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「アースバウンド-地縛霊」リチャード・マシスン著:地縛霊は色情狂って話(^_^;) [本:ホラー&ミステリー]

アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)

アースバウンド ―地縛霊― (ハヤカワ文庫NV)

  • 作者: リチャード・マシスン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 文庫
4点

夫の浮気で亀裂が入った夫婦仲を修復する為に、思い出のハネムーンの地で、
別荘を借りたデヴィッドとエレンのクーパー夫妻。
しかし、その別荘には超美人の地縛霊が・・・・。

で、その地縛霊が色情狂の幽霊で、デヴィッドに迫って、デヴィッドは精力抜かれてへろへろ~!
って話です(^^;)。

浮気の反省で来ているはずのデヴィッドが、地縛霊に誘惑されちゃったあと、
あまり反省の色が見られないのが痛い。
一応反省してるけど、自分への言い訳ばかりがだらだらと続く。

最後は、奥さんの為に奮起するんだけど、それまでの行いから、
それすら褒めてあげられない・・・・女性が読んでもつまんない話だと思う。
男の浮気って、こういう心理で起きちゃうんだよ、許してくれよ・・・って言い訳されてる気がして。

ソフトなエロシーンがあちこちにあるので、エロチックホラーを読みたい人向け??
デヴィッド、取り憑かれて死んじゃっても全然OK!って思えるほど魅力が無いし
(奥さんは悪くないんだけど、キャラクターに深みが無い)、
そのせいか、全然怖くないのも致命的。

リチャード・マシスン、「地球最後の男(アイ・アム・レジェンド)」がカオスな本棚から発掘できず、
これを読んでみたけど、失敗だった。

敢えて読む必要無し(-_-;)!

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コメント 2

コステロ

色情狂の女幽霊に迫られて、精力抜かれてヘロヘロ、って、
大昔のホラーか、安っぽいコメディか、
さもなきゃ三文官能小説の設定じゃないですか(笑

ただまぁ、本当にそんな別荘があるのなら、
一回行って見たい気もしますけどね(笑
by コステロ (2011-02-25 08:28) 

choko

コステロさん

そうそう、設定がそんななので、読んでる最中、
「何故私はこれを読んでいるんだろう?」
と自問自答を繰り返しちゃいました(笑)。

それにしても、行ってみたいとは、問題発言ですね!(笑)
超美人な幽霊だったら歓迎って事でしょうか??(^^;)
by choko (2011-02-25 12:31) 

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