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「諸怪志異 伝奇編」「阿鬼編」諸星大二郎著:中国伝奇物・妖怪・幽霊・仙人・・盛りだくさん♪ [本:コミック]


諸怪志異 第一集 伝奇編 (コミック叢書SIGNAL)

諸怪志異 第一集 伝奇編 (コミック叢書SIGNAL)

  • 作者: 諸星大二郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/01/30
  • メディア: 単行本

諸怪志異 第二集 阿鬼編 (光文社コミック叢書SIGNAL) (光文社コミック叢書―SIGNAL)

諸怪志異 第二集 阿鬼編 (光文社コミック叢書SIGNAL) (光文社コミック叢書―SIGNAL)

  • 作者: 諸星大二郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/03/30
  • メディア: コミック
8点

諸星大二郎の、中国伝奇物、術を使い妖怪などを退治する道士・五行先生と、
幽霊など通常見えないものが見える見鬼・阿鬼をメインキャラとした、読み切り短篇集。

以前、出されたものを、再編集し「伝奇編」「阿鬼編」として出している。
この後、阿鬼が成人してからの話をまとめた「燕見鬼編」が出る予定だそうだ。

妖怪、幽霊、祟り、呪い、神、仙人・・・・とにかくいろいろ出てきて、
それが諸星大二郎の描く中国の世界とよくマッチしていて面白い。
すごく血生臭い話があったかと思えば、おどろおどろしいのにどこかコミカルな話があったり、
そんなバラエティに飛んでる内容なのに、違和感無く、ひとつの連作としてまとまってしまうのも、
諸星大二郎ならではか?

諸星大二郎の読み切り連作ものはかなり好きなので、楽しんで読めた♪
3冊目「燕見鬼編」が楽しみO(*^▽^*)o~♪
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コメント 4

コステロ

“以前出されたもの”を持ってます。
五行先生、シブくてカコイイっす。
「最強の蠱毒を作る」のハナシが特に好きですね。

あと、女怪が籠った石を腹に乗せて云々のハナシがありますが、
あのハナシの主人公は、最後まで耐えて、結果喰われちゃいますケド、
「途中で投げ出しちゃったヤツ」はなんだかんだで、
わりとおいしい目を見たと言えるのではないか、と(笑


by コステロ (2011-05-17 08:01) 

choko

コステロさん

おっ、持ってると予想してたのですが、やっぱり持ってましたね(笑)。
五行先生、いつもは渋いのに、話によっては、変に熱くなったりしてて、
その辺のおちゃめさもいいです(^^)。

私は、この話、ブツブツと単独でいろんな短編集に収録してあるのを読んだだけだったので、
まとめて読めて嬉しかったです(^^)。
「石」の話は、まだ読んでないかも。
3冊目に収録されてるかな??
by choko (2011-05-18 00:16) 

ちょび

私も諸星大二郎の連作短編ものが好きです。

GWに実家にいったとき、地震で倒れた本棚を整理していたのですが、それが「西遊妖猿伝」を置いていたところで、箱につめている間(余震が不安だったので本棚は寝かせたままに)
「ああ、”栞と紙魚子”読みたい」って思っていたものです。


by ちょび (2011-05-18 10:40) 

choko

ちょびさん

ちょびさんも、諸星大二郎の連作短編好きですか♪

連作短編の中でも「栞と紙魚子」はいいですよね~!
私もたまに読み返してます♪

by choko (2011-05-18 18:03) 

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