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「図解 元素」富永 裕久著(こっちがお勧め!)、「元素と周期表が7時間で分かる本」PHP研究所編 [本ノンフィクションいろいろ]

元素と周期表が7時間でわかる本

元素と周期表が7時間でわかる本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/10/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
6.5点

元素 (図解雑学)

元素 (図解雑学)

  • 作者: 富永 裕久
  • 出版社/メーカー: ナツメ社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本
8点

元素の基本に関する本2冊。
昨年からの「鉱物マイブーム」の流れです。

「元素と周期表が7時間でわかる本」は、周期表の簡単な説明(中高校の科学の教科書的)と、
118個の元素について、その性質や用途、歴史、発見エピソードなどが、
簡単に書かれている本。
Fe(鉄)、Cu(銅)、Au(金)etc・・とメジャーな元素については、1~2Pほど割いて、
少し詳し目に説明してあるけど、原子番号が大きくなりマイナーな元素が多くなるにつれ、
各1/2Pほどの説明(それも絵などが入っているので実際の説明はすごく短い)、
発見の過程や、ちょっとした用途が、ちょろっと書かれているだけ。
タイトルにある通り、ザッっと目を通すにはいいけど、あまりに説明が短いし、
発見についてなどは、似たような説明が続いたりとか、印象に残らないものも多い。

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で、これを読んでいて思い出したのが「図解 元素」。
昨年くらいに読んだ本で、「元素と周期表が7時間でわかる本」の参考文献にもなっており、
この本で読んだエピソードのいくつかも使われていた。

「図解 元素」は、感想を書いたと思ったら、書いてなかったので、改めて書くけど、
「元素と周期表が7時間でわかる本」をもっと詳しく丁寧に説明したような本で、
断然こちらの方が面白いし、わかりやすいし、内容も深いしで、すっごくお勧め!!
読むのにちょっと時間がかかるけど、時間があるなら是非こちらを(〃∇〃)。
元素や金属にまつわる面白いエピソード、原子配列について詳しい説明と原子配列が元素の性質に
どのような影響を与えるか・・・その他元素についていろいろ知ることができます♪

この本に書いてあった、Sb(アンチモン)のエピソードがすごくインパクトがあった!
アンチモンは毒性があり(昔は化粧品などに使われていたらしいけど)アンチモンの鉱物を
中世ヨーロッパでは、下剤代わりに使っていたという。
そこまではいいんだけど、鉱物なので消化されずに出てくる。
それを何度も使う、子孫もそれを使う・・・ということがあったらしい・・・・すげーΣ( ̄ロ ̄lll)!
これ一発でSb(アンチモン-元素記号と読みが全く違うのでわかりにくいけど)は覚えました(笑)。
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