村上たかしのほんまかいな見聞録:大阪人ってやっぱり変だ(^_^;)・・それとも著者の身内が変なのか? [本:コミックエッセイ]
7.5点
村上たかしの家族などの事を中心に描いたコミックエッセイは、
個性的でぶっとんだ登場人物達の、超笑えるエピソード満載ですごく好きO(≧▽≦)O!!
「ほんまでっせお客さん」(3巻まで出てる)、「くう・ねる・そだつ 」が出た後、
しばらく見かけてなかったんだけど、やっと同じシリーズの単行本が出ました~V(≧∇≦)V。
この本は、「見聞録」と銘打ってる通り、最初は「大阪で遭遇したとんでも無い事を紹介する」もの
だったらしいけど、著者が広島に引越してしまった為、
幼少期を大阪で過ごした著者の回顧録の様相を呈している。
最近の話も、もちろんあるけど。
先の単行本にも出てきた、著者の母親と、顔がそっくりな3人の姉妹のエピソードがすごい。
美容関係の仕事をしているのと髪の毛の色から、
長女:パーマレッド
次女:毛染めピンク
三女:カットグリーン(著者の母)
四女:着付けパープル
と呼ばれ、作中に登場しているんだけど、大阪のおばちゃんパワーの凄さをいろいろ見せてくれる。
パーマレッドは、ヌーブラを買って、使い道に困り、冷蔵庫に貼りつけてレシート入れに使ってたり、
葬儀屋を2件呼んで、葬儀代金を競らせたり・・・。
子供の頃、ボロボロの長屋に住みながら、洋裁が得意な着付パープルの作ってくれた
王子様のような服を着ていたという著者。
ちなみに、ある時行方不明になった父親は、海賊のファンで、海賊みたいな帽子をか被ってたらしいし。
著者の子供の頃の食生活は、涙なしには読めない(笑)。
献立を決めて買い物に行き、その時安売りのものを買って強引に作るので、
あんこ入りロールキャベツなど、嫁の恐ろしい料理のエピソードを集めた「嫁のメシがまずい!」に載っている内容みたいな献立ばかりだったらしい。
大阪人がすごいのか(まぁ大阪人すごい!!!ってエピソードも満載だけど)、
それとも作者の身内がすごすぎるのか、悩んじゃうけど、とにかく笑えます♪
お勧め~♪
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