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「ナゴム、ホラーライフ-怖い映画のススメ」綾辻行人・牧野修のホラー映画リレーエッセイ [映画:ホラー・サスペンス]


ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ (幽ブックス)

ナゴム、ホラーライフ 怖い映画のススメ (幽ブックス)

  • 作者: 綾辻行人、牧野修
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2009/06/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

7.5点

悩んだけど、ホラー映画の本なので、ホラー映画のカテゴリーにいれました。

綾辻行人と牧野修のホラーに関するリレーエッセイ+対談本。

ゾンビ話(「足の速いゾンビ」についての言及も。ゾンビ映画ファンなら気になるよね)や、
虫ホラー(好き♪)、Jホラーなどで盛り上がり、ルチオ・フルチやアルジェントを熱く語り、
悪魔のいけにえ」を絶賛し・・・と基本は定番ホラー映画話。
懐かしい映画の話が多いけど、最近のホラー映画はあまりチェックしていないので、
それらについても触れられていて、参考になった。

お勧めされてた映画で気になった映画をメモ。
ほんとに単なるメモなので(^_^;)、お勧め理由などが気になる方は本書をどうぞ。

●「怨霊の森」ラッキー・マッキー監督
 「サスペリア」と「死霊のはらわた」が混じったような映画らしい

●「スケルトン・キー」イアン・ソフトリー監督
 オカルト映画として面白いらしい。amazonでの評価も高め。

●「キャビン・フィーバー
 「ホステル」のイーライ・ロス監督作品

●「ファニーゲーム」ミヒャエル・ハネケ
 読後感が最悪なケッチャムの「隣の家の少女」(私の、読後感ワーストワン作品)と同じように、
 見た後最悪な気分になれるらしい。

●「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト 悪魔の管理人」ジャウマ・パラゲロ監督
 サイコホラーらしい。

●「スパニッシュ・ホラー・プロジェクト リアル・フレンド」エンリケ・ウルビス監督
 レザーフェイスみたいなのをお友達にしてる少女の話。
 本書では、かなり褒められていたけど、amazonでの評価は低し。
 キワモノ系か??

●「死霊のしたたり2 」「RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3
ブライアン・ユズナ監督
 スチュワート・ゴードンの「死霊のしたたり」は、すごく面白かったんだけど
 監督が変わってしまったので、チェックしてなかった作品。
 2作目はともかく、3作目の評判はいいみたい。
 2作目、見てるかも。

●「エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア
 監督ウェス・クレイヴンまでも作中に登場してフレディと戦うらしい、すご!(^_^;)

●「13日の金曜日 PART7 新しい恐怖
 「ジェイソンvsキャリー」みたいな内容の、珍品とか。

●「プレステージ」クリストファー・ノーラン監督
 クリストファー・プリーストの「奇術師」が原作の映画。

●「邪願霊」石井てるよし監督
 後ろ姿でしか登場しないのにすごいという竹中直人の存在感を見たい。

●「ザ・ダーク」ジョン・フォーセット監督
 過去に集団自殺が起きたウェールズの田舎の話。

●「ミミック 」ギレルモ・デル・トロ監督
 昆虫パニック映画。この監督は虫が好きらしいので、ちょっと期待。「ブレイド2」の監督でもある。
 「パンズ・ラビリンス」も面白いらしい。

●「リーピング」スティーブン・ホプキンス監督
 イナゴ少女現わる!のキャッチが印象的な、オカルトホラー。
 パッケージは何度も見てたけど、オカルトホラーだとは思わなかった。

●「13 thirteen 「愛と欲望の毛皮」
マスター・オブ・ホラーシリーズ、アルジェント監督。
 毛皮にされたアライグマの呪いの話が、面白いらしい(^_^;)さすがアルジェントなのか??

●「チェンジリング」ピーター・メダック監督
 少年幽霊の話。少年の死に関する推理もの。

●「アザーズ」「オープン・ユア・アイズ 」アレハンドロ・アメナーバル監督
 オチに拘った作品。

●「マーダー・ライド・ショー2 デビルズ・リジェクト」ロブ・ゾンビ監督
 超乾いた殺人一家の話らしい。「クライモリ」っぽいのかな?
一作目「マーダー・ライド・ショー」は後半ファンタジーっぽくなるようなので、あまり興味を惹かず。

●「スリザー」ジェームズ・ガン監督
 ぬるぬるぐちゃぐちゃのワームの話。CGをあまり使ってないというのが魅力!

●「ゾンビーノ」アンドリュー・カリー監督
 気になってたけど同じゾンビコメディホラー「ショーン・オブ・デッド」が
イマイチ好みから外れていたので 見ていなかった映画。
それとは違うティストで面白いらしい。

●「サンシャイン2057」ダニー・ボイル監督
 SF映画じゃなくてホラーらしい。監督は「28日後・・」の人。


他には、バラバラにしても死なない、喋る、そして足の速いという掟破りのゾンビを最初に登場させた
「バタリアン」をもう一度見たくなった。
これって、「足の速いゾンビ」はゾンビらしく無くて嫌!!という印象だけが強く残ってたようで、
駄作だと思い込んでたけど、この本で粗筋を読み、「そういえば、面白かったんだ」と
見た直後の感想を思い出した。

またこの本で褒められていたトビー・フーパーの出世作「死霊のはらわた」。
公開当時劇場で見たんだけど、当時の感想はイマイチ。
今見れば面白いのかな??

この本で紹介されている映画、思ったより見ていて自分でびっくり。

最近、ホラー映画はあまり見ていなかったんだけど、
「ホラー映画を見たい!」という気持ちを盛り上げてくれる本ではありました。
でも、定番物が多いので、ホラー映画を見まくってる!って人には物足りないかも。

「これからホラー映画をたくさんみたい!」って人には参考になると思います(^^)。

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