「東京右往左往」「消防車とハイパーレスキュー」モリナガヨウ著:「消防車・・」は子供向けだけど大人も楽しい♪ [本:コミックエッセイ]
東京右往左往―TOKYO GOING THIS WAY AND THAT
- 作者: モリナガ ヨウ
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2006/08
- メディア: 大型本
7.5点
温かみのある絵と、ちまちまとたっくさん書かれた説明が面白いモリナガヨウの本2冊。
以前読んだ「ワールドタンクミュージアム」(リンク先感想)は、とても面白かった♪
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「東京右往左往」は、1996年~1999年までの間に雑誌「じゃらん(関東版)」に載った、
東京探検コミックエッセイ本。
小田急線のラッシュを体験してみたり、千葉と埼玉と東京の境を目指して歩いてみたり、
小さい観覧車に乗ってみたり、京急沿い立会川から品川方面の商店街を歩いてみたり、
まだ開発途中だったお台場に行ってみたり(今の様子と比べるとその変貌に驚く!)、
基本歩きでうろうろ、たまに何かにチャレンジという内容。
高尾の先にあるらしい「森林科学園」や調布の「神代植物園」には行きたいと思ったけど、
観光地と呼べる場所はほとんど無し(^^;)。
書かれたのが10年以上前なので、今知ってる場所が載っているなら、
当時の様子を比べてみると楽しいかも。
例えば、当時の八王子駅前は放置自転車の大メッカだったらしく、壮絶な状態が描かれてます。
悲しいのは、町田。
町田在住の知人に町田の特徴を聞くと「東急ハンズ!」と答えたという。
それ以外にも何かあるだろうと、町田街道をドライブする著者。
金太郎飴のような風景に呆然とするわけなんだけど・・・・今もあんまり変わってない(T_T)。
まーったり、東京のマイナーな場所を楽しめる、そんな本です。
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「消防車とハイパーレスキュー(乗り物ひみつルポ)」は、お子さんが対象の本だと思われるけど、
大人でも充分楽しめる一冊。
消防車の種類、運転席の様子、装備、内部だけでなく、訓練の様子や、
東京消防庁の訓練施設や整備工場の紹介なども載ってます。
「ポンプ車ができるまで」なんてのも。
どれも、全部イラストで説明してあるのでわかりやすいし、ちまちまと書いてある文字を読むと、
かなり詳しいことまで書いてあって、勉強にもなります。
一日中、消防車や救急車を整備していられる整備工場は、車好きの整備工憧れの職場、なんて話も。
消防車や消防施設などのトリビア満載、それもそれらにあまり興味が無い人でも楽しめる内容で、
面白かったです(^^)。
モリナガ・ヨウはいいですね~
正月に秋葉原の書泉ブックタワーでたくさん置いてあって、「土木現場に行ってみた!」をつい買ってしまいました。
乗り物ひみつルポシリーズの「新幹線と車両基地」も捨てがたかったんですが・・・(ムスコが鉄だし)
by ちょび (2011-05-13 10:32)
ちょびさん
感想書いたニ冊は図書館ですが、
「土木現場に行ってみた!」は私も買っちゃいました~(^^)!
モリナガヨウはどの本もいい味が出ていていいですよね♪
「新幹線・・・」図書館で借りてみるというのもいいかもです。
息子さん喜びそう♪
by choko (2011-05-13 12:35)