「図説雑学 よくわかる量子力学」夏梅誠・二間瀬敏史著:量子力学は理解出来ないものらしい・・・ [本ノンフィクションいろいろ]
7点
二間瀬敏史氏の「宇宙の始まりと終わり」(リンク先感想)はとても面白かったけど、
量子力学が絡んでくると、かなりわやや。
何年も前から量子力学が全然わからないので、
量子力学を少しでもわかることを、今年の抱負にもしてみた(^^;)。
で、同じ著者の「よくわかる量子力学」を読んでみた。
しかーし、この本の第三章に恐るべき事実が!!
「量子力学は理解できるものではない」
だそうだΣ( ̄ロ ̄lll)。
普通の人だけじゃなく、専門家ですら、理解できないんだそうだ。
でも、ある事象を説明するのに、こういう性質・ルールがあるだろう・・・という推測はできる。
量子力学ってそういうものらしい・・・・_| ̄|○。
その雲をつかむような事象を研究している人達、それもまた理解不能だ・・・。
で、この本、7章にわかれ、最初の1・2章は、日常的なことを引き合いに、
量子力学の基礎の基礎の基礎、ぐらいの説明がされている。
実は、思ったよりも身近な量子力学。
太陽電池、ビデオカメラなど光に反応する装置や、
CDプレーヤー、バーコードリーダーなどのレーザー機器、半導体機器などは、
量子力学を使っているという。
第一章は、光の性質を例えに量子力学とはどんなものなのかが語られている。
遠くの星が見えるのも、日焼けするのも、量子力学なら説明できるという。
量子というのは、粒子でもあり波動でもある・・・というのが、この章で説明されていること。
この章で、光=電磁波(というより、電磁波の一種)なのを知りました(^^;)。
旦那が少し前、量子力学について質問した時、チョロっとそんな事を言ってた記憶があるんだけど、
光と電磁波は別物だと頭から思い込んでたので、「何か変なことを言ってる」とスルーしてました(爆)。
思い込みって怖い。
第二章は量子と原子の世界について。
原子の中の電子は、何故原子核に落ちないのかとか、原子核の周りのどこを回っているのかなどが、
量子力学を使って説明されてます。
またスペクトル分析した時でる謎の暗線「フラウンホーファー」線や、それができる理由などの説明も。
第三章からが本格的な量子力学。
第三章「量子力学のルール重ね合わせ」では、量子の持つ「波」と「粒子」の性質とか、
重ね合わせなどに関連して、シュレディンガーの猫なんかの話が書いてある。
すでにわややになりかけ。
第四章では演算速度が恐ろしいほど速い「量子コンピューター」についてや、量子コンピューターが
もし開発されれば、現在使われている素数を使った暗号すら役に立たなくなるというような話。
第五章では「不確定性関係と量子暗号」で、量子は全ての性質を完全に決めることができない性質を
使った量子暗号の話。
第六章は「量子からみあいと量子テレポーテーション」で、量子のからみ合いを利用して、
量子をテレポーテーションさせるという話。
・・・・・・・・・・・四章~六章、部分的にしかわかってません(-_-;)。
特に六章はダメダメ。
第七章は、量子力学を使ったブラックホールの説明。
ホーキング放射の話などが載ってます。
ブラックホールという馴染みのある題材だったので、まだ前の三つの章よりはわかったけど、
前の章の説明が前提なので、やっぱりわかんない部分はわかんない(^_^;)。
ぼんやりと、量子力学ってこんなものなんだーってのはわかったけど、やっぱりぼんやり曖昧。
本の途中で、「この説明でわかった気になった人、それは間違いです」って指摘があるんだけど、
最後まで読んでも、きっと私はその状態(^_^;)。
まぁ半歩くらいは前進したんじゃないかと・・・・。
でも、イラストも豊富、例えも多く、わかりやすく解説してあるのは確かなので、
入門編としてとっかかりにはいい本な気がします♪
二間瀬敏史氏の「宇宙の始まりと終わり」(リンク先感想)はとても面白かったけど、
量子力学が絡んでくると、かなりわやや。
何年も前から量子力学が全然わからないので、
量子力学を少しでもわかることを、今年の抱負にもしてみた(^^;)。
で、同じ著者の「よくわかる量子力学」を読んでみた。
しかーし、この本の第三章に恐るべき事実が!!
