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「英語にあきたら多言語を!ポリグロットの真実」トニー・ラズロ著:英語でも大変な私には遠い(^^;) [本:エッセイ]

英語にあきたら多言語を! ~ポリグロットの真実~

英語にあきたら多言語を! ~ポリグロットの真実~

  • 作者: トニー ラズロ
  • 出版社/メーカー: アルク
  • 発売日: 2011/12/08
  • メディア: 単行本
7点

小栗左多里のコミックエッセイ「ダーリンは外国人」(リンク先感想)の、
「ダーリン」がこの本の著者トニー・ラズロ氏。
小栗左多里のコミックエッセイを読むと、トニーが「言語オタク」っぽいのが伝わってくる。
英語を母国語としながらも、日本語に精通し、日本の漢字の成り立ちとか、
言葉の起源についての知識は、日本人の妻である小栗左多里がタジタジしてしまうほど。

で、この本は、そのトニーが、英語、日本語だけでなく、
フランス語、エスペラント語、スペイン語、イタリア語・・・・etc
「多言語を使えるポリグロット」を目指すために、日々行なっている事や、心構えなどが書いてある。

アフリカのコイサン諸語は、吸着音(舌打ちの時の音だけど、たくさんバリエーションがある)で
始まる言葉が多いという話は面白かった。
さすがのトニーも、練習しても発音できるようにならず、精進の日々。
アフリカには「ん」で始まる(これも吸着音なのかな?)で言葉もあった気がする。

英語ですら大変な私には遠い話だし、また英語を学ぶのに、役に立つことも少しは載っているけど、
実用性は低く、どちらかというと、「ポリグロット」を目指すトニーの考え方や、
行動の面白さを楽しむ本。

小栗左多里のコミックエッセイ(「ダーリンは外国人」以外にも、
オーストラリアで大の字」などの旅行モノ、「めづめづ和文化研究所
英語ができない私をせめないで」など多数)に、必ずトニーは登場しているので、
その読者でトニーの行動や考え方が面白いと思っている人向けな気が。

面白かったけど、読者を選ぶ本だなーという感じ。
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