」タチなので、
あははは、それは私も一緒です(^^;)。

問題なのは、「やらなくちゃいけないこともやらない」じゃないかと。
役所勤めだった友人も、ほんとに、何もしないのに
お給料貰ってる人がいたって言ってました。

ちなみに、同じく役所勤めの叔父は、やらなくていいこと(本当は
問題なのに慣例でやってたことを、真面目過ぎて公にしてしまった)を
やって、テレビで(地方局)頭下げてたそうです(^^;)。
by choko (2012-06-30 00:41) 

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