「栞と紙魚子 何かが街にやって来る」 諸星 大二郎 [本:コミック]
「栞と紙魚子何かが街にやって来る」 著:諸星 大二郎 (朝日ソノラマ) 9点
- 栞と紙魚子の生首事件
- 栞と紙魚子と青い馬
- 栞と紙魚子の殺戮詩集
- 栞と紙魚子と夜の魚
に続く、栞と紙魚子シリーズ、5冊目。
漫画文庫では3巻まで出ているけど、ワイド版4巻までの内容が3巻に納められているみたいなので、今から読むなら文庫版を買った方がちょっとお得?
ずっと探していたんだけど見つからず、諦めてネットで注文しようと思っていた矢先に見つけたので嬉しさもひとしお♪
ネット書店で注文してしまえば早いのはわかっているんだけど、探していた本と書店で巡り合た時の喜びが格別なのと、注文して届く間に書店で見つけた場合悲惨なので(注文してあるのに購入した経験あり・・(^^;))、なるべくなら書店で見つけたい私。古いタイプなのでしょうか、やっぱり。
で、大好きなこのシリーズ、今回も面白かった!
諸星大二郎にしか描けないと思える、摩訶不思議な世界。
神ももののけも幽霊も悪魔もクトゥルー神話もごっちゃになっているのに、それが当たり前の世界が、この作品の舞台になっている「胃の頭町」。
今回注目なのは、顔が小さくなった段先生の奥様。小さくなったので、行動力も増して大活躍。逆に娘のクトゥルーちゃんがあまり活躍してないのが少し寂しい。
でも、この不思議な諸星ワールドを、また読めて満足です♪
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