「こわい童謡」表の章・裏の章:童謡の裏の意味とは・・ [映画:ホラー・サスペンス]
7.5点
6.5点
とある女子校の合唱部で、童謡の練習をはじめた直後、1人の自殺者がでる。彼女は妊娠していた。
かごめかごめ・とおりゃんせ・はないちもんめ・・・・童謡の幻聴が聴こえるようになってしまった主人公は、童謡とこの事件に何らかの関係があると気が付く。そして、主人公の目の前で次々に惨劇が繰り広げられる事に・・・。
これが「表の章」の粗筋。
童謡ってこわい。
童謡を題材にしたホラー漫画などもあるし、裏の意味を探ると底知れない深淵を覗き込むようで不気味でもある。
かなり映像がチープで、展開も安易な部分があるが、童謡のもつ不気味さというテーマが自分好みなのでなかなか楽しめた。
女子校で起きた事件の5年後。
その女子校から夜中に童謡らしきものが聴こえるという噂を聞き、テレビ局が取材に入る。
音響分析を依頼された主人公は、5年前の事件の音声データを解析し、様々な事実を発見していく。
「裏の章」は、「表の章」で起きた事件の謎解き版となってます。
しかーし、主人公役の安めぐみがあまり上手じゃないのと、超能力者かとも思えるほどの音の分析能力(科学的に分析するといいつつ、ほとんどが彼女の直感)のすごさに、思わず興ざめしてしまう。
「表の章」だけだと、尻切れとんぼみたいな状態になっちゃうので、「表の章」を見るならこっちも見た方がいいかも。
ちょっとだけ不気味な話を気軽に見たい時にお勧め。斬新な物とか衝撃的な物を求めるなら向かない。
どちらも未見なので何とも言えませんが
音の解析能力に優れた人、例えばオーケストラの指揮者とかって、
スゴイ人は真ッ剣にスゴイらしいですね。
フルオーケストラの中のたった一人が間違えただけでも気付くらしいですよ。
…とは言え。
そういった能力を持つ人が、実際に世の中にはいるとは言え、
そーゆー人を都合よく、ハナシの主人公に据えてしまうのはどーか、と思いますけど(笑
by コステロ (2007-12-13 09:10)
コステロさん
そうなんです。「裏の章」は超ご都合主義的に話が進んでしまうのが難点なんです(^^;)。
警察が捜査して全く解明できなかった事を、主人公の女性がちょっと音声解析しただけでどんどん解明していってしまうという(^^;)。
安めぐみが普通のOLっぽ過ぎて余計にご都合主義的な部分が際立ってしまってます。
その指揮者の話、ズービン・メータのエピソードだったような気がするんですが、違ったかな??まだ存命中の指揮者の話だったのは確かだと思うんですが・・(^^;)。
by choko (2007-12-13 17:47)