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「鬼灯の冷徹 1・2巻」江口 夏実著:閻魔大王の補佐官鬼灯を中心に描かれる地獄の様子 [本:コミック]

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)

鬼灯の冷徹(1) (モーニング KC)

  • 作者: 江口 夏実
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/05/23
  • メディア: コミック

鬼灯の冷徹(2) (モーニングKC)

鬼灯の冷徹(2) (モーニングKC)

  • 作者: 江口 夏実
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/08/23
  • メディア: コミック


昨年、モーニングで閻魔大王補佐官鬼灯を主人公にした「地獄の沙汰とあれやこれ」にて、
デビューした江口夏実。
その後タイトルを「鬼灯の冷徹」に変更し、現在も連載中。

物語の舞台が地獄なので、血の池地獄とか、亡者とか、鬼とか、拷問とか、いろいろ出てくるけど、
グロさ、おどろおどろしさ感は殆ど無く、ほのぼの感強し。
トホホな中年管理職のような閻魔大王をはじめ、登場人物もどこかほのぼの。
その中で、主人公の冷徹でドSの鬼灯だけが「地獄の住人!!」という感じが。

上司である閻魔大王には厳しいツッコミをし(間違って「熱湯の大釜」に落ち助けを求める閻魔大王に
対する、その冷徹さは笑えた)、そのドSぶりを遺憾なく発揮している鬼灯ですら、
自らが品種改良したキンギョソウをかわいがっていたり(超不気味だけど)、
現世でコアラを抱っこしたいと思っていたり、どことなく人間味溢れているのがいい♪

地獄が生活の場である鬼達や魔物達の、日常生活を楽しむことができる一冊。
地獄についてのうんちくもいろいろ語られてて、それもまた楽し(^^)。
登場しているキャラクターが、みないい味出してます♪
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rudies

講談社サイトで立ち読みしてみました。

なかなか面白そうなコミックですねえ。
いよいよもって
モーニングを毎週買った方が楽しめるのかなあ。f(^ー^;
by rudies (2011-08-29 14:23) 

choko

rudiesさん

モーニングって、ちょっと毛色の変わった連載があって面白いですよね(^^)。

この本の一巻で作者が「今まで小さい賞はとれても、
特定の編集さんに”私は好きなんですけど・・・”と言われ、
それで終わってた」という事を書いてます。

そういう一部の人にはとても好まれる、そんな作家さんがデビューしてるのが、
モーニングな気がします。
週間のマンガ雑誌何冊か買ってますが、個人的にはモーニングが、
一番読んでる作品が多いです♪
rudiesさんもどうですか??(笑)
by choko (2011-08-29 21:08) 

森田紗希

閻魔大王のバカ
by 森田紗希 (2012-01-29 18:11) 

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