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「トゥモローワールド」近未来SFの傑作! [映画:SF・アクション]

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション

トゥモロー・ワールド プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: DVD

8点

公開当時かなり評判がよかったので、劇場で見ようかと思っていたんだけど、見損ねてしまった作品。

いやーー、面白かった(^^)。劇場で見れば良かったとちと後悔。

舞台は2027年のイギリス。子供が産まれなくなった世界。
子供が産まれなくなったのは2008年からという設定で、ほんとうに目と鼻の先の未来世界。
無気力に日々を過ごす主人公は、別れた妻から、不法移民の女性を「船」まで連れて行って欲しいと依頼される。
なんとその女性は妊娠していたのだ。
新しく誕生する命は人類の希望になるのか??
  
未来の無い世界は荒れ果て人々を絶望が支配する、テロ、不法移民を廃絶しようとする政府、軍事政権、管理社会・・・2027年の未来がこんな風になっていてもおかしくないかも・・と思えるようなリアリティがある。
このリアリティさは、変な説明をせず、小さなエピソードの積み重ねで世界観を表現しているからだと思うが、その分、前半は少したるさも感じる。
その分、後半のスピーディな展開が刺激的だ。
  
様々な思惑の元、政府にもテロリストにも追われる主人公と少女。
妊婦や赤ん坊というのは、それが特別な存在でなくても、か弱く守らなければいけないものという認識があるので、後半はハラハラし通しだった。
 
そして、「子供」という存在の大きさ。
子供がいない世界で、新しい命が 希望の光として描かれるシーンには、思わず大感動。
絶望と希望、その対比が素晴らしい。
 
希望の大切さ、しかし、もしかしたら近付いて来ているかもしれない暗い未来の怖さ、そんな事をいろいろ考えさせてくれる映画。
お勧め!!

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