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「エクソシスト・ビギニング」ノベライゼーション [本:ホラー&ミステリー]

エクソシストビギニング

エクソシストビギニング

  • 作者: スティーヴン ピジクス
  • 出版社/メーカー: 竹書房(文庫)  発売日: 2004/10 7点

映画の「原作」や「ノベライゼーション」は、映画を見るつもりがある場合、先に読まないほうが正解だと何度か思ったことがあるので、これも読まないでいたんだけど、映画の評判がいまいちっぽくて、しばらく見ないだろうなぁと思ったので、読んでみました。

ところが読んだ後、映画評を見るとオカルトホラーファンにはそこそこ受けがいいと思える評価もあってちとショック(^_^;)。うーん、やっぱり映画を先に見るべきだったのか??

悪魔に取り憑かれた少女とその少女を救おうと悪魔払いを行う神父、公開当時はかなり話題になった「エクソシスト」。オカルトホラーファンの私にとってはかなり好きな映画であります。

で、このビギニングは名前の通り、「エクソシスト」で少女に取り憑いた悪魔パズズと悪魔払いをしたメリル神父との出会いを描いた(と書くと何か変か?(^_^;))お話です。

アフリカ・ケニアにて発見されたビザンティン帝国時代の教会の発掘を依頼されたメリルは、当時ある出来事が原因で信仰を捨てていた。発掘に赴いた先で、次々に起こる悲劇。メリルは悪魔との戦いで捨て去ったはずの信仰心を試される事に。

私としてはパズズの像ができた理由とか、そこいら辺まで突っ込んでくれるかなぁと思っていたんだけど、この物語のメインは「パズズとメリル神父の出会い!」・・こう書くとやっぱりラブロマンスっぽいなぁ・・まぁ表現はともかく、メリル神父はじめての悪魔払い体験記って感じでしょうか。

全体的にはかなり地味~な感じですが、失われた教会の中に隠された場所や、教会の中の普通とは違う天使像、全滅した村と並ぶ十字架・・等オカルトホラー好きにはなかなか嬉しい雰囲気満点。人間ドラマが薄っぺらいのは、雰囲気の良さで、帳消し(オカルトホラーに対してはいつも点数甘めです)。

映画も想像する限りでは地味そうではあるけど、読了後、映画を先にすればよかったかなぁとちと後悔。「ドーン・オブ・ザ・デッド」のノベライゼーションを読んだ時は、これは見なくてもいいかなぁと思ったものですが・・。

そして、その後、映画評を漁ってみてもっと後悔・・という感じです_| ̄|○。

監督が交代させられてほとんど撮りなおししたという噂もある「エクソシスト・ビギニング」。

できれば、交代前のと交替後のと両方見たいかも。機会があれば、なるべく早く映画を見たいです。


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