「柘植文のつつウラウラまんきツアー」脱力系一人旅コミックエッセイ [本:コミックエッセイ]
柘植文のつつウラウラまんきツアー(バンブーコミックス) (バンブー・コミックス)
- 作者: 柘植文
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2009/07/13
- メディア: コミック
「ノンストップ おヨメ道―独身漫画家・柘植文のマイペース花嫁修業!!が好きなので、
同じ傾向なのかなーと、同著者による一人旅のコミックエッセイを買ってみました。
予想通りというか、あまり気力の感じられない脱力系一人旅コミックエッセイになってました(^^;)
(一部一人旅じゃないものも)。
「日帰り大島一周」は、5時間の「大島一周コース」参加者が、著者を含めたったの3人(二人は他人)。
慌ただしい日程にもかかわらず、のんびり。
リス村で、うさぎにかじられ流血したりしてます。
「ヘリコプター体験フライトと日本橋三越元祖お子様ランチツアー」は、
夏休みで子供連れの参加が多いかと思いきや、参加者作者たった一人(^^;)。
一人でお子様ランチを食べ、ヘリコプターから見下ろす東京の街並を「ゴミの山」と称する著者(^^;)。
「講談師といく夜の怪談ツアー」では、コースが満員なのを喜んでた。
「キャニオニング」(沢下り)では、無の境地に。
癒しを求めて旅だった長野湯けむり一人旅では、いやしなど求めない強い女になって帰ってきてました。
どこに行っても、マイペース。
みなが喜ぶところに、全然興味を持たなかったり、変なところで喜んだり、
普通の旅行コミックエッセイとはひと味も二味も違うものになってました。
ひとつひとつが短く20箇所以上のレポがある(マイナーなのも多い)ので、
そういう意味でも楽しめます(^^)。
柘植文の作風が好きな人にお勧め!
行く気がなくなる可能性もあるので、ガイドブック的なものを求めてる人には向きません(^^;)。
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