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「ハカイジュウ 6巻」発売!楽しみにしてたけど・・・あまりにも荒唐無稽になりすぎ・・・(>_<) [本:コミック]

ハカイジュウ 6 (少年チャンピオン・コミックス)

ハカイジュウ 6 (少年チャンピオン・コミックス)

  • 作者: 本田 真吾
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2012/03/08
  • メディア: コミック


突如、立川に現れた、人を襲い喰らう醜悪なクリーチャー達。
大きい物はビルも越え破壊する巨大さ。
無数にいるクリーチャーから逃れ、立川から脱出しようとした高校生の鷹城陽達は、
立川が巨大な亀裂によって周囲と隔絶されているのを知る。
1~4巻(リンク先感想)までが、隔絶した立川を舞台にした、サバイバルもの。

5巻(リンク先感想)からは、舞台は立川周辺に移る。
立川の惨劇が意図的に隠された状況で、立川の異変を察知し、
陽を救出しようと隔離された立川に侵入しようとする主人公の幼馴染の未来達。
そして、サンプルとして持ち込まれた一匹のクリーチャーが逃げ出し、立川の外側でも、
惨劇が起こり出す・・・・。

で6巻なんですが、立川以外でも、どんどんクリーチャーが出現しだします。
それに対する自衛隊の対応策が、あまりにも荒唐無稽過ぎて・・・。
リアリティのかけらもないというか、「ハカイジュウ」というタイトルだからしょうが
ないのかもしれないけど、完全に特撮の「怪獣物」みたいな展開に。
ウルトラマンなんかで、対怪獣用に、とんでもない新兵器が突然出てきた!!
ってなのと同じ。
まぁ荒唐無稽な「怪獣物」として読めば、それなりに楽しめるけど、
最初の雰囲気が好きだった私としては、ちょっとガッカリ・・・・・。

その上、この巻のラストは・・・・・・・・・・・・・・(-_-;)一応詳細は伏せるけど、お約束的展開。
このラストは、かなりがっかり。
1~4巻までは感じられた「無慈悲な殺戮と虚無感からくるリアリティ」は、完全に無くなってます。
なんで5巻から、こんなにテイストが変わっちゃったのかな?
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コメント 4

コステロ

収拾がつかなくなって来ちゃったんじゃないですかね(笑

『寄生獣』なんかも結局、「解決した」とは言い難い終わり方でしたし、
そう言ったシチュエーションで抜本的な解決を、と思ったら、
『バイオハザード』みたいに「爆撃等で街を丸ごと吹っ飛ばす」か
あるいは『宇宙戦争』みたいに
「意外と思われる何らかの要因で自滅させる」
と言ったような方向しかないんじゃないか、と思います。

しかし、それにしたってもはや「ありきたり」なので
あとは『エヴァンゲリオン』みたいに「ブン投げる」になっちゃうかも(笑
by コステロ (2012-03-10 09:35) 

choko

コステロさん

うんうん、収拾つかなくなった可能性も大です。
すでに「爆撃等で街を丸ごと吹っ飛ばす」に近い状態はやってますし(^^;)。

主人公が何らかの要因で、巨大化したらそれはそれで受けますね~!
「ハカイジュウ」も人に寄生するようなので、寄生されて闘う!とか。
でも、寄生されて闘うというとあさりよしとおの「ただいま寄生虫」
(女子高生が寄生虫に寄生されて闘う、女子高生+グロという、
あさりよしとおらしい作品)を思い出したりしちゃうんですが(^^;)。
by choko (2012-03-10 19:54) 

コステロ

「寄生虫の力を借りて戦う」と言うコトですと、
私はやっぱり荒木飛呂彦の『バオー来訪者』ですねぇ。
あれは傑作だったと思いますよ。
by コステロ (2012-03-12 06:48) 

choko

コステロさん

おおっ「バオー来訪者」!
確かに、寄生ものの傑作ですよね~(^^)。
荒木飛呂彦は、「ゴージャスアイリーン」とか、ジョジョ以外にも
いい作品ありますよね♪

ちなみに「ただいま寄生虫」の方は、寄生もののキワモノです。
戦隊物+ロリ+寄生虫・・・という新しいジャンルに挑戦したようですが、
評判はイマイチ。
私みたいに「寄生虫が気になる♪」みたいな人じゃないと受けないようです(^^;)。
by choko (2012-03-12 23:27) 

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