「量子力学は理解できるものではない」
だそうだΣ( ̄ロ ̄lll)。
普通の人だけじゃなく、専門家ですら、理解できないんだそうだ。
でも、ある事象を説明するのに、こういう性質・ルールがあるだろう・・・という推測はできる。
量子力学ってそういうものらしい・・・・_| ̄|○。
その雲をつかむような事象を研究している人達、それもまた理解不能だ・・・。
で、この本、7章にわかれ、最初の1・2章は、日常的なことを引き合いに、
量子力学の基礎の基礎の基礎、ぐらいの説明がされている。
実は、思ったよりも身近な量子力学。
太陽電池、ビデオカメラなど光に反応する装置や、
CDプレーヤー、バーコードリーダーなどのレーザー機器、半導体機器などは、
量子力学を使っているという。
第一章は、光の性質を例えに量子力学とはどんなものなのかが語られている。
遠くの星が見えるのも、日焼けするのも、量子力学なら説明できるという。
量子というのは、粒子でもあり波動でもある・・・というのが、この章で説明されていること。
この章で、光=電磁波(というより、電磁波の一種)なのを知りました(^^;)。
旦那が少し前、量子力学について質問した時、チョロっとそんな事を言ってた記憶があるんだけど、
光と電磁波は別物だと頭から思い込んでたので、「何か変なことを言ってる」とスルーしてました(爆)。
思い込みって怖い。
第二章は量子と原子の世界について。
原子の中の電子は、何故原子核に落ちないのかとか、原子核の周りのどこを回っているのかなどが、
量子力学を使って説明されてます。
またスペクトル分析した時でる謎の暗線「フラウンホーファー」線や、それができる理由などの説明も。
第三章からが本格的な量子力学。
第三章「量子力学のルール重ね合わせ」では、量子の持つ「波」と「粒子」の性質とか、
重ね合わせなどに関連して、シュレディンガーの猫なんかの話が書いてある。
すでにわややになりかけ。
第四章では演算速度が恐ろしいほど速い「量子コンピューター」についてや、量子コンピューターが
もし開発されれば、現在使われている素数を使った暗号すら役に立たなくなるというような話。
第五章では「不確定性関係と量子暗号」で、量子は全ての性質を完全に決めることができない性質を
使った量子暗号の話。
第六章は「量子からみあいと量子テレポーテーション」で、量子のからみ合いを利用して、
量子をテレポーテーションさせるという話。
・・・・・・・・・・・四章~六章、部分的にしかわかってません(-_-;)。
特に六章はダメダメ。
第七章は、量子力学を使ったブラックホールの説明。
ホーキング放射の話などが載ってます。
ブラックホールという馴染みのある題材だったので、まだ前の三つの章よりはわかったけど、
前の章の説明が前提なので、やっぱりわかんない部分はわかんない(^_^;)。
ぼんやりと、量子力学ってこんなものなんだーってのはわかったけど、やっぱりぼんやり曖昧。
本の途中で、「この説明でわかった気になった人、それは間違いです」って指摘があるんだけど、
最後まで読んでも、きっと私はその状態(^_^;)。
まぁ半歩くらいは前進したんじゃないかと・・・・。
でも、イラストも豊富、例えも多く、わかりやすく解説してあるのは確かなので、
入門編としてとっかかりにはいい本な気がします♪
ここに書いてある文章だけで、
もう充分「わやや」です(笑
by コステロ (2012-02-16 08:58)
コステロさん
体調少しは回復したみたいで良かったです♪
いやー、量子力学は、ほんとに「わやや」ですよ・・・。
この感想を書いてる最中も、もう一度本開いたりしましたもん。
「理解できないもの」を研究してる人って、
どんな思考回路なのか、頭なのか中を見てみたいくらいです(^^;)。
by choko (2012-02-16 21:16)