SSブログ

「荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論」漫画家荒木飛呂彦が語るホラー映画。映画論というより感想だけど。 [映画:ホラー・サスペンス]

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

  • 作者: 荒木 飛呂彦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2011/06/17
  • メディア: 新書
7点

「ジョジョの奇妙な冒険」の作者荒木飛呂彦氏によるホラー映画論本。
と言っても、映画論までは昇華されておらず「感想本」どまりの感は否めませんが(^^;)。

「ゾンビ映画」「田舎に行ったら襲われた」「ビザール殺人鬼映画」「スティーブン・キング・オブ・ホラー」
「SFホラー」「アニマルホラー」「構築系ホラー」「不条理ホラー」「悪魔・怨霊ホラー」
「ホラー・オン・ボーダー」の10章に分かれ、そのジャンルごとのホラー映画の紹介と
感想が述べられています。

ゾンビの章で紹介されているのは、「ゾンビ」「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「サンゲリア」
「死霊のはらわた」「バタリアン」「ブレインデッド」「28日後・・・」「ショーン・オブ・ザ・デッド」「Rec」など。
このラインナップでも分かる通り、基本的にメジャーな映画がメイン。
他の章でも、同じ傾向です。

ほとんど見た映画ばかりだったので、「あーー懐かしいなー」と、見た当時を思い出しつつ読みました。
ルトガー・ハウアーの「ヒッチャー」が紹介されてたのは嬉しい♪
ヒッチャーのルトガー・ハウアーは、「ブレードランナー」のレプリカント役より好き♪
SFホラーでポール・バーホーベンの「トータル・リコール」などを取り上げるなら、
「スターシップ・トゥルーパーズ」も取り上げて欲しかったけど。
また「ジョジョの奇妙な冒険」へのホラー映画の影響についての言及も少し。

ただ、紹介されてる映画は上記したように「ホラー映画」としてはメジャーな映画ばかりなので、
ホラー映画ファンの場合、私のように懐かしむ、「荒木飛呂彦の感想が読みたい」・・って
感じじゃないと物足りないかも。
「これからいろいろなホラー映画を見たい!!」って人なら、メジャーなラインは抑えてあるので、
入門書としていい気がします(^-^)ノ。

※紹介されてた中で見てない気になった映画の覚書
キャビン・フィーバー 」人食いバクテリアホラー。
気になってたけど、見ないままだったので、その内見よう。
変態村」狂ってるとんでも映画。気になる。
ファントム」モダンホラーの巨匠クーンツ原作。
原作は割りと好きだったのに、映画化されてるのを知らなかったよ。
ファニーゲーム」理不尽な暴力と死・不快な映画の極めつけ。
ザ・チャイルド」子供だけの島。
ケース39 」周囲で不幸が起きる少女「エスター」とかなり似た映画らしい。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。