「ときめく鉱物図鑑」阪井薫著・監修宮脇律郎:初心者向けかと思ったら、そうでもない [本ノンフィクションいろいろ]
5点
本の薄さと、タイトルから初心者向けの鉱物図鑑かと思ったら、短い説明のなかに、
「珪酸塩鉱物」「コランダム」「亜鉛鉱床の酸化帯」・・・・etc、固有名詞がずらずら並んでいて、
「????」な事多数。
本は薄く、文章量が少ないので、豆知識もほんのさわりだけ。
用語の解説も、巻末にあり、最初にあれば、本編を読んでいる時の助けになったのに・・と思った。
「図鑑」ということで、組成式なども書いてあるので、通しで読むんじゃなくて、
ちょっとこの鉱石を調べたい・・って時に使うのがいいのかな?
でも、それだったら、もっと詳しい本の方が使えそう。
初心者には敷居が高く、詳しい人には物足りない、そんな中途半端な感じを受けた。
画像は結構充実してるっぽいですし、
「鉱物を見ると、それだけでときめいちゃう」
って人向けなんじゃないでしょうーか(笑
出版社の『山と渓谷社』と言うのも、
そー言った“マニアックな人たちの性”と言いますか、
“カルマ”みたいなモノをひしひしと感じさせるような気がしますし(笑
by コステロ (2012-05-22 11:30)
コステロさん
>“カルマ”みたいなモノをひしひしと感じさせる
いや、これはどちらかというと「鉱物ってオシャレ♪」路線だったので、
あまりカルマは感じませんでしたが、
まだ感想アップしてない鉱物本で、
カルマ溢れまくりの本がありました。
鉱石マニアじゃない私にはついていけなかった(^^;)。
by choko (2012-05-22 13:10)
「マニアじゃない」と言いつつ何だかんだで、
“そのテの本”を複数冊読んではいるんですね(笑
by コステロ (2012-05-23 07:44)
コステロさん
いやいや、鉱物関係の本のほとんどは、雑学物ですぜ。
極稀にほとばしるパトスを感じるものがあるだけです(笑)。
私は、マニアではないので、「雑学」で十分♪
宝石って知らない内に、どんどん種類が増えてて、不思議だなーと
思ってたのが、読んだきっかけです。
そういえば、これを読んで「ジルコン」って人造じゃなく、
鉱物なのを知りました(^^;)。
私の知識はその程度なのです(爆)。
by choko (2012-05-23 14:21)