「テルマエ・ロマエ」他ヤマザキマリの著作いくつか：古代ローマの建築家が現代日本の銭湯にタイムスリップ！！

テルマエ・ロマエ I (BEAM COMIX)

• 作者: ヤマザキマリ
• 出版社/メーカー: エンターブレイン
• 発売日: 2009/11/26
• メディア: コミック

8点

モーレツ！イタリア家族 (ワイドKC)

• 作者: ヤマザキ マリ
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2006/10/13
• メディア: コミック

7.5点

それではさっそくBuonappetito！ (ワイドKC)

• 作者: ヤマザキ マリ
• 出版社/メーカー: 講談社
• 発売日: 2008/08/11
• メディア: コミック

7点

「テルマエ・ロマエ」は、「2010年マンガ大賞」大賞受賞作品。
知人にお薦めされて読んだ直後、大賞受賞が決定。
いい味だしてる、でもかなりクセのある漫画なので、マンガ大賞受賞にはちとびっくり。

古代ローマの建築家ルシウスは、ローマの大浴場で溺れ、
気がつくと何故か現代日本の銭湯にタイムスリップしていた。
平たい顔の奴隷（日本人のこと）の文明に驚愕しつつも、
大浴場の設計で悩んでいたルシウスは、古代ローマで日本の銭湯を再現！！

タイムスリップ物だけど、テーマはいつも「風呂」なのが新しい（笑）。
フルーツ牛乳に感動し、洗面器の素材に驚き、
文明の差に、ローマ人としてのプライドをえぐられつつも、
探究心を忘れずローマで日本で見たものを再現するルシウスのキャラクターがいい。

古代ローマや日本のお風呂に関するウンチクもちょっとだけ入っていて、それも面白い。
お薦めです(^^)。

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「モーレツ！イタリア家族」は、イタリア人と結婚した著者のイタリアでの結婚生活コミックエッセイ。

同居してる姑のパワフルさには脱帽。
ご主人の高齢のおばあちゃん二人も、これまたすごいパワー。
大阪のおばちゃんより凄いかも(^_^;)。
イタリア人の実態がよく分かる本でもある。
イメージ通りの部分もあれば、ゲゲゲ、全然思ってたのと違うじゃんってのも。

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「それではさっそくBuonappetito！」は、イタリア・ポルトガルでの食生活エッセイと簡単レシピ。
トンカツが食べたくて、イタリアの食材で奮闘する著者。
イタリアでトンカツ食べるのも大変なんだーとか、食文化の違いを実感できる。
いろいろなレシピが紹介されているので、そちらも参考になります。

「モーレツ！イタリア家族」「それではさっそくBuonappetito！」の2冊は
「テルマエ・ロマエ」とはタイプも絵柄も違うけど（同じ作者だと最初気がつかなかった）、
こちらも面白いので、イタリア・ポルトガル文化や、食に興味がある方はどうぞ♪