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町田市立博物館:「江戸の衣装競べ」を見てきた♪小規模ながら、面白いっ! [美術展・博物館等]

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町田市立博物館で2014年9月13日(土)~11月3日(月)まで開催されている、
江戸の衣装競べ 国立歴史民俗博物館 野村コレクション」を見てきました♪

江戸時代のはじめ、武家女性と町民女性の小袖のデザインには大きな違いがなかった。
しかし、友禅染の出現をきっかけに、従来の刺繍や絞りなどを使った小袖を着続けた
保守的な武家女性と、新しい友禅染を受け入れた町人女性とで、違いがでてくる。
柄も、友禅染により、清水寺などいろいろな観光地を描いたりバリエーションが増えた町人の小袖。
自然物や風景、御簾など公家を連想させる模様中心だった武家の小袖。

また同じく保守的だった公家の小袖は、武家と同じ自然物を描いても、遠景からの模様だった
武家の小袖と違い、近くから花などを描いたものが多かったという。

その辺の流れが、展示物を見ることでわかるようになってます。

他にも、小袖に使われる生地の変遷、簪など小物などの展示もあり、小さいながらも、
江戸時代の小袖のデザインの変化(帯が太く豪華になるにつれ、上下別の模様があしらわれるように
なったり、上はシンプル、下部分の方が書き込まれたり)、身分による違いなどが
よくわかる内容になっていて面白かった♪

リアルな蝙蝠が描かれている着物があったり、デザイン的に面白いものもいろいろ。

小規模なのは、入場料が300円と安いので、そんなものかな?と(^_^;)。
興味深い展示会だったので、興味がある方は行ってみるのも♪

matidahaku2.jpg
博物館の入り口。
matidahaku1.jpg
建物自体も大きくないです。

ただここ、場所が辺鄙なんですよね~(^_^;)。
車で行ったんですが、山の斜面にある住宅街に入る細い坂道を、どんどん登り(途中道を間違って
焦った(^_^;))、住宅街の中にポツン・・・って感じでありました。

駐車場はすぐ近くにある「本町田遺跡公園」(弥生時代の竪穴式住居の再現が2棟ある-感想後日)と
共通で9台。
平日行ったら、ガラガラでした。




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