「女どうしだもの いよいよ3年め」森下えみこ:女ばかりの職場での社内恋愛事情 [本:コミックエッセイ]
7点
女性が圧倒的に多いデパートという職場に務めていた著者が、
女性ばかりの職場の実態を描いたコミックエッセイ「女どうしだもの」の3巻目。
1・2巻では、数少ない男性を巡っての恋愛バトルに加われず、ぼーっと寂しく過ごしていた著者。
しかし、3巻では、彼氏ができ、こっそりと人目を忍ぶ社内恋愛を。
パートを除くと、デパートとは逆、圧倒的に男性が多い職場ばかりだった私にとって、
女性が多い職場での社内恋愛事情というのは、知らなかった事がいっぱいでかなり新鮮。
秘密にしていても、女の眼力は恐ろしいというか、いつの間にか周知の事実に。
しかし、本人がそれを自ら公表しなければ、見て見ぬふりをするという暗黙のルールがあるらしい。
とにかく、いろいろな暗黙のルールが面白かった。
「女の敵は女」、でも「女の味方も女」なのかなと思える内容。
彼氏ができて幸せそうなので、1・2巻の様に、主人公に頑張れ!って
言いたくなるシチュエーションはなかったけど、一番興味深い内容でした。
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